おとなからきみへ
サトシン・作 羽尻利門・絵
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刊行日 2019/04/20 | 掲載終了日 2021/10/31
主婦の友社 | あわわ
ハッシュタグ:#おとなからきみへ #NetGalleyJP
内容紹介
【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン対象作品】
絵本作家サトシンさんがイベントの最後に歌う、あのメッセージソングが絵本になりました。
♪おとなって おもろしい♪
♪おとなだから おもろしい♪
♪おとなこそ おもろしい♪
♪そんなこと おとなになって しったんだ♪
夢にむかって一歩ふみだすことの大切さと
自分らしく生きることの楽しさを伝えるメッセージ絵本です。
同曲のシングルCD付。
【著者情報】
■サトシン
1962年生まれ。広告制作会社に勤務後、専業主夫、フリーのコピーライターを経験。現在は新潟県を拠点に作家活動を行う。新しいコミュニケーション遊び「おてて絵本」を発案、普及活動に力を入れている。代表作に『うんこ!』『わたしはあかねこ』、『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』『かけだしたイス』など。羽尻利門とのコンビで『ごめんなさい』『わくわく!れっしゃでかぞくりょこう』がある。大垣女子短期大学客員教授。
■羽尻利門
1980年生まれ。徳島県阿南市在住。児童書の挿絵を中心に活動。絵本作品も『やめろ、スカタン!』『あいつとぼく』など多数。自身が作・絵とも担当した『夏がきた』が「MOE絵本屋さん大賞2017」や「平成29年度厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 推薦作品」に選出されるなど高い評価を受けた。
おすすめコメント
57%もの中高生が「大人になりたくない」と感じているそうです。そんな子どもたちに「本当は大人って面白いんだよ」ということを伝えたい。絵本作家サトシンさんの強い思いから生まれた絵本です。サトシンさんにゆかりのある「おもしろい大人」約50人が似顔絵で登場していることも話題になりました。
子どもたちに「大人って面白いんだよ」という思いを絵本+歌で伝えます。
メッセージソングCDとセットなので小さなお子さんも歌いながら絵本を楽しむことがでるほか、意外にも「いま頑張っている大人」にも響きます。
人生の節目を迎える誰かに贈りたくなる絵本です。
販促プラン
【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン】
2021年10月31日(日)まで、絵本作家サトシンさんの作品計20冊以上が一斉掲載中!
ご投稿いただきましたレビューはすべてサトシンさんへお届けいたします。
対象作品1冊以上にレビューをご投稿頂いた方に豪華特典をプレゼント!
みなさま、ふるってご参加ください!
【レビュー投稿者 豪華特典3点】
・サトシンさん直筆サイン入りポストカード
・サトシンさんオリジナルエコバッグ
・サトシンさんZoom読み聞かせイベント 参加券(日時:2021年12月1日(水) 19:00~)
レビュー投稿締切:2021年10月31日(日)23:59
【ナイスレビュー賞】
対象作品の全レビューの中から、10名様の投稿者に、サトシンさんの直筆サイン本をプレゼント!
【プレゼントに関する注意事項】
・特典の在庫に限りがあるため、無くなり次第終了する場合がございます。その際はこちらページにて告知いたします。
・2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品1冊以上にレビューをご投稿いただいた方がプレゼント対象となります。
・複数の作品にレビューをご投稿いただいた場合でも、お一人様1セットのプレゼントとなります。
・プレゼント対象者には、11月15日(月)までに、NetGalleyからプレゼントに関するメールをお送りいたします。NetGalley登録メールアドレスを出版社に開示設定を行なっている方が対象となります。
・発送の都合上、国内在住の方が対象となりますが、Zoom読み聞かせイベントは海外からでもご参加いただけます。
【5冊以上のレビューで限定バッジを付与】
2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品5冊以上にレビューをご投稿いただいた方に、プロフィールに表示される「サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン 限定バッジ」を付与いたします。
バッジは下記からご確認いただけます。
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出版情報
ISBN | 9784073402404 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
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子どもの頃から思春期の頃まで、友だちの多くは「大人になんかなりたくない」と言った。
その度に、わたしは思った。どうして既成の大人のイメージを自分に当てはめるんだろうって。
だから、わたしはいつも「わたしがなりたい大人になる!」と、思ってた。
さて、どうだろう?大人になって久しいけれど、わたしはわたしのなりたい大人になれたかな?
