バッドガイズ
アーロン・ブレイビー(著)/中井 はるの(翻訳)
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刊行日 2020/12/14 | 掲載終了日 2021/06/28
ハッシュタグ:#バッドガイズ #NetGalleyJP
内容紹介
ニューヨークタイムズベストセラー / ドリームワークス映画化決定! / 30カ国以上のキッズがハマった! / この世で最も“イケてない”アンチ・ヒーローズ登場!
このお話は、わたしたちひとりひとりが持っている多様性にきづかせてくれます。個性派ぞろいのメンバーのストーリーで、お家時間を楽しんでください。(訳者 中井はるの)
シリーズ累計1,000万部突破! 世界が夢中になった“きらわれもの”たちのヒーロー大作戦!
きらわれもののミスター・ウルフは
どこからどう見てもワルそうな“ザ・悪役”。
でも実はヒーローに憧れる“いいヤツ”だった。
世の中の誤解をとくべく、友だちで同じ悩みをもつ
スネーク、ピラニア、シャークを巻き込んで
『ヒーロークラブ』を結成!!
みんなを助ける英雄になるために、あの手この手で奮闘します。
全ページふりがなつき!
絵本では物足りなくなったお子さんたちへ
絵本と比べるとページも文字数も多いけれど
児童書や子ども向けコミックスに比べると
絵も大きくてコマ数も少ないつくり。
絵本では物足りなくなったお子さんにぴったりな一冊です。
『グレッグのダメ日記』『ドッグマン』『ワンダー』など数多くの児童書を翻訳した訳者 (中井はるのさん)よりコメント
“ニューヨークの書店で薦められ、1巻を購入して日本に戻ったら、このお話を訳すことになりました。
これはただのヒーローものじゃありません。
どの登場人物も、みんなの嫌われ者。ふつうに暮らしていても、悪者あつかい。そこでミスター・ウルフは、自分たちは実は悪者じゃないと証明しようと立ち上がるのです。みんなに好かれるなんてムリだと思っていたほかの登場人物たちは、しぶしぶウルフの思いつきに巻きこまれ、失敗をくりかえしながらも、困っていたり、窮地にいる者を助けます。それはもう、波瀾万丈の展開です。
これは、昔話で言えば『泣いた赤鬼』のよう。あるいは、私が訳した『ワンダー』のジュリアンのその後も思わせます。
これは小さな子どもたちから大人まで楽しめるグラフィックノベルなのです。みなさんも、他人から「こういう人」だと決めつけられて悲しい思いをしたことはありませんか? あるいは、他人に、自分が望んでいないレッテルを貼られるってことありませんか?
このお話は、わたしたちひとりひとりが持っている多様性にきづかせてくれます。個性派ぞろいのメンバーのストーリーで、お家時間を楽しんでください。”
著者について
アーロン・ブレイビー:子どもの本のシリーズで大成功しているクリエーター。『バッドガイズ』を初めとする児童書は、ニューヨークタイムズ紙のナンバーワン・ベストセラーになっている。累計部数は2000万部以上となり、30カ国以上の国で翻訳されている。ドリームワークスが製作中の「バッドガイズ」と、Netflixの「ユニコーンのセルマ」(未邦訳)の総合プロデューサーでもある。
おすすめコメント
バッドガイズシリーズは、オーストラリアで誕生し30カ国以上の国で愛されている作品です。ありそうでなかったアンチ・ヒーローもの。物語や映画などでつくられた“悪役”イメージを払拭するため、ウルフ、スネーク、ピラニア、シャークの4匹がヒーローになろうと一念発起します。本シリーズの一番の読みどころは、個性的なキャラクター達がおりなすドタバタ劇。思わず声に出して読みたくなる楽しさがあります。
