はじめまして量子力学
ふしぎがいっぱいミクロの世界
シェダード・カイド=サラーフ・フェロン
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刊行日 2020/11/30 | 掲載終了日 2021/02/09
ハッシュタグ:#はじめまして量子力学 #NetGalleyJP
内容紹介
常識はずれで難解だけれども、あらゆる物質の土台となる理論が絵本になりました!
「量子力学」の絵本だって!? 現代物理学で最も難解でありながら,常識を覆す衝撃的内容が多くの人を引き付けてやまない「量子力学」.それがなんと子供向けの絵本になった。ひと通りのキーワードを取り上げているので,絵を見ながら「量子力学」がどんなことを主張しているのかが,イメージとして理解できる.子どもだけでなく,大人も欲しくなる1冊だ.
出版社からの備考・コメント
一部のページを省略しておりますことをご了承くださいませ。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784759820584 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
量子力学は、現代物理学の基礎となるものである。しかし、理科離れが進むとともに、物理学は敬遠されがちになっている。本書は、絵本の形で、子供たちを初歩の量子力学になじませることで、量子力学の不思議さ、面白さを感じてもらおうとするものだ。むろん、専門書のように難しいことは書かれていない。しかし、子供のころから物理学の面白さに触れることは、科学に強い人々が増えることに繋がるのだと思う。物理好きの子供たちが増えることを願いたい。
量子力学といえば、猫!
ですが、この本ではその猫の話だけではなく、物理学の基本的なこと(古典物理学)や古代の人々の世界観、そして中世から現代に至るまでの物理学の流れと、その代表的な学説を、明晰な絵で説明しています。
非常に面白かったのですが、わたしには高度でした……
読み聞かせをすると言うより、中学生あたりがじっくり読む本として、おすすめできると思います。
量子力学⁉︎難しい?というイメージをある程度覆してくれる、良い意味でわかりやすい本。
特に、ダブルスリットの実験を書いたページは、最高。量子のふるまいの二重性など、普段は全く意識しないけれど、もしかしたら何かの時に判断したりする私たちの脳波の動きにも関係があるのかも?などと未知の可能性にまで様々考えてしまった。
この本に出会った子どもたちが、え?なんで?となった時に、この本を足掛かりにいろいろ思考してくれることを願う。
とてもとても難しい内容のものを、よく考えられた楽しいイラストで読み進めていくことができる!
けれどもいかんせん難しいです
わかった気にさせてしまうところが量子力学の不思議なところでわかりにくてずるいところです
実際の書籍がどの程度の大きさなのかわからないのですが、文字の大きさが小さすぎる気もします
情報量が多すぎなのだと思います、しかし、よくありがちな「見易さを優先するあまりスカスカな内容の(しかも高価格の)教育資料用図書館配備本」よりよいので、この方針は維持していってほしいです。
説明が(私にとって)不十分に思えるところをいくつか挙げます
p3「たとえば…むずかしいよね。そういうふうに考えるには…まったくちがう発想をしなくてはいけなかったんだ」
とある、「そういうふうに」とは何であるか?
p12-13 デザイン的に左右対称にしたのだろうが、エネルギーの強さを示す「+」と「-」が霞んでいる
+エネルギー、-エネルギーという語もよくわからない
「エネルギー+」ないし「エネルギー増」ではあずましくないのか
p17 α粒子が突然出てくるので解説がほしい アルファ線とアルファ粒子の関連の説明が書中に見当たらない??
p20など キーワードのハイライトの入れ方、歪んでいるよさなのか、事故なのか
同ページの中で同じワードにすべてにつけるのか、選んでつけるのであればその基準はなにか?
p27 原子核からのエネルギーが出るしくみ(電子が外殻に移るきっかけ)
p28「波の発射」のイメージがつかめない
p33 不確定性原理は、、さすがにわからないのですが、光子を打ち出す計測器の出され方が唐突に思う
p34 反物質についてはこのページではイメージがつかめません
なぜそれら(反物質)ができる(ある)のか、「すごいばくはつがおきるからさわってはだめ」についてもう少しふくらませてほしかった
p36 放射線が生き物にとってきけんだ、について説明がなさ過ぎでは
ガンマ線と光子と「捨てる光」(p26?)との関係がわかるとよい
「量子」のカタカナ語は入っていますか?(みつからない)
全体的に各用語について脚注でもアルファベット表記があってもよいと思う
40ページ分のあとに、解説や参考資料が入るのでしょうか
裏表紙も見たかったです
僕はある程度の知識があると思っていたが、この説明だと少ししんどかった。大人でこれなら、子供だとか保護者だと少し厳しいと思える。大人である程度の理系的な知識のある人間に対しての導入本という位置づけなのかもしれない。大学生向きかな。
目に見えないものは難しい。児童書ではありますが扱っているのが量子物理学なので、司書になる前、半導体エンジニアだった頃の記憶を掘り起こして読みましたが、やっぱり理解出来ませんでした。中学生でよほど興味がある子なら読めるかなあ。シュレディンガーの猫は最近よく引用されているので、ここで正確な意味が分かって良かったです。