少なくとも、こうして毎日好きな本を読んで、もっともっと読みたくてうずうずしながら毎日を楽しんでいる。
そして、これから大人になる子どもたちのためにも、大人たちが人生を楽しんで生きてみせられる、そんな世の中にしなくちゃね!って思う。
何度聴いても心に響きます。絵本として「絵」と「文章」を楽しみ、「歌」を一緒に口ずさむ。発売前より、著書の情報をサトシンさんから伺っていました。著書もCDも予想以上の感動ものでした!明るい未来に寄り添ってくれる絵本だと思います。今だからこそ、大切な1冊だと思います。
中学校の図書室にも絵本はあります。
絵本の購入にあたっては、どうしても学習に役立つハウツー物や、名作ものが多くなります。
今回のサトシンシリーズ、何冊か読ませていただきました。
そのなかで、こちらの絵本が一番中学生向けと思われます。特に、好きな人と結婚する、というところ、中学生にも大ウケしそうです。職業体験のコーナーに置いてみてもいいかも?と思いました。
絵も細かいのに色使いが大胆で楽しいです。
「おとなっておもしろい おとなだからおもしろい おとなこそおもしろい そんなことおとなになってしったんだ」「おとななんかぜんぜんつまらないよ おとななんかぜったいなりたくないよ」
このフレーズを読んでまだまだ自分は子どもで大人になりきれてない
でも、社会ではいつまでもこどもではいられないからこの立ち位置が辛くて苦しいんだなって大人を楽しめるようになりたいと思いました。
どの世代にも読んでほしい!
はじめは歌として聞いたこの作品。大人の自分って、子どもと違ってやろうと思えば何でもできる、だから前を向かなきゃ!と教えてくれました。そして背中を押してくれました。絵本になってくれて嬉しかったです。絵本の中には日本中の大人を楽しむ大人たちがたくさん出てきます!いつかこの人たちのサインをもらいにまわりたい!
おとなになんかなりたくない。だって、楽しそうには全然見えないから、だって、かっこいい大人なんて見当たらないから・・・
なるほど、これは、自分も含め、大人の責任重大ですね。
サトシンさんがおとなは「じぶんでじぶんのすきなこと とことんまで やれるのさ じゆうに なんだって」っていうとおり、この絵本には笑ったり、好奇心いっぱいの目をしたり、なんとも愉快な大人たちにあふれています!
言い方を変えれば、「こどものような目」をした、キラキラ大人たちのオンパレード!
羽尻利門さんの絵は、どこかほんとに近所で見たことあるようなリアリティあふれるキャラクターたちばかり。サトシンさんのことばの説得力をグンッと後押ししていますね。
とはいえ、大人たちが、時につまらなそうな顔をするのだって、それなりに「すきなことをとことんやるのは」実は、大変なわけで、愚痴もでるし、人の批判もでるし、足を引っ張るようなカッコの悪いこともしたりする・・・
でもそれは、一生懸命夢を追っかけたからこそ受けた心の衝撃で、うまく行かない時期は大変ですよね。それを、こどもに見せるのは潔くないと、あまり説明しなかったけど。大人だって転んで、傷をペロッと舐めてまた走るんだ!って堂々語る大人になりたいですね!大変だから面白いんだ、あきらめ悪い大人なんだとカンラカラカラ笑いましょう!
子供部屋に閉じ込めて、出たときは大人。こわすぎます。どんどん、連れ出して、できること手伝ってもらいませんか。夢を追いかけているわたしを今少し手伝ってくれ。君は君だけど、わたしの仕事を知るのもいい経験だよと。おとなのわたしもリフレッシュできました!ありがとうございました。
私たち大人は、日々の生活の中で、ストレスを抱えたままに家路に着くこともままあります。
子ども達の待つ我が家は、そんな疲れを癒すための場所であるはずなのに、
まま、外での出来事を愚痴ってしまったり、子ども達に社会に対する不満を吐露してしまうことがあります。
そんな環境の中で、子ども達が「早く、大人になりたい!」と感じる機会も少なくなっているのではないでしょうか。
本作では、たくさんの大人達が子ども達に向かって、大人になるって楽しいことなんだよ、と呼びかけています。
大人達は、自分の人生を自分で選んで歩んでいる、だからこそ大変かもしれないが、
それよりも楽しみの方がたくさんあるんだ、と子供達に呼びかけるふりをしながら、
大人達へのエールにもなっているように感じます。
子ども達を未来に向けて育てていく、大人の皆さん、
もっと楽しんで良いし、そんな姿を子ども達に見せ付けてあげようじゃありませんか!
おとなからきみへ…そう、大人から子どもへ、と捉えがちなタイトルですが、いやいや、この作品、きみへ、の部分はいろんな人が当てはまると私は思います。
自分が思う大人ってどんな感じ?と自問自答してみれば、まだ大人になりきれてない自分に気がついたり。
だからこそ、まだまだ、夢みてもいいんじゃない?と年齢的には大人であるはずの私たち世代でさえ背中を押してくれる一冊なのです。
と、同時に、やはり子どもたちには読んでほしい!!
