サンタクロースの冬やすみ
マウリ・クンナス/作 いながき みはる/訳
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刊行日 2021/10/13 | 掲載終了日 2021/10/13
ハッシュタグ:#サンタクロースの冬やすみ #NetGalleyJP
内容紹介
『サンタクロースと小人たち』でおなじみ、マウリ・クンナスの新作絵本!
サンタクロースと小人たちは、世界中の子どもたちにクリスマスプレゼントをくばりおえ、コルバトントリという山の麓にある秘密の村にもどってきました。
12月25日から1月6日までは、冬休み!
クリスマスパーティーや年越しの行事はもちろん、いたずらの日、スキーの日、雪遊びの日などもあり、大人も子どももみんな、思う存分、楽しみます。
細かく描かれた絵をじっくり見ると、思わぬ発見があるかもしれません!
『サンタクロースと小人たち』でおなじみ、マウリ・クンナスの新作絵本です。
出版社からの備考・コメント
【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。
販促プラン
作 マウリ・クンナス
1950年フィンランドのヴァンマラ生まれ。フィンランド国立工芸大学でグラフィック・デザインを学ぶ。テレビや新聞などの仕事を経て、絵本の創作をはじめる。代表作『サンタクロースと小人たち』は1981年の刊行以来、20以上の言語に訳され、世界中の子どもたちに愛されている。絵本作品に、『サンタさんへ12のプレゼント!』『ぐっすりメーメさんの世界旅行』『わんわん丘に冬がきた!』などがある。
訳 稲垣美晴(いながきみはる)
東京生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。ヘルシンキ大学へ留学し、その3年間の体験をエッセイ『フィンランド語は猫の言葉』に著す。東海大学北欧学科で12年間教鞭をとった後、執筆・翻訳にたずさわる。出版社〈猫の言葉社〉を設立し、フィンランド文化を日本に伝えている。訳書に、マウリ・クンナス作品のほか、絵本『木の音をきく』『天使に守られて』などがある。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784033485805 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
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閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
大好きなマウリ・クンナスの新刊。しかも『サンタクロースと小人たち』の日本での刊行から、え?32年ぶり(!?)の!!
いつもながらクンナスのイラストにはユーモアとおびただしいそこかしこの物語が秘められていて、隅から隅まで舐めるように見ていくのが楽しい。
今回はタイトルにあるように、サンタクロースと小人たちの冬休みをどど〜んと大公開。
プレゼント配りという1年1度の大イベントを無事にやりおおせた後の休みは13日間。楽しいことが目白押しの日々に、読み手もうきうき。
たくさんの小人たちの個性もきちんと描きわけられて、イラストの中で人となりが伺われます。
他にもあったのかなぁ?イラストの中のしかけ?
わたしはタネリの隠れた箱探しに血道を上げました!
働き者で楽しいことが大好きなサンタクロースと小人たち。今頃はまた忙しくしているのでしょうね。
これは前作の『サンタクロースと小人たち』を読み返さなくては!
サンタクロースの休日がはじまるころには、日本では、あっという間に街は彩りを変えてしまい、クリスマスツリーの飾りをはずすときの寂しさも、しみじみとは味わえないですよね。急かされるように、つぎへ、つぎへ・・・
クリスマスには世界中を飛びまわって大忙しだけど、それまでだって、ずーと準備で働いてきたサンタクロースと小人たち。お休みのあいだ、スケジュールがちゃんと決まっているのは、クタクタな頭と心では、なんにもできずに、「おこた」で寝正月(・・・あっ「おこた」はないか)なんてことにならないための知恵なんでしょうね。
しかし、ほんとに楽しそう。これは、大人にはしみじみ分かりますよね!でも、子供の頃、いつもは仕事で家にいない、父や母が、一緒にのんびりとお餅を食べたり、テレビをみたり、トランプしたり、遊んでくれるのが、ホントに嬉しかったなあ。28日の「いたずらの日」はサンタクロースも子どもたちにしっかり混ざってゲーム。でも、いつもまけちゃう。奥さんが言うには、「サンタは、子どもたちに かたせたいのよ」お仕事じゃなくても、こどもたちのよろこぶのが一番の楽しみなんですね・・・
クリスチャンの御宅では本当にリアルタイムに読み聞かせができて素敵な絵本です。そううではないお宅では、クリスマス前の待ち遠しい時間のおたのしみにじっくり楽しめそうです。
わたしも、大晦日のイベントにご一緒したいな!オーロラの下、「世界じゅうの みなさん、あけましておめでとう!」なんだか、かなえてみたい夢のプレゼントをいただきました。ありがとうございます。
ああもうそんな季節が来たのか。夏がすぎて秋がくるともう冬だ。
Adventのカレンダーの季節がそのうちくる。一日一つ窓を開けて、そこに入っている何か小さくても楽しいものを発見する。お菓子が入っていたり、またお茶が入っているものもあったりした。
クリスマスってどんな意味があるんだろう。私は信仰を持っていないが、子供が入った保育園がたまたま園長さんがプロテスタントで、子供たちは聖誕劇をやった。たまたま入った高校がカトリックで、宗教の時間で何か教わっていると息子はいう。私はどうだったろう、私もたまたま入った保育所で生誕劇で樅木をした記憶がおぼろげにある。
堅苦しいことを言うつもりはない、絵本を読んで、伝統を知ることって、とても大事なこと。ただプレゼント楽しみにしている、ってだけではなく。
最初これはadventのストーリーかなと思ったけれど、年越しから年明け、までを細かい絵とたくさんの子どもたちや小人さんたちが書き込まれ、年末年始の過ごし方、サンタさんたちの過ごし方を描いている。