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すきなこと にがてなこと
新井洋行/作 嶽まいこ/絵
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刊行日 2021/02/04 | 掲載終了日 2021/01/31
ハッシュタグ:#すきなことにがてなこと #NetGalleyJP
内容紹介
好きと苦手でつながり合い、支え合う世界の素敵さを描く絵本
ぼくはスポーツがだいすきだけど、みんなの前で発表するのはにがて。そんなときはりんちゃんがいっしょに発表してくれる。でも、りんちゃんは動物がにがて。そんなときはけんちゃんがてつだってくれる。けんちゃんはうたうのがにがてだけど、ソフィアちゃんのそばでうたえば大丈夫……。
そんな風にしてクラスの友だち、家族、町の人や、世界じゅうの人とも、「ぼく」はつながっています。
誰にでも好きなこともあれば、苦手なこともある。それぞれに違っているからこそ、人々が支えあい、つながりあうことができます。「にがてなこと」があっていい。多様な人々が共生をめざすこれからの社会を生きる子どもたちに、自分を認め他者を認め、支えあうことの素敵さを伝える絵本です。
おすすめコメント
赤ちゃん絵本やしかけ絵本、子どもたちに大人気の絵本を数々出版してきた絵本作家、新井洋行さんの最新作は、好きなこと苦手なことでつながり合い、支え合う世界の素敵さを描いた絵本です。読み終わると、苦手なことがあっても大丈夫。自分らしくていいんだよ、と自分を認めてもらったようで心が温かくなります。
赤ちゃん絵本やしかけ絵本、子どもたちに大人気の絵本を数々出版してきた絵本作家、新井洋行さんの最新作は、好きなこと苦手なことでつながり合い、支え合う世界の素敵さを描いた絵本です。読み終わると、苦手なことがあっても大丈夫。自分らしくていいんだよ、と自分を認めてもらったようで心が温かくなります。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784774328539 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
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誰にでもある好きなこと(得意なこと)と苦手なこと。とかく、苦手でできないことに対しては、人はマイナスイメージで捉えてしまい、コンプレックスを感じるものだ。苦手、できないイコールだめなことというレッテルを自分自身に貼りがちだ。ここで考え方を変えれば、ちょっと気楽になれる。苦手なことはしない、やらないのではなく、それが得意な人にサポートしてもらえばいい。お互いに補い合うことで克服できるという考え方はすてきだ。何より自己肯定感がアップする。自信と満足に繋がる。これは見知らぬ同士でもできること。周りへのちょっとした目配りが、やさしさの連鎖になる。
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とてもよかったし、今度授業でこれをテーマにやってみようと思いました。
好きなこと、苦手なこと、お友達が苦手なら一緒にやってあげる、手伝ってあげる。
とてもやさしい絵本です。家族やお友達だけでなく、色々な人の「苦手なこと」をみんなでお手伝いできる世界になったらとてもやさしい社会になるだろうなと思います。
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苦手も得意もそれは全て“個性”として周りが受け取ってくれれば、こんなに素敵な関係が築けることを優しく、だけど説教臭くなく(←ここ重要ですっ)伝えてくれる作品でした。
“出来ない”を乗り越えるのももちろん素晴らしいことなんですが、自分が出来る範囲で助けるのがあたり前の環境になったら、自分にも他者にも生きやすい、良いさじ加減の肯定感で心も豊かになりますよね。
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新井洋行さんと言えば、赤ちゃん絵本のイメージがある。おはなし会でも、よくお世話になっている。
その新井さんの新作が、絵は他の画家さんで、対象も小学生、仕掛けもないようで、かえって興味が沸いた。
スポーツ、特に球技が好き(得意)な「ぼく」。でも、人前で発表するのが苦手な「ぼく」。
そう、誰にだって、得意なこと、苦手なことがある。
苦手を克服するために努力することも勿論大切。でも、得意なことで、困っている人を助けてあげられるのも素晴らしいこと。困った時は、誰かを頼っていい。助けてもらったら、笑顔で受け入れればいい。
そんな嬉しいつながりが、クラス、家族だけでなく、ご近所やさらにはインターネットを介して世界中に広がっていく。
互いに助け合うことの大切さを改めて知り、爽やかで、元気がもらえる作品だった。
嶽まいこさんの絵も、優しく、温かかった。
#すきなことにがてなこと #NetGalleyJP
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私の好きなことは、走ること。
苦手なことは、絵を描くこと。
得意なことを考える時には心がワクワクするけれど、苦手なことを考える時には、少し憂鬱な気持ちになる。
憂鬱になる理由はきっと「人と同じようにできない自分はダメだ。恥ずかしい。」と思ってしまうからかな。
けれど本当は誰にでも、上手にできることと苦手なことがあって、だからこそ私達は助け合える。
その助け合いを通して、互いの良さを認めたり、1人では出来ないことや物を作り上げることができるのだと、この本で気付かされた。
苦手があっても良いじゃない。それは決してマイナスなことなんかじゃないから。
上手くできないことがある自分のことを、愛おしく思えるようになった。
気持ちがうつむいた時に、そっと手を繋いでくれるような素敵な一冊だ。
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とてもわかりやすい、素晴らしい絵本!