大人になるって実際、どんなことなんだろう?とふわふわしたイメージしかない大人について、サトシンさんが一つ一つ丁寧に示してくれます。
大人ってこんな人なんだ、という人物像や理想像ではなく、リアルな大人の現実がそこにあります。
堅苦しいことや難しいことではなく、大人の日々の一コマを見せることで、プレッシャーに押しつぶされそうになっている中高生にとって大人へのハードルがさがるような気がします。
そして、楽しいこと、面白いこと、好きなこと、そんなことに囲まれた自分の未来を少しでも思い描ける助けになると思うのです。
その時その時によっていろいろな感じ方ができる作品だと思います。人生の節目節目でふれたい大切な一冊です。
うーんなるほどな、これは大人になって初めてわかること、大人になって知ったんだ、という言葉がぴったりだなと思う。大人になった私は今読んでうんうんと思うよ、そしてこれを伝えたいな、と思う。大人になるって大変なことも多いけど、そんなに悪いもんでもないよ。という思い。その裏にはきっと、大変なこともあるけどね、望んだものがみんな得られるわけじゃないし、今こんなものになりたいって書く君たちに、夢見た職業につける人なんてほんの少ししかいないけどね、とかニュースみてると暗い気持ちになるかもしれないけれど、みたいな数限りないいいわけ、留保時効、そんなものを皆かっこにいれたままで。
そして、自分一人であるいて行けるようになってね、すくすく育って、そしたら、保護者なんていらなくなる、君たちは自由だよ、自由に生きて幸せになるために生まれてきたんだよ。という思いも加わる。
子供たちへのエール。切ないのは、これは「大人になって初めて気づいた」というメッセージもどこかに含まれている、それは、「今の君たちにはピンと来ないかもしれないけれど」という歯痒さもあるのでは、と言ったら穿ち過ぎだろうか。
子供の頃は大人は好きなことができて羨ましいと思ったけれど、
なぜ大人にならないと好きなことができないのか?そのことは大人になってからわかることを
伝える絵本。私自身も子供たちに趣味を持つことと、そのために仕事でお金を稼いでいることを
趣味を楽しむ姿で伝えていますが、この作品はそれ以上に大人になるって楽しい〜!!という
メッセージが伝わります。小さい子供だけだけではなく、思春期の子どもたちにもぜひすすめたいです。
大人はつまらなそう、大変そうと思っている子どもたちの空想の中から元気な大人が飛び出して、「大人って面白いよ!」というメッセージを伝える応援歌です。歌の絵本なので、絵がミュージカル調で明るく賑やかです。大勢の大人たちの絵の中に、やっぱりサトシンさんの姿があり、今回のサトシンさんのキャンペーンではウォーリー日本版?というくらい隅から隅まで見る癖がついてしまいました。
大人は責任を伴うけれど、「自分で自分の人生を切り拓いて進めるのさ」という一文はたしかにそうだな、と共感しました。今の自分は、子どもの頃に思い描いていた大人とは少し違うものの、自分が選んだ道をそれなりに楽しく進んでいるので、子どもたちにもぜひいろいろなことに挑戦しながら大きくなってほしいと思います。
絵本を読み、歌を聞いてみました。
歌詞がすんなり入ってきて子供の頃、大人になりたくなかった気持ちを思い出しました。
親の心子知らずなんて言うけれど、親になったことがなければ、子供が親の気持ちがわかるはずもありませんよね。
それと同じく、大人になったことがないのだから、子供が大人の気持ちなんて分からなくて当然。
でも大人になるのは、子供の頃思っていたより悪いことではありませんでした。子供の頃の自分に本を届けたいし、聞かせたい曲です。
そして大人になった今、「おとなっておもしろい」と改めて思いながらこの曲を何度も聞いてみたいと思います。
おとなって今の自分の延長線なんだ!と改めて実感させられる一冊でした。
成人式は中止になったのに成人してあっという間に就職活動を控えるという暗い気持ちの私でしたが、大人になることへのウキウキ感が芽生えました。
こどもでもないしおとなでもないと感じている成人したばかりの世代の方におすすめです!
とてもメッセージのある曲で、歌からできた絵本で、先に何度もこの歌を聞かせて頂いてました。いよいよ絵本化してイラスト担当の羽尻さんの実在する面白い大人代表の方たちをイラストにして登場その過程も聞いていたので出版されたときからとても楽しみにしてました。大人代表でお友だちものっていて、みつけるのも楽しみでした。CDもついており、プレゼントするにもオススメしたいです!
