ハナペタン
そうまこうへい/作 安楽雅志/絵
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刊行日 2021/02/05 | 掲載終了日 2021/02/28
ハッシュタグ:#ハナペタン #NetGalleyJP
内容紹介
ハナペタン って、いったい何者なんだ!?
とにかくヘン!
だけど、なんだか気になるクセになる!
子どもが悪いことをしなくなる?
新しい、しつけ?絵本です!
【あらすじ】
ぼくは、巷でうわさのハナペタン。いけないことをした子どもにペタンとくっついて、はがれないから、みんなに恐れられている。さあ、どこかに"いけない子”はいないかな?
【著者情報】
●そうまこうへい[作]
岡山県出身。作家。コピーライター。絵本の作品に『さきちゃんのくつ』「ぷっぷるのえほん」シリーズ(以上、フレーベル館)、『ぼくとソラ』(鈴木出版)、『ピッピのかくれんぼ』(PHP研究所)、幼年童話に『ふたつのゆびきりげんまん』(小峰書店)、『ぼくが見たお父さんのはじめてのなみだ』(佼成出版社)など。
●安楽雅志[絵]
広島県出身。名古屋を拠点に似顔絵、鳥瞰図、ポスター、壁画、看板制作など『ニッポン』をテーマに懐かしさとユーモア、迫力のあるイラストを描く。絵本の作品に『カレー地獄旅行』(パイ インターナショナル)、『じごくバス』(ポプラ社)など。
おすすめコメント
👃コロナ禍の暗い気持ちをふきとばす、ユーモア絵本!
👃明るく楽しく「悪いこと」への意識付けができます!
こんな時期だから、気楽な絵本を! ユーモラスな設定&キャラクターが子ども心をくすぐります。悪いことをすると、ハナペタンが来るかも…と、子どもたちが「悪いこと」を少し意識できるようになるといいな、と考えています。自己紹介風の文章も楽しい!
👃インパクトの強いキャラ、イラストが、子どもたちの好奇心をくすぐる!
全身が鼻というちょっぴりキモい(?)キャラと、迫力のあるイラストに思わず目を奪われます。子どもたちが自ら手にとりたくなる絵本です!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577049419 |
本体価格 | ¥1,350 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
ゴーゴリ、芥川龍之介、はたまた『今昔物語集』にもモチーフやテーマとして描かれた「ハナ(鼻)」は、古今東西どうも作家の意欲を刺激するらしい。
そんな中で『ハナペタン』ほどユーモアに溢れて、自己肯定感の強い“生き物”はないみたい。
「泣く子はいねがぁ?」ならぬ「“いけない子”はいないかな?」というチェック網を張りめぐらし、時には正義の味方のようなアクションを起こすのもカッコいい。
自己紹介の堂々たる語りに思わず引き込まれ、「こりゃ悪いことしちゃいかんなぁ」と落とし込まれる。でも、不遜にも、ちょっとだけワルいことして会ってみたいなぁとも思うわたし。なにせ、(小さい声で)この本で剥がし方を学んだもんね。
悪い子がいたらお仕置きに来るというストーリーから、東北地方に伝わるナマハゲを連想しました。鬼のかわりが「ハナペタン」という鼻の妖怪みたいなもので、怖さが売りでないのがユーモラス?子供たちの反応が気になります。
ダイナミックで印象ふかい、動きのある絵を描かれる方ですね。ハナペタン、鼻そのもの、そして、やることがぶっとんでいる!
しつけ、になっているかどうかは正直なんともいえないけれど、こどもたちをひきつけることうけあいです!
鼻が主人公のとてもシュールな絵本。子供に絶対ウケるはず。
悪い子や悪い大人にはハナペタンがおしおき!
悪い子にはお尻にハナペタンがくっついてあんなことしちゃうぞ!
もうここ笑わせていただきました!
そしてハナペタンの取り方もめっちゃ面白い。
とても面白い絵本でした。
強烈なインパクトのハナペタン。
いったいなんのこっちゃ?と思いながら開いたらますますなんだかわからない笑
ペタンとくっついて離れないなんてこりゃ悪いことしたら子どもも怖がりそう。
もちろん悪いことした大人にもペタン。
ひとつだけ気になるのは花粉の季節はどうなるのかな?
続きがあればぜひ知りたい。
ユーモアがあって面白い絵本です。
ただ、いけないこ(悪いことをした子)にはバツを与えるという印象になってしまいました。
それは個人的にあまり好きではありません。
内容は面白いので、この絵本が好きになる子、自分で読む子がいると思います。
ハナペタンの「プロフィールおまけ」が楽しくて、きょうだいの絵本も読んでみたいと思いました。