世界でいちばん優しいロボット

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刊行日 2021/06/21 | 掲載終了日 2021/06/20

ハッシュタグ:#世界でいちばん優しいロボット #NetGalleyJP


内容紹介

「世界でいちばん優しいロボット」

AI化が急速に進むこの時代に、人の心を癒すロボットを作りたい。
子供のころから周囲とうまくなじめない吉藤健太郎はモノづくりが大好き!
彼はやがて「ロボット」と運命的な出会いを果たす。これからの時代に必要とされるロボットとは何か?
さまざまな人との出会いや別れを経て完成したのはオリヒメという世界一優しいロボットで・・・・・・。

「魚をにがす漁師さん」

東京湾でアナゴ漁がずっと続けられるようにしよう。
東京湾に面した横浜の柴漁港。
ここでアナゴ漁を営む齊田は漁の方法を惜しみなく仲間に教え、やがて柴漁港でとれたアナゴはおいしいと評判に!
そんな時、驚きのデータが届く。なんと東京湾でとれるアナゴが半分に減っているのだ。
原因を調べたところ漁のやり方に問題がありそうで・・・・・・。

「しあわせを運ぶチョコレート」

チョコレートで世界中の人々を笑顔にしたい。
食いだおれの街・大阪で育った石原は食べることが大好き。中学生になると石原はラグビー部へ。
ハードな練習に耐え、帝京大学に進学。彼はどうすればチームが強くなるか真剣に考えて9連覇するチームの礎を築く。
社会人になった石原はラグビーで学んだガッツと行動力でさまざまな仕事にチャレンジする。
コロンビアのチョコレートは世界一という言葉を耳にした石原は持ち前の行動力でひとりコロンビアへ向かうのだが・・・・・・。

岩貞先生が徹底取材で書き上げたノンフィクション3本を収録!!

「世界でいちばん優しいロボット」

AI化が急速に進むこの時代に、人の心を癒すロボットを作りたい。
子供のころから周囲とうまくなじめない吉藤健太郎はモノづくりが大好き!
彼はやがて「ロボット」と運命的な出会いを果たす。これからの時代に必要とされるロボットとは何か?
さまざまな人との出会いや別れを経て完成したのはオリヒメという世界一優しいロボットで・・・・・・。

「魚をにがす漁師さん」

東京湾でアナゴ漁が...


出版社からの備考・コメント

◆弊社では、一緒に作家と著者を応援していただける方からのリクエストを求めております。

そのため、下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方

○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方

○フィードバック率の低い状態が長く続く方

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※校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

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○フィードバック率の低い状態が長く続く...


おすすめコメント

最近話題のSDGSをテーマに岩貞先生が書き下ろしたノンフィクション作品です。
ジャンルは違えど「優しさで未来をつくる」人たちの物語です。
3編収録でコンパクトなストーリーで読書の苦手な小学生にも読みやすい一冊です。
――担当編集より

最近話題のSDGSをテーマに岩貞先生が書き下ろしたノンフィクション作品です。
ジャンルは違えど「優しさで未来をつくる」人たちの物語です。
3編収録でコンパクトなストーリーで読書の苦手な小学生にも読みやすい一冊です。
――担当編集より


販促プラン


こちらの作品は発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★


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★★

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恐れ入りますが<講談社 販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065236598
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

「キリンの運びかた、教えます」の岩貞るみこさんの書き下ろしノンフィクション。孤独な人に寄り添うロボットを作る技術者、アナゴ漁を継続するために小さな個体を逃がす仕組みを作る漁師、コロンビアのカカオ生産者のために学校を作ったチョコレート店オーナー。3人の仕事を通して、これから社会に出て行く子どもたちに、諦めず困難に立ち向かう生き方を見せてくれます。

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表紙は一名だけですが、本には3名の方の成し遂げたことが書かれています。

表紙の吉藤健太郎さん。
遠隔操作ロボットを使って、家から出られない状態の方が働くカフェを作った方。
このカフェはテレビでも取り上げられ、とても興味があったので、どんな風にあのロボットができたのか、知ることができて良かったです。コロナ禍で孤独を感じる人が増えている昨今、まさにタイムリーな内容でした。

齋田芳之さん。
アナゴ筒漁をあみ出し、さらにアナゴ漁獲量が減らないよう、研究に協力した方。
海洋資源が限られていることは知識では知っているけれど、どうすれば経済と漁獲量のバランスを取っていけるのか…漁師さんをどうやって説得するのか、いろんなことを考えさせれました。

石原紳伍さん。
今、世界的に不足していると言われているカカオ豆。
この本に出ていない、他の国のカカオ原産地は、生産者は守られているのだろうか…と、少し心配になりました。このお店のチョコレート、食べてみたいです。

小学校中、高学年~中学生も読んでためになるお話だと思います。

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3人の人物の仕事ややりがいを通じて、失敗や工夫を重ねてやり抜いたところに、見えてくるもの。
ひと言もSDGsとは書かれていないのに、SDGsとはまさにこういうことかとすとんと腑に落ちる3篇でした。
困っている人のため、仲間のため、ひとつクリアしたらまたぞろ出てくる問題を、根気よく解いていく。
その継続がより良い目標や結果を連れてくる。
仕事をするとは結局そういうことなんだと思う。きりがない、本当にきりなんかない。
でも、自分が求めるのものを実現させていくことで、人の役に立ち、地域の発展にも貢献できたりするのなら、
もう少し、もうちょっと、と先へ進めるのだと思う。
3人とも寡聞にして存じ上げない方でしたが、それぞれに胸に迫るものがあって、その頑張り、粘り、勇気に心を揺さぶられました。

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生徒に薦めるノンフィクションとして安定感のある岩貞作品。
今作は3テーマ入っているのでそれぞれはコンパクトにまとめられているが、
そのこともあいまって長いと挫けてしまいそうな子にも薦めやすい。

表題作ではないが「魚をにがす漁師さん」のトライ&エラーの姿勢を、
多くの生徒に学んでほしいと思いました。
まずは試してみないと成功の道も切り開けないと、
最短距離での成功が見えるものしか挑戦しない、
効率重視なようでいて臆病で主体性の低い子たちに、
早いうちに気付いてもらえたらいいと思う。

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表題作に興味を持ち読み始めましたが、その他の作品も興味深く読めました。子どもたちも同じで、ロボットに興味があって読み始めた子が、読み進めていくうちに別分野にも興味を持つきっかけにもなりそうだと感じました。
短めなので、読むのが苦手な子にも良いと思います。

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