バジとあかいボール
松丘コウ/作絵
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刊行日 2021/01/20 | 掲載終了日 2021/01/29
ハッシュタグ:#バジとあかいボール #NetGalleyJP
内容紹介
時間を進めてくれる、赤い不思議なボール。
バジは、苦手な歌のテストで、ボールを使うかどうか迷います。
第10回日本童画大賞絵本部門大賞受賞作!
時間を進めてくれる、赤い不思議なボール。
バジは、苦手な歌のテストで、ボールを使うかどうか迷います。
第10回日本童画大賞絵本部門大賞受賞作!
おすすめコメント
■第10回(2020年)第10回武井武雄記念日本童画大賞絵本部門大賞作品!
※受賞時は「しらとりぷい」のペンネームで作品発表。
■作品に込められた真っ直ぐなメッセージと、丁寧で優しさに溢れる絵で、日本童画大賞選考委員の高い評価を得た作品。
■著者情報:
・2014年、2019年講談社絵本新人賞佳作受賞。
・第35回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞。
■第10回(2020年)第10回武井武雄記念日本童画大賞絵本部門大賞作品!
※受賞時は「しらとりぷい」のペンネームで作品発表。
■作品に込められた真っ直ぐなメッセージと、丁寧で優しさに溢れる絵で、日本童画大賞選考委員の高い評価を得た作品。
■著者情報:
・2014年、2019年講談社絵本新人賞佳作受賞。
・第35回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577049020 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
『ぴのちゃんとさむさむねこ』の温かな世界でいっぺんに虜になった松丘コウさん。
今回も、子どもの葛藤の中で、自分で自分の苦手なことを乗り越えていく姿を温かな目線で見守っています。嫌なことから逃げたい時、魔法のボールに頼らずにちょっとだけがんばってみる。その小さな努力の繰り返しが、バジに力をつけていく。でも、逆に言えば、魔法のボールかもしれない赤いボールというアイテムがバジの心を支えたのかもしれません。
奇しくも丑年を目前に、とてもすてきな物語に出会えたことに感謝します。
そして、松丘コウさんの作品を、わたしはきっとこれからも読み続けるでしょう。
バジ君は、不思議なあかいボールを手に入れました。そのボールを使うと、時間が進むのです。バジ君は、週末に行われるうたのテストを受けるのが嫌なので、その時に使うつもりでした。うたのテストがある前に何度もあかいボールを使おうと思いましたが、使い過ぎは良くないと、ぐっとがまんをしました。そしていよいようたのテストの時間、バジ君はそのボールを使ったでしょうか。自分でいろいろと努力してこそ価値があるのです。不思議なものに頼ってはいけません。最後はバジ君えらいと褒めてあげたくなるでしょう。
デビュー作「ぴのちゃんとさむさむねこ」がとても良かった松丘さん。あちらは、日産童話と絵本のグランプリの絵本大賞で、今度は日本童画大賞絵本部門大賞! すごい! おめでとうございます!
何度かダウンロードし直してみたが、すべてP2~5が真っ白で、始まりがわからないけれど、バジが努力を続けて、最後まで頑張る様子は、子どもたちの心にもしっかり伝わるだろう。
優しく、温かい絵には癒される。
出版される日が待ち遠しい。
#バジとあかいボール #NetGalleyJP
優しいタッチの絵が可愛らしくてすぐにお話に引き込まれました。
道端で拾った赤いボールを魔法のボールと信じるバジ。
困ったら魔法に頼ろうと赤いボールを持ち歩きますが、困難から逃げたい気持ちを「もう少しだけ頑張ろう」と励ますうちに、自分の力で苦手なことを一つ一つのりこえていきます。
苦手なことを乗り越える事でいつか自信にかわって行く。小さ頑張りを応援してくれる本です。
いいおはなしですね。イルフビエンナーレの大賞作品ということで、余計に素敵にまじめなおはなしになっていくのかもしれませんが、それに収まらない、「克己」という大きな生への推進力が感じられました。
自分との対話で進んでいく、モノローグのような作りがおもしろい。
自分のいいところだけ見ていたい、なんて傾向の人にも響くのではないかしら。
挿入の昔話が、大人にも現代の寓話のように響きます。
キーワードは自分を大切に思い、見ていなかった自分を発見していくこと。ただ単に「自信」「自己肯定感」で片付けたくない、柔らかい日差しのような暖かさを感じる本でした。
※トンボが入っている状態で見せていただけたのが大変興味深かったです。
すごい、バジつよい!
あかるくやわらかくすてきな絵でめがはなせなくなる。でも、ちょっとかんがえてみてよ、こんなことできる?大人のわたしたちできる?
すごいことがおこせるなにか、これがあればいろいろらくにいくなにか、つらいこといやなことを避けて通れるかもしれない、そんななにかを手にしたら?
とてもゆうきのあるつよいこだよ、きみは!
学生のころ学習参考書を作るところバイトたことを思い出す。今思うと編集部で貴重な体験だったけど、特になにかしてたわけではない、雑用。ゲラずりはよくみてた。雑用が楽しいバイト、は楽しいところ。名もない広告代理店でもバイトした。そんな偉そうなものでもない、ちいさな、ビルの一室。そこでも、名前の知れた食品とパッケージの撮影とかしてた。大都会だったので、これあそこに持ってって、てお使いをよくした。アカ入れて校正くらいのことはやった。誤字脱字さがしとか、汚れとか、ざっと読んで気になるところ書いて、とか。
デジタルなんでなかった。みんな紙だった。
ゲラよみはだからたのしい。
折丁つくってーーは。バイトの仕事、トンボのところで折って、きれいにしたいときは、ちゃんと切って本の形にして。とか。
本になるまえのものを、読ませてもらえてとてもありがたい。