おかしになりたいピーマン
岩神 愛・作・絵
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刊行日 2018/06/20 | 掲載終了日 2021/05/05
ハッシュタグ:#おかしになりたいピーマン #NetGalleyJP
内容紹介
「なんでみんな、ぼくのこと嫌うの……。そうだ、おかしに変身しよう!」
ピーマンはキャンディーにまぎれてみたりチョコレートをかぶってみたり。でも、うまくいきません。
ぼくだって、おいしく食べてほしいんだ!
「なんでみんな、ぼくのこと嫌うの……。そうだ、おかしに変身しよう!」
ピーマンはキャンディーにまぎれてみたりチョコレートをかぶってみたり。でも、うまくいきません。
ぼくだって、おいしく食べてほしいんだ!
おすすめコメント
ゆずるくんが「ピーマンきらい! おかしはだいすき!」と言っているのを聞いたピーマン、すごいことを思いつきます。
「ぼくも おかしに なってみよう!」
包み紙を体に巻きつけてキャンディに変身したり、ケーキの中に埋まってみたり、チョコレートをかぶったり。
でもなかなかうまくいきません。
画面いっぱいに描き込まれたあざやかなお菓子と、その中でがんばるピーマンの姿がとっても健気。
著者の岩神愛さんが、絵画工作講師をつとめる幼児教室で出会った子どもたちと、食育に悩む親御さんたちを見て思いついたこの作品。
いじらしいピーマンの姿と、無理やりお菓子に変身する様子が胸をくすぐります!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784265081561 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
ピーマンはそんなに子どもたちに嫌われているのか……。なんとも切ないお話です。
ゆずるくんに嫌われたくないばかりに、お菓子になっちゃおうとするピーマンくんのいじらしい努力は、どうやっても報われません。
疎外感、孤独感、行き場のない気持ち。ゆずるくんにはそれに共感できるやさしさがあったんだね。そして、ピーマンくんの気持ちにちゃんと応えようとする強さも。
岩神愛さんの明るくて濃やかな絵もすてきで、ゆずるくんのがんばりもすばらしくて、切なさが一転愛おしさに変わるラストがとってもいいです!