バッドガイズシリーズは、オーストラリアで誕生し30カ国以上の国で愛されている作品です。ありそうでなかったアンチ・ヒーローもの。物語や映画などでつくられた“悪役”イメージを払拭するため、ウルフ、スネーク、ピラニア、シャークの4匹がヒーローになろうと一念発起します。本シリーズの一番の読みどころは、個性的なキャラクター達がおりなすドタバタ劇。思わず声に出して読みたくなる楽しさがあります。
出版情報
ISBN | 9784777824496 |
本体価格 | ¥980 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
オーストラリア発。
児童書だが、大人が読んでも楽しい!ウルフ、スネーク、ピラニア、シャーク。このいつでもどこでも悪者のレッテルを貼られがちな、ひいてはいじけがちな四匹が、名誉回復とばかりにがんばるのだが。
絶妙の掛け合い。子供たちが大好きな、マダガスカル、のスピード感とユーモアを思い出した。シリーズもので何巻もでてるらしい。かなり笑わせていただきました。翻訳も上手なかただなあ、と思わせられました。
オオカミと言えば、物語ではたいてい悪役。彼が集めたのは、ヘビ、ピラニア、サメ。みんな恐ろしくて、逃げ出したくなる動物ばかり。そんな彼らが目指すのは、正義の味方・ヒーローだというのだから驚く。
異常にテンションの高いミスター・ウルフは、ヒーローに向かって真剣そのもの。空回りしながらも、誰かの役に立とうと必死。残りの3匹との温度差が笑える。でも、最後には、ミスター・スネークたちも、だんだんその気になっていく。
絵本、童話というよりは、コミックの印象。4匹の空回りやドタバタに大笑いしながら、次第に彼らがかわいくなってくるのが不思議。動きのある映画では、もっと面白くなりそう。映画化、また、2巻が楽しみだ。
#バッドガイズ #NetGalleyJP
可愛くてちょっと悪いキャラクター。そんな彼らのお茶目な行動にハラハラドキドキ。ちょっと刺激が強すぎる場面も、バッドガイズのおかげで安心して読み進められます。新しいブラックヒーローの誕生です。小学校におすすめの一冊です。
世間で「悪党」と認識されている動物たちがヒーローを目指す話。
ウルフがへび、ピラニア、サメなどの仲間(?)を引き連れて彼らの悪評を改善し、ヒーローになろう!というところから始まるのですが、彼らは「なんで?猫食べよう!」といつもの調子。
それを頑張って猫を助けに行ったり犬を助けたり。
マンガ風になっていて読みやすくて面白かった。
一般的に『悪者』とされていて、怖がられ、嫌われている狼、蛇、ピラニア、鮫。もう嫌われる人生は嫌だっ!と狼が発起人となりヒーローになる為に困っている動物を探しに。細い線で描かれている絵なのに動きがあって楽しい。4匹の表情も豊で『悪者』だっていう事を忘れてしまう。子供だけでは無く大人のツボにもはまる絵本。
主人公のウルフは、前向きなんだけど思い込みが激しく、やることなすこと、ちょっと的外れ。
ウルフは「助けた!」と達成感を感じていても、助けられた方は彼らの姿に命の危機を感じて逃げただけだったり。
強者ゆえの鈍さと、純粋な心のギャップが愛らしい。
行く先々で阿鼻叫喚を巻き起こしていく、爆笑アンチヒーローの誕生!
絵と文字の分量がアメリカンコミックと絵本と物語を足して3で割ったような感じなので、絵本から物語へのステップで手に取ってもらえそうです。オオカミやヘビやピラニアなど、見かけは怖いが中身はいいヤツ、というギャップがあるキャラクターがヒーロー目指して活躍します。
俺たち悪いやつ! でもかっこいいヒーローになってみたい! ヒーローになるにはどうすればいいんだ? という悪巧みから始まる、オオカミ、ヘビ、ピラニア、サメの大活躍物語。とっても面白かったです。子どもも大喜びで読むだろうなと思う、ユーモアに富んだ作品でした。普段は悪い存在として描かれることの多い動物たちが七転八倒し、結局いいことをしてしまうという物語も面白く、読ませます。2巻も拝読するのが楽しみです。