サトシンさんの絵本は初めて読ませていただきましたが、絵がきれいだし、サトシンさんが読者に伝えたいことがよく伝わってきます。大人と呼ばれるようになった今の私でも、この本を読んで、これからの生活を頑張っていこうと思いました。
『おとなって おもしろい』
『おとなだから おもしろい』
『おとなこそ おもしろい』
子どもたちに子どもの時に気づいて欲しいというサトシンさんの思いを、たくさんの子どもたちに読み聞かせて伝えたい一冊です。
『おとなって さいこう!』
私が子どもの頃、「大人になんてなりたくない、ずっと子どものままでいたい」と思っていました。私と同じ気持ちの子どもがいたら、ぜひ読んであげたい絵本です。もちろん、そうでない子どもにとっても、「ますます大人になるのが楽しみになる」内容です。逆に大人になった私たちは、「こんな大人になりたい」と思ってもらえるような、子どもに夢を与えてあげられるような大人にならなきゃ、と思わされました。そのためには自分がいつもワクワクしていることが大切です。大人がワクワクしているところを子どもに見せることが一番に決まっています。大人になって良かったことをリストアップしてみるのもいいな、と思いました。
毎年、将来なりたい職業のランキングが発表されますが、本当に子どもが見つけた職業なのかな?と少しだけ心配しています。高収入で安定した仕事を小さい頃から目指すのは悪いことではないのですが、身近で私達のくらしを支えている素敵な大人がいっぱいいることに、小さいことは目を向けさせたいです。この本は様々な職業の方が出てきますが、一人ひとりがその職業で世の中を支えるのはもちろんですが、一人の人間として世の中を明るくすることに尽力している実在の人たちをモデルにしたとわかると、絵を見つめる目も変わってきます。歌もすばらいいですね。
おとなになると、自分次第でどんなことにも挑戦できて、未来は明るいんだと思わせてくれる絵本です。特に自分の子供達、小学校高学年から中学生、今、迷って悩んでいる子達にも是非読んで欲しいおすすめの一冊です。
子どもの頃、「大人になんかなりたくない」と思ったことは、誰にでもあると思う。
大人になった今、「子どもはいいなあ」と思うことも。
でも、大人になったからこそ、大人の良さも知っている。
人生の先輩の大人として迷う子どもたちに、手渡してあげたい一冊。きっと、大人になることが楽しみになるはず。
「だいすき」なだけでなく、「じぶんに むいて」いることが大切という言葉がリアルでいいな。
羽尻さんの描きこまれた絵が素敵! ワクワクする。サトシンさんがいたるところにいて、笑える♪
#おとなからきみへ#NetGalleyJP
大人の読み聞かせのイベントで初めてサトシンさんと会い。その時に聞いた発売前のCDにすっかり心奪われ。絵本の発売を首が月まで届く程待ち侘びました。近隣での発売イベントにはもれなく参上。その年の卒園記念品はこれしかない❗️
って事でギリギリ発売が間に合い。しかもサインもして頂き3月子どもたちを送り出しました。
うちの保育所での合言葉 大人が楽しんでる?
夢も希望もない 感情を出さない子どもたちが多いのが気になり。どうしてなんだろう?って時に出会ったこの絵本。そうだよねぇ。子どもってモデルから学ぶんだよねぇ。
大人がもっと楽しく弾けようよ。って気付かされました。
今は、コロナの影響でそうも言ってられませんが、周りに振り回されず自分の気持ちに正直に一度しかない人生楽しんでいきましょう😊
大人になることって、素晴らしいことなんだよって、示せるように背筋がピンとする絵本です。
子どもにも、大人になる事を楽しみにして欲しい。
CDを車で聞いています。
耳に染みつき、口ずさんでいます〜!!
こどもに蔓延している嬉しくない未来予想、それが「おとなになりたくない」ということ。どうして?それはおとながおとなを楽しくなくこどもに見せてしまっているから。それじゃだめでしょう!とおとなが立ち上がった!歌にもなった!
「感動の」名曲CD付き、サトシンさんの絵本読みまショーなどで必ず読み歌い聴かせてくれます。
間奏のところに入れられるサトシンさんの語りがとても好きです。真似できるものではないけど、なにかその間奏の間に自分で語れるようになったらいいなと思っています。あ、歌いながらやるのはまだまだ先かな?
私は児童書(YA)もよく読みます。そのなかでいつも思うのは「おとなはいつからおとな?」「おとなだってむかしはこどもだったでしょう?」。いつしかおとなはこどもの自分を無理矢理切り捨てていないだろうか。切り捨てざるをえない状況になってしまっていたかもしれない。だけれど、無理矢理な区別しなくていいのではないかしら。こどもっぽくなれ、ということではなく、こどもの気持ちを思いやれるおとなになればいい。
「卒園」「卒業」に寄せて贈られることがとても多い本ですが、そういう時期でなくても、読み届けたい。卒業してしまってからでも、いつでも。おとなにこそ。
実在人物たくさんたくさんの描き分け、羽尻さん、素敵です。
(実物に関して:ちょっと残念なのは、素敵な絵がノドのところで見にくくなっているところ。きれいな装丁にしてみたいです。)