ありのままの自分を丸ごと受け入れるのは、やっぱりためらうし、本当にそれでいいのかな、いろいろちゃんとできないとダメだよね?と思ってしまいがち。
だけどこの絵本は、どんな人にも得手不得手はあって、その全てをできなくてもいい。自分の苦手は"助けて"のひとことで、それができる誰かが助けてくれるし、誰かが困っていたら、自分にできることで力になれればいい。という、助け合う循環を大きくとらえ、自分と人、両方の存在を認め尊重する考え方を示してくれている。
明確な短い言葉、優しい柔らかくでもはっきりとわかる絵、だんだんと輪が広がっていく嬉しさ・安心感…。伝えたいことが、小さい子どもたちにもきっと伝わる素晴らしい1冊だと思います。
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読む前は、「誰にでも得意不得意はある」「十人十色」をテーマにしているのかと思っていましたが、それにプラスして「自分の得意で誰かを助ける」というのもテーマに掲げている本だったんだな、と思いました。
あと、人権学習でもつかえそうな絵本だなぁ、と。
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人との繋がり がとても大事だと
教えてくれる絵本です。
みんなそれぞれ得意・不得意が
あるのは当たり前。
それを分かり合い 認め合うことで
学校生活や社会生活がスムーズに
行われるわけで…。
小学校の図書館にあったら
いいと思いました。
道徳の授業でも活用できると思います。
海外に住む友達や外国人も登場し
多文化共生を考える最初の絵本としても
オススメです。
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他の人はなんでもできるように見えてしまうけど、
すきなこと、にがてなこと、得意なこと、苦手なこと、みんな持っているんだよ、
と教えてくれるやさしい絵本ですね。
そして、気が付かないような自分の得意なことが、実は他の人を助けていると教えてくれます。
子どもだけでなく、お父さんお母さんも苦手なことがあったり、
それを子どもも助けてあげられてると思うとお手伝いも自信をもってできそうです。
クラスや町に外国の人が普通にいることも、パソコンを使って世界とつながれたり、
またそれが周り回って自分の身近なところにつながっていたり、
世代、世界を超えて助け合っていることが実感できます。
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好きなことを教える、にがてことは教えてもらう、お互いが成長する
そしてその輪は大きく世界に広がってゆく、という子どもたちに必要な本です。
子どもにとって好きなことはどんどん伸ばしてゆくが
にがてことは諦めてしまう、これが現状です。
にがてなことをはっきり言えるかどうか、
この本で、「おしえて」「おしえようか」の言葉をいえるようになってほしい
すきなこと、にがてなことを意識し始めた子どもたちにおすすめです。
学校の図書室におくべきすばらしい本です。
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ほんわかしたかんじの絵と、わかりやすい構成のお話です。
幅広い世代の人に読んでほしい絵本です。
この絵本は、あなたは、「自分はありのままでいいのだ」と言ってくれています。
今、自分が嫌いだという子どもがたくさんいます。
そういう子に読み聞かせをしたり、自分ひとりでこの絵本を読むことで、少しでも自分のことが好きになってくれたら嬉しいです。
そういう活動に役立つ絵本だと思います。
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理想の世界がここにある。<みんなすきなこともあればにがてなこともあるよね。ぼくはスポーツがだいすき。でも‥> 。苦手なこと、の対義語が、得意なこと、ではなく好きなことであるのも考えさせられる。
得手不得手があってあたりまえ、みんなちがってみんないい、にとどまらず、苦手な時はそれを、これまたいろんなかたちでおぎなうだれかがきっといる、その誰かにもまた苦手なことはあるよ。ひととのつながり、を、ひとはひとりひとりちがう、ということによってあらわす、とはなんと巧みなおはなしのはこびかただろう!
最初と最後だけカラーなのは、出版時もこの体裁なのだろうか?ゲラだからだろうか?
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できることはなに?できないことはなに?
一人で全部できなくてはいけないと縛る必要はない。おだやかに構えて補い合う。
補い合いの、わらしべちょうじゃ。背中を流しあってぐるっとつながるような。
みなが心の富んだものになる。
教育的ではあるけれど、しつけとか、道徳とか絡んできそうだけれど、解釈しよう・勉強しようとはせずに、まっさらな気持ちで読んだり、読んでもらって耳を傾けることがされていったらいいな、と、願いを込めて記します。
※PC版では不完全なものでしたが、スマホ版では、彩色されていないラフ状態のもので全ページが網羅されていて通して読ませていただけました。