やまがみさまのきょだいべんとう
大串ゆうじ/作
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刊行日 2021/08/26 | 掲載終了日 2021/08/26
ハッシュタグ:#やまがみさまのきょだいべんとう #NetGalleyJP
内容紹介
20年にいちどの「やまがみさまだいまんぷくまつり」がやってきた! 村じゅうみんな力を合わせて、巨大でかつおいしいおべんとうを作ります!
ぼくのむらでは 20ねんにいちど「やまがみさま だいまんぷくまつり」という とても だいじな おまつりが あります。やまのむこうから やってくる やまがみさまのために、きょだいな おべんとうを つくる おまつりです。
20年にいちどやってくる「やまがみさま」のために、村中で力をあわせて巨大なおべんとうを作ります。やまがみさまっていったい誰? このお祭りはいったい何のため? 細かく描き込まれた絵も、お話の謎も楽しい、何時間でも楽しめる絵本。
出版社からの備考・コメント
【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。
販促プラン
作 大串ゆうじ(おおくしゆうじ)
1976年生まれ。茨城県出身。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。卒業後は個展などで作品を発表をしながら雑誌、テレビ、広告などのイラストレーションで活動。おもな受賞に、グラフィックアートひとつぼ展入選(1999年、2002年、2005年)、ターナーアクリルアワード入選(2001年〜2005年)、第29回ザ・チョイス年度賞入賞(2012年)など。絵本の作品に『しょうてんがいくん』(偕成社)、『よなかかいじゅうイビキラス』『ねたあとゆうえんち』(白泉社)がある。
出版情報
ISBN | 9784033501505 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
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閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
20年に一度行われる、山神さまの大まんぷく祭り。
表紙見開きの登場人物紹介(実は探し絵のお題)から裏表紙見開きの大まんぷく村の観光案内図まで、濃やかな書き込みが楽しい見所満載のお話です。
人々が小人に見える、とにかく何もかもが巨大な料理道具にお弁当の食材まで、圧倒的な力強さで描かれた各場面。
ハイテクを駆使した調理方法のおもしろさ。何より村の人々がいそいそと取り組む巨大お弁当づくりのわけにぶっとびます!
クリーンなエネルギー(?)で村の生活が回っていると知って、これこそ真のカーボンニュートラル?
抱腹絶倒のビッグなお話でした!
村では20年に一度の大きなお祭りの準備で大賑わい。神事なのかイベントなのか、そこはよくわからないけど、山神様のために心を込めて村総出で巨大なお弁当を作ってます。
ほらほら!
山のほうから大きな音が聞こえてきましたよ。
山神様の姿が予想外‼️
それフォルムはまるで、山をこよなく愛する山男。
しかも、クリーンエネルギー。
もう、笑うしかないお話でした。
20年に一度の「やまがみさま だいまんぷくまつり」はもうすぐ。
村のみんなが総出で、準備に大忙しだ。巨人の神様に捧げる大きな大きなお弁当。どうやって作るのかな?
そして、本当に山神さまはいるのかな? どんな姿なのかな?
山神さまへの興味、お弁当の中身や作り方の面白さに、目が離せない。
でも、実は、この話の最大の面白さは、お祭りの目的にあった。
ユーモアいっぱいのファンタジー、もう最高(笑)
細かい描きこみ、言葉遊びもからめた展開が、とても面白い。見返しも、サービス満点。
大勢相手の読み聞かせも、一対一の読み聞かせも、それぞれの楽しさを味わえそうだ。出版が待ち遠しい。
#やまがみさまのきょだいべんとう #NetGalleyJP
こういう、細かい絵の絵本、私はすごく大好きです。
細部までよく見て楽しめる絵本です。
山神様のために、街の人みんなで大きなお弁当を作るのですが、非常に面白い。
そしてでてきた山神様、まるでその辺のおっさん!
山神様のオナラがエネルギーになるというオチはとても良かったです。
細部の作り込みや、ネタ満載なのが眺めていて楽しい絵本です。大きなお弁当を作っていく様子もなんだか楽しそうで「こんなやり方あり〜?」って言いながら読めそうな感じがよかったです。
その上、ミッケ要素もあり、子どもたちも楽しんで読める・眺める絵本じゃないかなぁと思いました。
山神様、待って待って!そんなにどかっと座ったら、村人敷いちゃうよ(^_^;)
美味しそうな巨大弁当と、大真面目に現実味のある小道具や話の展開。絵が可愛くて何度も読み返したくなります。お椀型リュックかわゆい!
アスパラ運んでたガス会社の人は、明日からはタンクの保安維持するのかな。可笑しみ満載、ごちそうさまでした!
親孝行したい時には、を子育てしていてよく思う。高校時代毎日お弁当を作ってもらったこと。時には押し花が入ってたり小さなメモが入っていたりしたことを思い出す。毎日作るって大変だっただろうな。と。大人になってお弁当を作るようになるまで、なんで一度冷まさないといけないの、そんなことすら知らなかった。お弁当ってただ作って詰めるだけじゃ無いんだ、と後から気づかさせる。そのために早起きすること。
この本はまさに学校に持っていって読み聞かせたい類のもの。アイディアもなるほどだし、細かく細かく画面の細部まで凝っている。いろいろなものをそれぞれが発見して指差して笑ったり考えたり、子供によってはいいなこれ作って見よう、と考えるだろう。面白かったです。
ただひたすらに楽しくワクワクしながら読める絵本です。
※ただしお腹は空きます。
子ども達がリュックに入れてひと粒ずつ運ぶ大粒お米、卵500個使う巨大卵焼き、マンモス肉のステーキ…
もう、なんて素敵な絵本なんでしょう。大まんぷく村総出で20年に1度作る、やまがみさまのお弁当。1つ1つの材料、そしておかずが全てめちゃくちゃ美味しそう…!!その特大エビフライはどうやって作ったのかしら…と想像するのも楽しい。
とにかく美味しそうすぎるんです、このお弁当!豪華さが凄い!!
…にしても、意外だったのはやまがみさまのお姿でした(笑)。
ある村で20年に一度村の鉄塔より高い巨大な「やまがみさま」やってきます。
村の人々は「やまがみさま」がたべる巨大な弁当づくりが始まります。
その弁当の大きいこと大きいこと、絵で分析したところ横27m縦16m、梅干し1.5m、
エビフライ14m、ウインナー6.5mお箸の長さが14mそれらの食材をハイテク機器で調理し
大型クレーン、トラックで弁当箱のなかへ運びます。
それらの様子を「ウォーリーをさがせ」のように沢山の人と一緒に詳細に表現されています。
驚きと楽しさでいっぱい。子どもたち読ませたらページをめくるたび、驚きの表情が目に浮かびます。
村人が待っていた「やまがみさま」からお礼のイベント(エネルギーの供給)が最後にあります。