ながいでしょ りっぱでしょ
サトシン作 山村浩二絵
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刊行日 2014/04/28 | 掲載終了日 2021/10/31
ハッシュタグ:#ながいでしょりっぱでしょ #NetGalleyJP
内容紹介
【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン対象作品】
「えっへん、どうです、ぼくの はな。ながいでしょ りっぱでしょ。」
「りっぱな ながい はなで みずを くんだり、にもつを はこんだり できるんだ。すごいでしょ!」
「えっへん、どうです、ぼくの からだ。ながいでしょ、りっぱでしょ。」
「りっぱな ながい からだで あしなんか なくても にょろにょろ すすめるんだ。すごいでしょ!」
ゾウの鼻、ヘビのからだ、キリンの首、フラミンゴのあし、ウサギの耳、サルのしっぽ……。
動物たちが、得意げに長さ自慢をしています。
みんなの自慢が終わったころ、ニワトリがいいました。
「ながさだったら ぼくだって まけないぞ。」ニワトリはどこが長いの……? 『うんこ!』(文溪堂)で数々の賞を受賞されたサトシン氏と、アニメーションの世界で国際的に活躍されている山村浩二氏による読み聞かせにピッタリな絵本です。
テンポの良いお話と、味わい深く、かわいらしい動物の描写が印象的です。
おすすめコメント
ゾウさんの鼻、ヘビさんのからだ、キリンさんの首……。
みんなが得意げに長さを自慢しています。
あれ? ニワトリさんは何が長いの??
ゾウさんの鼻、ヘビさんのからだ、キリンさんの首……。
みんなが得意げに長さを自慢しています。
あれ? ニワトリさんは何が長いの??
販促プラン
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レビュー投稿締切:2021年10月31日(日)23:59
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【プレゼントに関する注意事項】
・特典の在庫に限りがあるため、無くなり次第終了する場合がございます。その際はこちらページにて告知いたします。
・2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品1冊以上にレビューをご投稿いただいた方がプレゼント対象となります。
・複数の作品にレビューをご投稿いただいた場合でも、お一人様1セットのプレゼントとなります。
・プレゼント対象者には、11月15日(月)までに、NetGalleyからプレゼントに関するメールをお送りいたします。NetGalley登録メールアドレスを出版社に開示設定を行なっている方が対象となります。
・発送の都合上、国内在住の方が対象となりますが、Zoom読み聞かせイベントは海外からでもご参加いただけます。
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2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品5冊以上にレビューをご投稿いただいた方に、プロフィールに表示される「サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン 限定バッジ」を付与いたします。
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山村浩二さんの絵を存分に堪能しました!大好きなのです!
長さ比べ、立派さ比べ。次々登場する動物たちの得意顔がたまりません。
始めからず〜っと出突っ張りのにわとりさんが気になっていましたが、意外なものが長くって、こりゃやられた!
「長い」もいろいろ、た〜のしい!!
子どもの集団で、誰かが「すごいでしょ」と言い出すと、「わたしだって」「ぼくだって」と大自慢大会が始まります。すごいねと聞いていると、だんだん友達や家族の自慢話にまで発展していきます。友達とはその場ではついつい張り合ってしまうけど、相手のすごさや良さを本当は認めているんですよね。
この絵本の動物たちのようにみんな立派だねと認め合って、得意なことを生かし、苦手なことを補い合える世界、いいなあと思います。
「ながいでしょ りっぱでしょ」ってすてきな宣言ですね。生まれてしばらくは、この世で生きることを光るように覚える子どもたち。しばらくして、自分と他のみんなとの違いがあることに気付き始めます。
だれかにそれを問われたとしたら? 大丈夫です。だって・・・
「ぞうさん ぞうさん おはながながいのね?」「そうよ、かあさんもながいのよ!」って、誇らしげに答えることができるから。だって、大好きなかあさんと同じなんだよ!それは、まっすぐに、かあさん、とうさんだけを見つめているときだから。違いは純粋にこどもたちの喜びに結びつくから。
でも、少し時が進んで、まどみちお さんの「ぞうさん」のころを過ぎたとき、その” 違いの意味 ”をちゃんと正しく知るのは、周りからの承認・肯定の言葉の影響がスゴク大切じゃないかしら。これは、サトシンさんの得意中の得意!すっごいよ!ステキだよ!そのまんまで大丈夫!ずっとサトシンさんが送ってくれてるメッセージ。
「ぞうさん ぞうさん おはながながいのね?」「そうよ!ながいでしょ りっぱでしょ! りっぱな ながいはなで みずをくんだり にもつをはこんだり できるんだ」・・・子どもたちは、とても、繊細で、強い。おかあさん、おとうさんの、こどもたちにできるだけ真っ直ぐにあってほしいと思う透明な祈りを、うたや絵本で、繊細に、強く応援してくれます。素敵な国ですね。絵本でずっとはじめからみんなの話を聞くニワトリさんはひょっとしたら、こどもたちを代表してるのかも。ニワトリさんのようなビックリするこたえを、こどもたちはきっと、こたえてくれますよね!
