だれのうんち?
うんちでわかる動物のひみつ
小宮輝之/監修・うんち写真 有沢重雄/構成・文
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刊行日 2021/03/29 | 掲載終了日 2021/03/29
ハッシュタグ:#だれのうんち #NetGalleyJP
内容紹介
うんちがなんの動物のものか当てるクイズの本。説明やヒントを見て答えると、その特徴が食べ物や生活に関連しているのがわかる。
動物のうんちを見て、なんの動物のものかを当てるクイズの本。うんちの写真は、元上野動物園園長の小宮輝之さんが、40年にもおよぶ動物飼育の経験のあいだにこつこつ撮影したもの。
うんちは、食べ物の色を反映していたり、未消化の甲虫の羽、植物の種子や繊維がまざっていたり、色や形もさまざま。また、動物のうんちは、ライバルやメス、ほかの群れなどとのコミュニケーションをとるはたらきをすることもある。
説明やヒントをたよりに、だれのものか当ててみよう! 答えのページでは、その動物の生息環境や生活を紹介しながら、うんちの特徴や持つ意味も解説。クイズに答えていくうちに、うんちの特徴が、食べ物や生活に関連していることがわかる。
出版社からの備考・コメント
【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。
おすすめコメント
【著者紹介】
監修・うんち写真/小宮輝之(こみや・てるゆき)
1947年、東京都生まれ。1972年、多摩動物公園の飼育係に就職。上野動物園、井の頭自然文化園の飼育係長、多摩動物公園、上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園園長を務める。著書に『日本の家畜・家禽』『ほんとのおおきさ・てがたあしがた図鑑』(学研教育出版)、『くらべてわかる哺乳類』(山と渓谷社)、『哺乳類の足型・足跡ハンドブック』『鳥の足型・足跡ハンドブック』『ZOOっとたのしー!動物園』(文一総合出版)、『べんりなしっぽ!ふしぎなしっぽ!』『シマウマのしまはサカナのほね』(メディアパル)、『動物園ではたらく』(イースト・プレス)などがある。
構成・文/有沢重雄(ありさわ・しげお)
1953年、高知県生まれ。出版社、編集プロダクションを経て独立。自然科学分野を中心にライティング、編集に携わる。著書に『自由研究図鑑』『校庭のざっ草』(福音館書店)、図鑑『せんせい!これなあに?』全6 巻(偕成社)、『花と葉で見わける野草』(小学館)、絵本『どうしてそんなかお?』全3巻(アリス館)、図鑑『生き物対決スタジアム』全4巻(旬報社)などがある。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784034143704 |
本体価格 | ¥2,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
とても楽しい図鑑ですね。
いろんな種類のウンチに驚き、その説明になるほどなるほど・・・
クイズ形式なのも良い工夫だと思いました。
(ハズレだった動物のウンチも説明があるともっと楽しいですね)
子どもたちが食い入るように読む姿が目に浮かぶようです。
動物のウンチなどほとんど目にすることはない日常にあって、まじまじとたくさんの動物のウンチが見られてびっくりしたり、感心したり。
食べるものはもちろん、種によっては環境の違いで、見た目の違うウンチをするというのは合理的だと思いました。大きなウンチの写真と、2〜3種の動物たちをあげて誰のウンチか当てるヒント付きのクイズ形式なのも楽しい。溜糞には溜糞の、パラパラウンチにはパラパラの意味がちゃんとあって、生き物の縄張り、環境、体調、エサなどの情報がぎっしりのウンチ。排泄しておしまいではないところがすごいです。
やっぱり小宮輝之さんの本はおもしろい!
とても面白いです!
普段、動物のうんちを見かけたとしても、犬や猫、スズメやハトといったもののうんちばかりです。
動物園でうんちを見かけることがあっても、どうしても動物そのものに目がいってしまうので、なかなかうんちを見る機会はないと思います。
でも、この本にはいろいろな種類の動物のうんちがあって、写真もあるので、想像しやすいものになっていました。
また、クイズ形式になっているので、ページをめくると答えがわかるようになっていて、どんどんページをめくりたくなりました。
また、その理由だったり、たまに出てくるコラムでも面白いことが書いてあるので、子どもだけでなく、おとなも興味を持ちやすくなっていました。
親子で、または先生と生徒で一緒に楽しめる本だと思います。
うわあ!これは楽しい本を見つけてしまった。子供向けの本だから…と油断して開くと、怒涛の情報量。大人もじっくり読み込んで楽しめるし、クイズ形式になっていてこどもとも一緒に読みすすめて盛り上がれること間違いないし、なにより多彩なうんちのすがたと機能にどのページを読んでもワクワクしてしまう。
カバがうんちを撒き散らす詳細な図解や、ライオンが迫真の顔で力む姿、えんまくうんちなど、すべてのページがとにかくワンダーランド。図書館に必ず一冊、いや一家に一冊欲しい本です。
日本の北のほうの、自然が豊か、というか国立公園の中にいます。
足跡もそうですが、ふんがのこっていると、これはだれのものだろう?
と自然と、大人も子供もみます。
たとえばヒグマ。春先に目撃されます(自分はまだ見たことがありません)、子供たちの登校注意、というお達しがきます。ふん、もとても重要です。きつねのふん、たぬきのふん、ひぐまのふん。鹿のふんはそこらじゅうにあります。
自然が身近にあると、どれだけうんちが大切か(?)は言われなくても生活の一部としてわかっています。
今、身近に野生動物はあまりいないのが現状。このような動物たちのうんちも、動物園でみる、ことがせいぜいだと思います。でも、こうやって興味を持ってほしい。子供たちに見てほしい。
都会だと、うんち、なんて見かけないかもしれません。道に落ちていたら、きたないもの、飼い主が始末しなかったのね、と思われるだけ、なのかもしれないな、と思います。ぼやいても仕方がないけれど。
小宮 輝之(こみや てるゆき、1947年11月10日[1] - )は、恩賜上野動物園(東京都台東区上野公園)の第13代園長。日本動物園水族館協会前会長。2011年8月から公益財団法人東京動物園協会常務理事。