ぼくが いちばん! すごいでしょ
サトシン作 山村浩二絵
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刊行日 2018/08/03 | 掲載終了日 2021/10/31
ハッシュタグ:#ぼくがいちばんすごいでしょ #NetGalleyJP
内容紹介
【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン対象作品】
「ぼくが いちばん! すごいでしょ」
「わたしが いちばん! すごいでしょ」
からだの大きさを自慢するゾウ。
走る速さを自慢するチーター。
トンネルをほる速さを自慢するモグラ。
かくれんぼが得意なことを自慢するカメレオン。
おしりからものすごく臭いにおいがでることを自慢するスカンク。
動きの遅さを自慢するナマケモノ……。
――「それじゃあ、なかでも いちばん すごいのは だれ……?」
それぞれの動物が、自分がすごいと思っていることを得意気にやってみせます。
一般的に「すごい」と思うことだけでなく、他から見れば短所と思いがちな部分も、自分の持ち味にして自信を持っている姿って、素敵なこと。
リズミカルでテンポの良い文章と、丁寧に味わい深く描かれた動物たちの様子が生き生きとして、前向きな気持ちになれる絵本です。
『ながいでしょ りっぱでしょ』(国際推薦図書目録「ホワイト・レイブンス」2016選出作品)に続く第2弾!
おすすめコメント
からだが大きいゾウ、走るのが速いチーター、かくれんぼが得意なカメレオン……。
みんなすごいね、動物たちのいいところ自慢!
からだが大きいゾウ、走るのが速いチーター、かくれんぼが得意なカメレオン……。
みんなすごいね、動物たちのいいところ自慢!
販促プラン
【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン】
2021年10月31日(日)まで、絵本作家サトシンさんの作品計20冊以上が一斉掲載中!
ご投稿いただきましたレビューはすべてサトシンさんへお届けいたします。
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・サトシンさん直筆サイン入りポストカード
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・サトシンさんZoom読み聞かせイベント 参加券(日時:2021年12月1日(水) 19:00~)
レビュー投稿締切:2021年10月31日(日)23:59
【ナイスレビュー賞】
対象作品の全レビューの中から、10名様の投稿者に、サトシンさんの直筆サイン本をプレゼント!
【プレゼントに関する注意事項】
・特典の在庫に限りがあるため、無くなり次第終了する場合がございます。その際はこちらページにて告知いたします。
・2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品1冊以上にレビューをご投稿いただいた方がプレゼント対象となります。
・複数の作品にレビューをご投稿いただいた場合でも、お一人様1セットのプレゼントとなります。
・プレゼント対象者には、11月15日(月)までに、NetGalleyからプレゼントに関するメールをお送りいたします。NetGalley登録メールアドレスを出版社に開示設定を行なっている方が対象となります。
・発送の都合上、国内在住の方が対象となりますが、Zoom読み聞かせイベントは海外からでもご参加いただけます。
【5冊以上のレビューで限定バッジを付与】
2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品5冊以上にレビューをご投稿いただいた方に、プロフィールに表示される「サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン 限定バッジ」を付与いたします。
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NetGalley会員レビュー
動物たちの一番比べ。登場する動物たちの名前が全部わかるかな?
どこがすごいか、どんなにすごいか、自信満々胸を張る。
自分の得意を自分で言う、その堂々とした姿は立派です!
最初のページから見えていたある動物くんも、ちゃんと自分のすごいところを表明する。
そう、それぞれの一番がかっこいいのです!
いろいろなどうぶつの「ぼくがすごいでしょ!」
だれがいちばんというのではなく、
サトシンさんの「いろんないちばんそれぞれさいこう!」という言葉が素敵な絵本。
山村さんの迫力のある見開きの絵がとても魅力的です。
「いちばんすごいのだれ?」で、みんなが「はーい!」って手を挙げている、どうぶつたちの表情もかわいくってしかたありません!!