お正月っぽい気がして、1月のおはなし会でいつも読んでいます。
最後のところで思いっきり息を吸い込み、息の続く限り読みます。
一度くらくらして倒れそうになりました(笑)
絶対ウケます。子どもから大人まで。
鼻や体や首、耳、脚にしっぽ。体の長い所を自慢する動物たちに最後に出てきたニワトリは自慢の鳴き声を披露します。2年生の国語「なまえをみてちょうだい」の単元で「いろいろな動物が出てくる本を読もう」と絵本が幾つか紹介されています。また「ビーバーの大工事」という動物について調べる単元があります。動物に興味を持った時に読み聞かせしてあげるといいと思います。
動物たちの長さ自慢のお話。ただ長いだけじゃなく「長いからこんなことができるんだよ」と、得意なことも披露してくれます。ニワトリくんがキリンと一緒に首を伸ばそうとしていたり、猿と一緒に木からぶら下がっているのがかわいい。「どこもながくないじゃない?」と言っている動物たちの表情も楽しいです。ニワトリくんも長い仲間に入れてもらって、めでたしめでたしでした。
それぞれの動物達が、自分たちの持っている「長さ自慢」をしている様子が、優しい挿絵と共に描かれていて、とても可愛かったです୨୧⑅*.
息子と一緒に読みましたが、どうして長いのか、それぞれ生きていくためにきちんと意味があり、必要なことが分かったようです⋆*
そして、最後のニワトリさん。
ふふふ/// そうきましたか。。。笑笑
小さいお子さんと一緒に読める
素敵な1冊でした✿.*・
「長い」と言う一つの言葉をとっても、様々なな「長い」があります。
この絵本は、動物の世界の様々な「長い」を取り上げています。
象なら長いのは「鼻」、蛇なら「胴体」などなど・・・
多く動物達が身につけた「長い」と言う特徴は、
全てが動物達が生きていく中で必要な能力であり、
この絵本のタイトルの通り「りっぱ」なものなのです。
僕たち人間も、それぞれに個性という名の「特徴」を持っています。
その一つ一つの「個性」は生活の中で身につけたものであり、
全てが必要なものであり、誰かに否定されるべきものではありません。
絵本の世界であり、動物達の物語であるから、違いを受け入れられるのではなく、
この絵本の中から、違いを認め合うことを学び、
それぞれの生活の中で生かしていきたい、そう考えさせられる一冊です。
ながいでしょ、りっぱでしょと動物たちが自慢しているのですが、まさか最後のにわとりの長いものにびっくり!
こんな楽しい発想から、自然とみんなながくてりっぱだねと認め合える気持ちになれるとても優しい絵本です。イラストも表情や動きが豊かで読んでいてとても楽しい一冊です。
読み流してしまうと、動物たちの自慢大会ですが、ニワトリさんの目線で読み進めていくと、あれもこれも自分は劣っているけど、人が持っていないものを自分が持っていることに気がついたとたん、自分にも良いところ、人に誇れるところがあると気付いた時、一気に自己肯定感が高まるところが、感動のポイントです。人と比べるのではなく、自分の持ち味を生かす、そんな生き方を教えてくれる1冊です。絵本ですが、思春期の皆さんにもおすすめです。