わらいのひみつ
はじめてのかがくえほん(6)
おおのこうへい/作・絵 雨宮俊彦/監修
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刊行日 2021/03/12 | 掲載終了日 2021/03/11
ハッシュタグ:#わらいのひみつ #NetGalleyJP
内容紹介
【「おもしろい」ってなんだ? 身近な感情を科学で解剖!】
どうして僕は笑うんだろう? 人ってなにをおもしろいと感じるの?
双子の兄弟が謎のお面の仙人といっしょに、「笑い」の感情を解き明かす!
科学への興味をはぐくむ絵本シリーズ第6弾。
<あらすじ>
おもしろいことが大好きな双子のたろうとじろう。怪しい巻き物をひろって広げると、なかからお面をかぶった「笑い仙人」があらわれた! “わらいのひみつ”を知っているという仙人は、ふたりに「笑い顔の見分け方」や「笑っている時の身体のしくみ」、人はなにをおもしろいと思って笑うのか?を伝授していく。しかし、笑い仙人が全然笑わないことに気がついて・・・?
<著者情報>
●おおのこうへい/作・絵
東京藝術大学デザイン科卒業。普段はTVCMなどを手がけるかたわら、イラストレーター、絵本作家としても活動。絵本の作品に『パンダどうぶつえん』『かぶとむしランドセル』 『いかにんじゃ』『はないきおばけとくちいきおばけ』(以上、PHP研究所)、『たべてあげる』『うそつきマルタさん』(以上、教育画劇)、『あつまれ! 全日本ごとうちグルメさん』(ブロンズ新社)などがある。
●雨宮俊彦/監修
東京大学理学部生物学科卒業。文学修士。現在、関西大学社会学部教授。日本笑い学会理事。感情としての笑いとユーモアの研究を長年、続けている。著書に『笑いとユーモアの心理学 何が可笑しいの?』(ミネルヴァ書房)(日本笑い学会「第6回日本笑い学会賞」受賞)などがある。
出版社からの備考・コメント
科学の芽を育む「はじめてのかがくえほん」シリーズ、第6弾。4歳〜8歳ごろ対象。
おすすめコメント
【こんなときこそ、世界には「笑い」が必要!?】
🤣コロナ禍のよどんだ空気をふきとばす、 笑って学べる、とびきりハイテンションな科学絵本!
🤣身近だけれど、実はわからないことの多い「笑い」の感情。生き物で笑うのは人間だけ? なんでツッコミって面白いの?など、素朴な疑問をストーリーを通じてとりあげます。
🤣本編は、ヒット絵本『たべてあげる』のイラストレーター・おおのこうへいさんが描く、怒涛の変顔やボケのオンパレード。思わず吹き出してしまう、渾身のイラスト&意外な展開にご注目ください!
🤣巻末には、笑いの心理学を研究されている雨宮俊彦先生(関西大学社会学部教授)の解説つき。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577048184 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
いろんな笑いがありますね。このページだけでも絵を描くお手本になりそうです。笑いについてわかりやすく説明してあって感心していたら、あとがきを読んで、しっかりした理論に裏付けられていると知って驚きました。勉強になりました。
わらいとは何かなんて
考えたこともなかった。
しかもジャンルが”科学” となっている。
アリストテレス以来、偉大な哲学者たちも”わらい”という小さな問題に取り組んで
きたらしい。
ますます興味が湧いてきた。
科学でわらいというものを解剖すると
どうなるのか 、大人も楽しめる絵本だ。
双子のたろうとじろうが出会ったお面の仙人は、笑い仙人。そもそも、笑いとは何かということを7項目にわたってわかりやすく解説。おもしろいことで笑うのは人だけ。動物たちの笑い顔に見えるのは、単なる顔のサインだ。
笑いの秘密をたどりながら、「おもしろい」と認識するためにはことばの知識や意味、場面の把握、そしてダジャレや、ボケる、ツッコむの高等技術が必要なのだとわかってくる。
日常生活の中で、上手にリードしてその場の笑いを作ってくれる人がいるけれど、一瞬でひねってボケて、ツッコミまで自分で入れる早業に舌を巻く。笑いは瞬発力がいる。もたもたしていては破顔できない。
暗いニュースばかりの昨今、お腹がよじれるほど笑って見たいものです!
絵だけを見ると純粋に子どもが好きそうな(特に小学生の男の子が大喜びしそうな笑)面白さ満載ですが最後に笑いについての真面目な話が載っていてある意味ミステリー並みの大どんでん返し!
深かったです!
こんな世の中だからこそ心から笑える本って貴重ですね。
低学年がとても好きだと思います。
絵の汚い感じとか、うんこが出てきたり・・・(笑)
世の中は未曽有の事態になっていますが、こんな時こそ笑いが必要だと思います。
いろんな種類の笑いがありますが、それが最初の絵でうまく表現できていますね。
笑いについて面白く説明できるような絵本。
笑うときに顔はどうなるか、体はどうなるか、どんな時に笑うのか、動物は笑うのか。
こどもたちのいろいろな疑問にも答えられる絵本だと思います。
ボケを探そうはなかなか面白かったです。
小学校時代、たくさんの本を地域の方々に読み聞かせしてもらっていた、中学一年生の息子がちょうど横にいてPCをのぞき込んできたので、一緒に読んだ。久しぶりに声にだして絵本を読んだ気がする。子供たちの前で読み聞かせをしているつもりで。ここ、かなり笑うかな、あの子たち、と想像している自分に気づいた。この本は普段気にしていない「笑い」について掘り下げた絵本だ。そもそも、わらうってどんなことだろう。これらの顔のうち、笑っている顔はどれ?との問いかけから始まり、様々な方角へ考察を深めてゆく。中一の息子は「巻末の、大学教授の話が一番興味深い」といった。すこし大きくなってしまった子供にも、たのしめる場所を残してくれている。小さな子は身を乗り出して聞くだろうなと思えた。
双子の兄弟が仮面仙人に会い、「笑いについて」教えてもらうお話し。
笑いの表情っていろんなものがあるんですね、「さわやかわらい」は
今の年では絶対できません。子供たちにこの表情をやらせたら楽しいと思います。
「泣き笑いやって!」次「こらえ笑い」といったようなゲーム感覚です
ダジャレは「おじさんダジャレ」で毎回ひんしゅくをかっています。
「こちょこちょ」は絶対笑いますよね!
このように「笑い」を科学的に教える児童書は初めてです。
「読み聞かせ」でも「一人読み」でもいいのでお互い「笑い」を実践してみては
マスクをはずして、大笑いしたいものです。
2人の子どもが、お面を付けた仙人に「笑いとは何か」を教えてもらう絵本。くすぐり、だじゃれ、ボケと突っ込み。笑いの仕組みを教えてもらった2人は、ハプニングを笑いに変えて、遂に笑えなくなっていた仙人を笑わせます。楽しみながら、笑いについて科学的に学べる絵本です。