もっかい!
エミリー・グラヴェット/作 福本友美子/訳
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刊行日 2021/04/09 | 掲載終了日 2021/04/02
ハッシュタグ:#もっかい #NetGalleyJP
内容紹介
【遊び心いっぱいの、しかけ絵本!】
おやすみ前の絵本の時間。
セドリックはお気に入りの絵本をママに読んでもらいます。
「もっかい!」と何度もせがむうちに、ママが先に寝てしまって…。
怒ったセドリックが火を噴くと、なんと本当に絵本に穴があいちゃった…!?
字が躍る、おはなしがかわる、そして最後に、絵本のうしろに穴があく!
ケイト・グリーナウェイ賞を二度も受賞した絵本界の奇才、 エミリー・グラヴェットが贈る"遊び心いっぱい"の絵本、新装版です。
<作・絵:エミリー・グラヴェット>
イギリスで毎年最も優れた絵本に贈られるケイト・グリーナウェイ賞を二度受賞した人気作家。邦訳には『きれいずき』『シリルとパット ともだちになろう』(フレーベル館)など多数。
<訳:福本友美子>
公共図書館勤務を経て、現在は絵本・児童書の翻訳を手がける。訳書に『だいすき ライオンさん』『きっと どこかに』(フレーベル館)など、創作絵本に『図書館のふしぎな時間』(たしろちさと/画 玉川大学出版部)がある。
おすすめコメント
秀逸なしかけが魅力の絵本ですが、内容面でも親たちから続々と共感のさけびが!
なかなか眠ってくれない小さなドラゴン・セドリックの様子は、人間の子どもでも変わらないのではないでしょうか?
おやすみ前の絵本タイムに、おすすめしたい1冊です。
秀逸なしかけが魅力の絵本ですが、内容面でも親たちから続々と共感のさけびが!
なかなか眠ってくれない小さなドラゴン・セドリックの様子は、人間の子どもでも変わらないのではないでしょうか?
おやすみ前の絵本タイムに、おすすめしたい1冊です。
販促プラン
お寄せいただいたコメントを、POP等に活用できればと思います。
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577049518 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
はるか昔、わたしも身に覚えのある夜毎の光景!あぁ、懐かしいやらぞっとするやら……。
ねんねの前の読み聞かせが、親の思惑とは違うところへシフトしていく情けなさ。うちでは上の子がこうだった。
ちょっとでも端折ろうものなら、子どもが覚えてしまっているその部分を即刻訂正、ダメ出しされる。
だったら、「読んで」って言わないでと身勝手なことを思ったもですが、あの時間は今にして思えば親子の蜜月、至福の時間だったんだなぁと
わかります。
穴あきしかけも楽しくて、子どもたちの「もっかい!」攻撃は必至ですね!
かわいい子どもドラゴンの変貌ぶり、そして、対照的なお母さんドラゴンのくたびれっぷりが、面白い!
いや、親にとっては、面白いなんて言っていられない。
でも、やっぱり笑える!
最後まで読むと、主人公がドラゴンでなければならなかった理由がわかる。予想もできない結末にビックリ!
10年近く経っても、全く色褪せない、オススメの作品♪
#もっかい #NetGalleyJP
かわいらしい絵本でした。子どもあるあるです。
もっかいもっかい、とせがむ子どもと、寝させてほしくて段々読み聞かせも短く、眠さを隠せなくなってきている親。どちらも微笑ましく思いました。
最後のオチのせいであらすじが読めなくなってしまっているギミックが面白いなと思いました。
もっかいもっかい!もう寝てほしいから読んでいるのに、おもしろすぎてもっかいがとまらない。たしかにこの本の魅力は、おとな目線でいえば、まずそこだろう。ああ、あるある、こどもっていつもそうだよね。でもそれだけにとどまらない。こどもが絵本をひっぱってきて読んで読んでがはじまる。絵本の中にも自分がいる。ん?これは、劇中劇のような体裁?本の中の世界、その本を読んでとせがむこども(ここではドラゴンのこども)、それを読んでいるわたしたち(わたしとこども?)何重にも入れ子構造になっているのかな?そこがひらめきのすばらしさなのかもしれない。じっさいにどうなっているのか見てみたい。読み聞かせはすごくたのしそう。