青い羽みつけた！

身近で観察出来る鳥32種類がイラストと短い文章で紹介されている絵本。図鑑より種類を絞ってあり、住んでいる場所で分けてあるので見つけやすいかも。本を片手に、湖のある公園に鴨やカワセミを探しに行きたくなりました。

美しい青い羽を拾ったことから始まる野鳥探し。
カラスのナビで、鳥を探す時の注意点を教えてもらいながら、水辺や町の、身近な場所を見ていく。
野鳥観察のポイント、種類による習性や棲息場所、季節によっても見つけやすい鳥は違ってくる。
バードウォッチングのごく基礎的な知識を易しいことばで、丁寧に解説。
絵本ながら情報量は多く、一羽一羽の解説も詳しいのが嬉しい。
さて、美しい青い羽の持ち主は意外なところにいたのです。家人は家の近所の川でこの鳥を何度も見ているそうなのですが、わたしは未だ実現せず。
巻末には本に出てきた鳥たちの索引があって使い勝手が良さそうです。

綺麗な絵と漫画の様な親しみ易さでテンポよく読めます。町を案内するのが馴染みのあるカラスと言うのも面白い。鳥の目線で町を見ていくといろんな発見がありますね。読み終わったら早速外に出て空を見上げたくなる絵本です。

身近な鳥でも意外な発見が。
ちょうど田舎の方に引っ越しをしたので庭に（まだ木がないですが）鳥が来ます。
夫はいろいろと鳥の名前を知っていますが私は結構知らないので、この絵本を見て、へえーこういう鳥いるんだとかこの泣き声ってそうなんだ！とか思いました。
カラスは一種類だけだと思っていましたが、くちばしの大きさで種類が違うということが大発見でした。
フランスにいるカラスはどっちかな？