サトシンさんと山村浩二さんによる自分とみんなの違いを考える絵本。
前作の「ながいでしょ りっぱでしょ」は、他のみんなとの違いをちゃんと意味あること通しててくれて肯定してくれる作品でしたが、今回はそのつづき。
子どもたちの成長に伴う、” 自分感 ”の変化にそっと寄り添い励ましてくれます。
タイトルは「ぼくがいちばん! すごいでしょ」・・・そう!「ぼくがいちばんすごいでしょ!」じゃないんですね。この2つ、似ているようで、じつは随分違う。
生まれてきた自分を肯定できても、他のみんなとの比較は、また別の悩みを生みますよね。
「どっちがすごい?」「どっちがえらい?」「だれがいちばん?」
こんな時、おとなは理屈を言いたくなるかもしれません。でもそれでは、子どもたちの心に届かない。
ところが、サトシンさんは、「いろんないちばん 、みんなすごい!」で、ストンと解決しちゃいます!
え~そんなのズルイって思った、わたしを含め多くの大人の皆さん、でも、これでいいみたい・・・
誰でもがこれを言って良いのじゃないのかもしれませんが、言葉にはだす人の力、思いが宿っています。
絵本をおかあさん、おとうさんの、声で読んであげてください。不思議と、ちゃんと届くはずです!
子どもたちのその成長に細やかな変化。ステキです。ありがとうございました。
この絵はとてもいい感じです。象の絵はとても好みでした。癒やし系の画力があります。内容は子供向け、何のひねりもなく、最後のオチはいくら何でも、こんな考え方を子供の頃から押し付けられたら駄目人間になっちゃいそう。僕には合わない。
この絵本は、色々な動物が自分の特徴的な部分で、自分が一番だといっているものだ。例えば体の大きさだったり、走る速さだったり。一番笑ったのは、ナマケモノが、動きの遅さなら僕が一番だと主張しているところ。そう、一番はなんだっていいのだ。誰でもなにかしら、得意なものがあるはずだ。それはなんでもいいのだ。大人はそれを見つけて、伸ばしてあげればいいのである。決してそんなつまらないことなんて決めつけてはいけない。「みんな違ってみんないい」のだから。
ページいっぱいに描かれた動物の絵がとても色鮮やかで、おおきいぞ〜!と楽しくアピールしている姿が楽しかったです。読み聞かせの際、お母さんが大きく体を使って、動物の真似をしながら読んであげたら楽しいなぁと思いました。
どのページにもナマケモノが登場しているのがミソ?
「ぼくがいちばん!ぼくが、わたしが!」と入れ代わり立ち代わり言い募ってくる動物たち。てっきりページの隅にいるナマケモノにアピールしてるんだと思ってたのに、実はナマケモノも自己主張の順番待ちをしていたという…
みんな違ってみんないい。みんなすごい。
そんなほっこりする絵本です。
動物たちの一番自慢のお話。「大きい」「速い」といった分かりやすい一番から、「臭い」「遅い」という面白い一番まで、どの動物も自信満々の顔です。象は小学生250人分以上、チーターの時速は110キロなどイメージしやすい数字も出てきます。動物の表情が味わい深く、足の先など細かいところがリアルで良いです。動物たちの後ろでナマケモノがゆ〜っくり動いているのも楽しいです。
周りと比較された時、「自分の方が出来るのに」なんて思ってしまうことあるがあるけれど、「他の人はこれが上手、あんなことも出来てすごい」と相手を認めることの大切さに気づく絵本だと思います。
「いろんないちばん、それぞれさいこう」とても素敵な言葉ですね。
この本を読んだ子供たちに動物たちの凄さを分かり易く伝えているところがまるで図鑑を読んでいるかのように感じ、とてもいいなと思いました。
また、他の動物たちを互いに認め合う大切さを学べる点も、ちょうど自分と他人の区別がつく年頃の子に読ませて欲しい作品だなと思いました。