青空モーオー!

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刊行日 2021/04/22 | 掲載終了日 2021/06/14

ハッシュタグ:#青空モーオー #NetGalleyJP


内容紹介

~牧場ですごした7日間~

 都会に住む小学4年の主人公・陸は、夏休みに1週間、自然の中で牛や牧場の人たちとくらすことに…! さあ、どんな体験が待っている――⁉

物語の舞台は岩手県。文章は宮城県在住の堀米薫さん、絵は福島県在住のpon-marshさんという、東北に縁の深いお二人による本です。


【文:堀米薫(ほりごめかおる)】

福島県生まれ。岩手大学大学院修了。宮城県角田市で和牛肥育・水稲・林業を専業で営みながら、児童文学やエッセイを執筆。日本児童文芸家協会会員。第41回児童文芸新人賞『チョコレートと青い空』(そうえん社)、第2回児童ペン大賞『あきらめないことにしたの』(新日本出版社)、『ゆうなとスティービー』(ポプラ社)他、作品多数。


【絵:pon-marsh(ポン・マーシュ)】

装画や挿絵、CDジャケットのイラストなどで活動中。一枚の中に物語を感じる絵に定評がある。『きみを変える50の名言』シリーズ(汐文社)、平成30年度小学校道徳教科書『みんなの道徳』(学研教育みらい)、『流鏑馬ガール! 青森県立一本杉高校、一射必中!』(ポプラ社)他、カバー、表紙、挿絵作品多数。


【作家・堀米薫さんからのコメント】

主人公・陸が、全力で生きる牛たちとの触れ合いを通して、陸が出会った「大切なこと」、そして「命のきらめき」が、北上高地のさわやかな風とともに、みなさんの心に届きますように!


~牧場ですごした7日間~

 都会に住む小学4年の主人公・陸は、夏休みに1週間、自然の中で牛や牧場の人たちとくらすことに…! さあ、どんな体験が待っている――⁉

物語の舞台は岩手県。文章は宮城県在住の堀米薫さん、絵は福島県在住のpon-marshさんという、東北に縁の深いお二人による本です。


【文:堀米薫(ほりごめかおる)】

福島県生まれ。岩手大学大学院修了。宮城県角田市で和牛肥育・水稲・林業を...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784052052996
本体価格 ¥1,300 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

仲よしの友達がいじめられてる……そんな場面を目撃したものの、どうしても声が出なかった主人公が、牛の世話を通して、牛やその飼い主、従兄弟のお兄ちゃんから勇気やいろんなことを教えてもらうお話。
主人公がいい子で、好感が持てました。主人公に好感をもつ作品は素敵な作品が多く、こちらもその例に違わない素敵な作品だと思います。
ところどころに入る挿絵がかわいいため、物語の光景をスッと頭に描くことができました。
またほどよいスピード感があったので、物語をさくさく飽きずに読むことができたのもよかったです。

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宮城県に住むわたしは作者の堀米薫さんが宮城在住と聞いて読んでみました!
舞台は父の故郷岩手県なので親近感がわきました!小学生の主人公が親戚のお兄さんの働く牧場へ誘われて住み込んで色々な体験をすることで成長していく物語!すごく清々しい一緒に牧場体験しているような気分になりました!子供たちが大好きなお話しだと思いました!

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都会の少年の酪農体験記。作者が農家と兼業しているだけに、牛の手触りや牧草の匂いまで感じるようなリアルな牛との暮らしが描かれています。いじめられる牛を守る牛「サクラ」を見て、クラスの転校生を守ろうと決意する主人公。爽やかなラストです。牧場の娘まりんの初登場シーンの挿絵の表情が、その場面の描写と合っていないのが違和感がありました。

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少し羨ましい設定。
夏休み、従兄弟が働く牧場で過ごす機会を得る主人公。
しかしその胸には少しだけ曇ったものがもやもや。
でも牛たちの世話をしている中で、彼らの姿からさまざまものを学んでいく。
そして自分のフィールドに帰ってからその抱えていたもやもやを、きっちりと解消させている様は、爽やか。

何よりも驚いたのは、牛たちの集団生活にも社会性が存在しているということ。全くそういうことを知らなかったので、ストーリーにも大切な部分ではあるけれども、自分としても興味深かった。

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