縄文の狼
今井恭子/著 岩本ゼロゴ/画 堤隆/監修
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刊行日 2021/06/12 | 掲載終了日 2021/06/09
ハッシュタグ:#縄文の狼 #NetGalleyJP
内容紹介
縄文時代を舞台に、少年と狼の絆を描く感動作
「狼の血が流れてるらしいぜ」狼とともに育った少年キセキ。1万年以上前の縄文時代に繰り広げられる、少年と狼たちの絆と進化の物語。(対象読者:小学校高学年から)
前作『こんぴら狗』で、第64回 青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定、日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞(産経新聞社賞)、小学館児童出版文化賞など数々の賞を受賞した作家・今井恭子の渾身作。
縄文時代を舞台に、少年と狼の絆を描く感動作
「狼の血が流れてるらしいぜ」狼とともに育った少年キセキ。1万年以上前の縄文時代に繰り広げられる、少年と狼たちの絆と進化の物語。(対象読者:小学校高学年から)
前作『こんぴら狗』で、第64回 青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定、日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞(産経新聞社賞)、小学館児童出版文化賞など数々の賞を受賞した作家・今井恭子の渾身作。
おすすめコメント
1万年以上も前の縄文時代。史実を踏まえながら縄文時代に生きる市井の人を生き生きと描いた児童文学です。
時代の波にもまれながら、身一つで生き抜く人々の暮らしが臨場感あふれる描写で、生き生きと感じられます。
また、動物の姿をありのままに書くことに定評のある著者ならではの、オオカミのリアルな生態。生きものが好きな人には興味を持っていただける作品です。
1万年以上も前の縄文時代。史実を踏まえながら縄文時代に生きる市井の人を生き生きと描いた児童文学です。
時代の波にもまれながら、身一つで生き抜く人々の暮らしが臨場感あふれる描写で、生き生きと感じられます。
また、動物の姿をありのままに書くことに定評のある著者ならではの、オオカミのリアルな生態。生きものが好きな人には興味を持っていただける作品です。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784774332017 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
縄文時代、山で狩猟生活をする家族と暮らす中で狼に攫われた経験を持つ少年が、1人流れ着いた先で定住する人々と出会い、そこで出会った少女と共に再び故郷を目指す成長物語。主人公が一緒に育った狼犬にも他人にも優しく、誠実なのでとても好感が持てます。もう少し先まで知りたい、という所で終わってしまったので、続きが読みたいです。
一人の少年を通し縄文時代の生活と狼の生態をリアルに描いた児童文学。人と共存する犬と相対するとされていた狼、彼らとの暮らしで得た気付きで互いに成長していく生命力溢れる作品。時代は違えど、現代社会でも問題になっている【区別と差別】についても学べる、くもん出版だけあってアカデミックな要素が強く光るところが特にオススメ。従順な動物の愛らしさ、不自由はあるが手が届く範囲内での幸せを守る生活に、憧れを強く感じた。
幼少の一時を狼に育てられた少年・キセキ。兄弟のように育ったオオアシやその子ども・ツナグとともに様々な人や生活に触れる成長物語。
様々なものや考えを聞き、それを受け入れ、自分はどう思うのか、を考える……多様性を受け入れるということですが、これが案外難しい。この物語は、多様性を受け入れるキセキの姿を自然と描いているところに爽快感があります。
狼犬の描写も、モフモフ感と可愛さ、時に凶暴さ、たくましさが目の前に迫ってくるようなリアルさが素敵だと思います。
狼に赤ちゃんが拐われて、その子を探しに行くシーン。狼との戦いがおもしろかった。その後の展開もよく、その狼に育てられた子は、一緒にいた狼の赤ちゃんと暮らすようになる。その娘狼は少年を助けようとし大怪我をしてしまい1年後に死ぬが、その娘の狼犬を自分の子のように育て相棒にする。そして、二人の冒険になる。これは狼と少年の友情の物語だ。一緒に暮らした母と娘の狼は、まるで忠臣のように少年を守るという。とても微笑ましい関係だった。前半のりあるな感じと違い、後半は崩れてしまい残念。
縄文時代。赤ちゃんの頃に狼に連れ去られた『キセキ』と狼犬『ツナグ』の物語。とにかく事件に巻き込まれるキセキ。彼の母親の気持ちになって読んでいると心配で心配で。彼の側にはとっても賢いツナグがいつも居る。賢さと忠誠心が素晴らしい。そして『アオバ』のユーモアと前向きな姿もとっても良い。先人達の習慣や生活ぶりも興味深くハラハラしながらも楽しい物語だった。
「縄文時代」といわれてもイメージしにくい人が多いと思うけれど、
一人の少年の成長を追う形で描かれたこの小説の中では、
いま、目の前に広がる世界としてイメージできるようになると思う。
とくに、現在もペットとして馴染み深い「犬」と、
日本では絶滅してしまった「狼」との対比が、
定住型の生活と移動しながらの生活の対比と相まって、
身近なものと感じられるように思った。
個人的には剝片でみんなケガしてるエピソードが好きでした。
くもん出版 今井恭子著 岩本ゼロゴ/画
堤隆/監修『縄文の狼』読み終わりましたので感想をお伝えします。
こちらは児童書となっております。
狼と人々の関わり方など、今の現実では考えられない生活をしていたんだなと感じました。獲物を狩る→すべて無駄なく使う→生きるために必要な術を最大限に活かす、、、凄いな。
狼って頭いいし、我慢強いんですね。