ながれぼしのランドセル

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刊行日 2021/09/10 | 掲載終了日 2021/10/31

ハッシュタグ:#ながれぼしのランドセル #NetGalleyJP


内容紹介

だいすけのお気に入りはじいちゃんに買ってもらった〈ながれぼしのランドセル〉。

でも、同じ星のマークがついたランドセルが、教室のロッカーに並んでる。

だいすけのとなりにすわっている、のぶやくんのものだ。だいすけが心の中で「のろのろのろやくん」って呼んでいる男の子……。

大切にしていたものを思いがけずに傷つけてしまったら?

ランドセルの流れ星がふたりの男の子の心をつなぐ。 


だいすけのお気に入りはじいちゃんに買ってもらった〈ながれぼしのランドセル〉。

でも、同じ星のマークがついたランドセルが、教室のロッカーに並んでる。

だいすけのとなりにすわっている、のぶやくんのものだ。だいすけが心の中で「のろのろのろやくん」って呼んでいる男の子……。

大切にしていたものを思いがけずに傷つけてしまったら?

ランドセルの流れ星がふたりの男の子の心をつなぐ。 



おすすめコメント

・小学1年生の言葉にしづらい気持ちをリズム感のよいテキストで読める!

・全見開きイラスト挿入、カラー16ページ

・人気のコマツシンヤさんの児童書挿画は必見!

・小学1年生の言葉にしづらい気持ちをリズム感のよいテキストで読める!

・全見開きイラスト挿入、カラー16ページ

・人気のコマツシンヤさんの児童書挿画は必見!


出版情報

ISBN 9784577050088
本体価格 ¥1,200 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

だいすけは、わるいことなんて一つもないのに、のぶやくんの大事なものを きずつけちゃったのです。
だって、そうしようって思ってやったのではなかったし、のぶやくんだってわるかったんだし・・・
「どうしてこうなっちゃったの?」って胸が痛くなるこの気持、経験がある人は本当にたくさんいると思います。
小さい頃のわたしもだいすけと全くおなじだったのです。途中までは。
じつは、わたしは「ごめんなさい」がいえませんでした。おとなになった今でも、あの時、「ごめんなさい」が言えなかったことを、チクチクするような後ろめたい後悔を、ずーっと引きずっています。
一方、だいすけはこころからかんがえました。自分は悪くない。相手だって悪い。変に説明したらみんなに誤解されて、なんて悪い子!ってなるかもしれない。自分になにかできないようなことを要求されるかもしれない・・・それなら、このまま黙っていればわからないはず・・・でも、自分がのぶやくんだったら・・・
だいすけのだいすけなりに一生懸命出したこたえに、思わず涙が出ました。のぶやくんのこたえも素敵です。
この本の作者である光丘真理さんもわたしとおなじ、” ちっちゃくておっきな後悔 ”の持ち主なのではないでしょうか?心のなかに今も住んでるちっちゃなわたしに言ってあげられます。小さいなりでいいから、心いっぱいにかんがえてみてごらん。悪い結果ばっかり考えないで、ちょっとだけ勇気。がんばれ、わたし!ありがとうございました。
あと、コマツシンヤさんの挿絵大好きです。青の色ほんとにやわらかいです。

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だいすけくんとのぶやくんのように、打算のない言葉と行動で友達を作っていた頃が恋しくなりました。私にも親友がいます。たった一人の貴重な“流れ星”です。物語をめくりながら彼女との出会いを回想し、その幸運に感謝した読書となりました。

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コマツシンヤさんの澄んだブルーは、だいすけとのぶやくんのピュアな心にぴったり。
自分の気持ちをなかなかストレートに言えないのぶやくんのことを、理解できないだいすけ。
勝手にいらいらして、誤解を重ねてしまう。流れ星のついたランドセルがおそろいのことまでが気に入らなくて、不満をためこむ。
そんな中で起きたのぶやくんの下敷きの紛失。偶然の重なりが、だいすけを窮地に追いこんでしまう。
嘘をつくのも正直でいるのも、板挟みだ。でも、だいすけは葛藤に打ち勝った。そして、のぶやくんは許した。このせめぎ合いは大人でも辛い。
流れ星、願いごと、大切なものへの思い、約束、キーワードをつなぐように少年たちの成長を見た物語でした。

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小学校1年生の「だいすけ」と隣の席の「のぶや」は、偶然おそろいのランドセルを使っている。ロッカーも隣で、ふたごのように並ぶ、流れ星マークのランドセル。
なのに、一か月経っても、本人同士は、仲良くなれていない。
ふとしたことで、話をするきっかけができるが、それが元で、かえって大変なことに……。

だいすけの気持ちが丁寧に描かれ、一緒にイライラしたり、困ったり、ドキドキしたり……。
後半は、思いがけず、涙がこみあげてきてしまった。

光丘さんは初読みだが、ほかの作品も読んでみたくなった。
コマツさんは、つい最近「うたうラッパ貝がら」を読んだところだが、こちらではカラーが多くて、うれしかった。

実は、小学1年生の姪へのプレゼントを探しているところ。11月に甥(弟)の誕生日で、姪にも何か絵本をと思っていたが、そろそろ読み物もいいのかもしれない。コロナ禍で1年半以上会っていない、のぶやくんタイプのもじもじさんの姪。お友だち、できたかなあ。これをプレゼント第一候補に!

#ながれぼしのランドセル #NetGalleyJP

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のぶやくんって素敵な考え方をする子だなぁと思いました。色々話さないなりに色々考える子だったのでしょうか……?
加算式ではなく減点式の考え方というのはよくある感情かなーと思います。だいすけくんの感情はこちらに近かったのかもしれません。
それを乗り越えて友だちになれたのは、「共通のものが好き」ということだったのでしょう。感性が同じ人とは仲良くしやすい。二人も流れ星という感性の共通をきっかけに、親友になっていくのだろうと期待のできるお話でした。

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小1の隣同士のだいすけとのぶや。性格が違うようで、なかなか近づけない二人。でもあるアクシデントがきっかけでとても近い存在になれた二人。打算的な考えでなく、結果を気にせずに自分の気持ちを素直に話せるって素敵だなと感じました。設定がもっと高い年齢だったならば、こうはいかなかったかな。ピュアな心を持つ二人に色々と学び、思い出させてもらいました。

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お気に入りの自分のランドセルと同じランドセルを持つ隣の席の男の子、のぶやくんが気に入らなくてつい冷たくしてしまうだいすけくん。
そののぶやくんの大事な下敷きを傷付けてしまい相手の立場になって考えることができただいすけくん。
のぶやくんはとっても優しいいい子で、同じランドセルを持ってるから仲良くなりたかったなんて。
ここまで両極端な2人が相手を思いやることで仲良くなれたなんて素敵。
大好きなコマツシンヤさんの絵で流れ星のランドセルやオーロラの下敷きを見ることができたのも嬉しいです。

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