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ピノピノよもうよ ねむくないの!/いちご たべすぎ!
ネットギャリー特別合本版
原作/ロベルト・ピウミー二 絵/アンナ・クルティ 翻案/山本和子
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
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刊行日 2020/10/23 | 掲載終了日 2021/02/01
ハッシュタグ:#ピノピノよもうよねむくないのいちごたべすぎ #NetGalleyJP
内容紹介
今回は特別に『ねむくないの!』『いちご たべすぎ!』の2冊をつづけて読めます!!
対象年齢は4・5歳~小学3年生くらいの「幼年童話」ですが、大人のかたにもおすすめ。はっと気づかされる真理や、こどもに伝えたい大切なことが書かれています。
主人公のピノピノは、森でくらすくまの男の子。
冬ごもりをしないですごせるように知恵をしぼったり、はちみつがほしくてがんばったり、はじめて火のことを知ったり・・・ハラハラドキドキの連続だけど、最後にはほっこりほのぼのな気持ちになる短い物語が、それぞれの巻で5話ずつ楽しめます。
物語のあとには、興味を深める豆知識のコラムや、内容をふりかえることができるクイズつき。
【翻案:山本 和子(やまもと・かずこ)】
横浜市生まれ。雑木林や田んぼのある地域で探検ごっこもいっぱい楽しみながら育つ。こどものころから読書や文章を書くのが好きで、物語を執筆する仕事をすることを夢見ていた。学生時代に国内外のすばらしい絵本や童話に出会い、それ以来こども向けの作品を長年書きつづけている。ピノピノの原作をこよなく愛し、心に響く日本版を実現するために、たくさんの挑戦を重ねてきた。
出版社からの備考・コメント
また、冒頭のページにある『ピノピノのテーマソング』の歌詞は、実際に歌を口ずさむことができるようにと、日本版オリジナルの曲もつくりました。シンガーソングライターでウクレレ奏者のLinaLina氏が歌っています(このページの最後に関連リンクがあります)
おすすめコメント
「ひとりでよめた!」・・・読書ステップアップ期の、こどもの自信を応援しています
さいしょは1文節ずつ、1文ずつから、大人が読んだのをまねて『追い読み』したり、
めだっている『デカ字』や主人公の『顔マーク』のところを担当したり。
大人とふたりで1文ずつ『かわりばんこ読み』をしたり・・・。
『絵本』から『読み物』へ、『読みきかせ』から『自分読み』へ。ステップアップしていけるくふうがいっぱいです!
★絵本でなれ親しんできた横書き! 全ページカラー!!
★10見開き前後の短いお話が5つも楽しめる!
★みじかくて、心地よいテンポ、頭に入りやすい文!
★1行ずつ、こどもの目や指でたどりやすい!
★言葉をくぎってあるから、ゆっくり少しずつ読みやすい!
★だれのセリフかひとめでわかる! セリフのところだけを担当したり・・・
★各話ともコラムの補足つき。学びのある内容に、理解深まる!
★主人公のテーマソングもあって、キャラがイメージしやすい!
販促プラン
本作品にレビューをご投稿いただいたかたの中から、抽選で10名様に、レビューの言葉をデザインに盛りこんだ『オリジナルPOP』をプレゼントいたします。
ピノピノとみなさんのレビューがコラボした、世界でひとつだけのデザイン! お店の店頭でレジや商品のそばに添えたり、図書館やご家庭の本棚にかざったり。本といっしょに撮影してSNSなどにもご活用いただけます!!
【レビューの内容について、たとえば…】
・心に残ったお話はどれですか
・はっとさせられたセリフや行動はありましたか
・主人公やほかの登場キャラのことをどう感じましたか
・さし絵のタッチや色彩はいかがでしたか
・表紙の印象はいかがでしたか
・セリフの顔アイコンや、デカ文字などは効果的でしたか
・豆知識のコラム、おさらいクイズなど、お楽しみいただけましたか
・どんなかたにおすすめしたいですか
また、この本の内容や今回のプレゼントキャンペーンにつきまして、気になった点、改善点、ご意見などがありましたら、「非公開」のコメントらんにお書きいただきたく、お願いいたします。編集部で今後の作品作りや企画に活かしていきたいと思います。
★レビュー投稿締切:2021年1月31日まで
★応募期間終了後、当選されたかたのNetGalley登録メールアドレスへ、送付先等の確認メールをお送りいたします(メールアドレスの開示設定を行っているかたが対象となります)。
★レビューが長い場合には、POPのデザインが映えるよう、言葉の一部を抜粋して掲載させていただきます。
ふるってご参加ください!!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 0000052050978 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
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閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
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何でも自分でやってみる元気なピノピノ。時には失敗し、時には怖い思いをしても、それがみんなピノピノの力になっていく。
どのお話にも、きちんとしたエピソードがあり、印象的。友だちのルゥのお父さんのことや、人間の画家さんとのピノピノの勘違いによるちぐはぐなやりとりに、びっしたりくすくすしたり。
子どものひとり読みへのアプローチ,サポートにもなるような問いかけや内容確認のページは、ちょっと他ではない取り組みだと感じました。
アンナ・クルティさんの淡い水彩画が心地よくピノピノの世界を彩っています。
![](https://netgalley-assets.s3.amazonaws.com/65fed9235e/images/profile-placeholder-micro.png)
こぐまのピノピノとパパとママ。友達のルウ。森の動物たち、そして森にやってくる人間が登場。ピノピノは森の中で何かと出会い、体験しながら、いろいろなことを知っていく。「くまの子ウーフ」を思い出した。
でも、これはイタリア発の新しい若い世代に向けた本。横書き、透明感のある明るい色彩のかわいらしいイラストがつき、台詞の前には、話し手のイラストがあり、とてもわかりやすくなっている。さらに巻頭にテーマソングがあり、各章ごとに関連する科学的なミニコラムがあり、巻末にはクイズがあってお話をおさらいできる。本を楽しむ要素がぎっしり詰まっている。
わたしが最も好きなお話は、「森どろぼう」。ピノピノは森のなかで初めて絵描きを見る。そして、絵描きが絵筆を動かすと、キャンパスに森の木や葉が現われるのを見て、森を盗んでいると考える。この発想には、はっとさせられた。絵も、絵筆も絵の具も、生まれて初めて見たら、ものすごく不思議に違いない。森を盗んでいると思ったっておかしくない。ピノピノのような小さな子にとって、この世は初めてのことで満ちあふれている。瑞々しく、発見と探検の連続だ。
他のお話も、ピノピノとルゥの素晴らしい体験が描かれている。ピノピノたちといっしょに森を探検したあとは、わたしたちの世界を探検しよう。大人になってしまったわたしも、ピノピノのような新鮮な目で、世界を見直せたら楽しいなと思う。