日本語オノマトペのえほん
髙野紀子
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刊行日 2020/11/20 | 掲載終了日 2023/06/27
ハッシュタグ:#日本語オノマトペのえほん擬音語擬態語オノマトペ絵本 #NetGalleyJP
内容紹介
日本語っておもしろい!
オノマトペとは、擬音語、擬態語のこと。
感じたことや雰囲気、その音にそって豊かに表現するオノマトペ。
ほかの国の言葉と比べて、日本語にはたくさんのオノマトペがあります。
知っていれば、もっと気持ちが伝わります。
「ぷるぷる」と「ぷりぷり」
「ことこと」と「ぐつぐつ」
この微妙なニュアンスの違い、わかりますか?
家族で楽しく学べる言葉の絵本。
この1冊で言葉の表現がぐっと豊かに!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784751529690 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
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オノマトペ。
言葉遣いを豊かにするためにも、自分の言いたいことを伝えるためにも欠かせない。
この本は、可愛いウサギなどの表情や仕草などを通して、的確な解説付きのオノマトペの数々。
そのカテゴライズも比較がしやすいように配置されているし、微妙なニュアンスの違いもわかりやすく書かれている。
家庭では、今日はこの言葉を使ってみんなでお話を作ってみよう、などとしても良いだろうし、ただぼんやり眺めているだけでも心の中で様々な感情が波立ってくるだろう。
私的に更に良かったのは、鳥の声オノマトペ。野鳥の声を聴くのが大好きなので、読むだけで脳内で再生できるというおまけ付き。
一家に一冊置きたい。
「ははは」と笑うのと「ふふふ」と笑うのは雰囲気が違うの。「ひひひ」や「へへへ」や「ほほほ」はもっと違う。「きゃーきゃー」「くっくっ」いろんな笑い方があるなぁ。
泣き方だって「わんわん」なのか「しくしく」なのか「めそめそ」なのか、泣くときの気持ちがいろいろと表現されている。
「ミンミン」「ジージー」「オーシンツクツク」「カナカナ」っていう鳴き方で蝉の種類まで分かっちゃう。
その人のこと、その時の状況、天気、時間、いろんなものを表現しているオノマトペって面白い。
本のページを「ぱらぱら」めくったり、文字を「さらさら」書いたり、おなかが「ぐーぐー」鳴ったり、おそばを「つるつる」食べたり、買い物に「てくてく」歩いて行ったり、わたしたちの生活にはオノマトペが溢れてます。
もし、オノマトペがなくなっちゃったら困るわね。
オノマトペさん、ありがとう!
オノマトペって?
衣食住にも関係している。
つまりは生命の音。
僕たちが普段何気なく使っている言葉の数々には、一言で言い換えをしないと生きていけない環境がある。
それがオノマトペであるようだ。
「笑う」って何?
これを生物学的に説明すれば、日が暮れてしまうだろう。
そこでオノマトペの登場である。
あっはっはっは!
これだけで説明ができてしまう。
そのオノマトペが辞典のように使える。
イラストも可愛く、特に地方や国別でのオノマトペが面白い!
「オノマトペ」って口にしたくなる。
くすくすと笑えてくるような楽しい響きである。
読んでて楽しい、絵本でした。
日本には、いろんなオノマトペがあるんですね。
また、海外にもオノマトペがあることを知りました。
イラストもほんわかしていて読みやすかったです。
私がいいなぁと思ったオノマトペは、「ほろりほろり」です。情緒が垣間見えました。
オノマトペとは、本当は聞こえないものを、音によって表すものです。日本語にはこのオノマトペが多く、表現を豊かなものにしてくれます。本書にはたくさんのオノマトペが紹介されていますので、この内容に習熟すれば、あなたの表現力がぐんと上がるでしょう。
是非うちの学校に置きたいし授業で使いたい絵本です。
食べるだけ、笑うだけ、歩くだけでもたくさんのオノマトペがある。
絵や説明もわかりやすく小学校で習うオノマトペのとこでも授業で使えたらわかりやすいなと思いました。
教科書だけじゃ網羅できないいろんなオノマトペ、漫画でも本を読む子ならいろいろ語彙力学べますが
そういう子ばかりではないのでこういった絵本で勉強するとわかりやすいなあと思いました。
擬音語とも言うオノマトペを集めた絵本。室町時代や江戸時代から使われていたオノマトペもあると知り、ヘーッ。読みながら、ワクワク。クスクス笑うものも。世界中のオナラのオノマトペまであってゲラゲラ。楽しい絵本を読みながら、アツアツのスープとヒヤヒヤのお酒をグビグビ飲んで、ウツラウツラ。満月の夜、グッスリ眠れるかな。
「オノマトペ、大好き!」と思っていたが、これほど奥が深いことに改めて気づかされた。
たとえば、「笑い」に関するオノマトペの多いこと多いこと。にこにこ、げらげら、にんまり、くすくす……。意味を読むと、よくわかるし、添えられたイラストもうまい。
また、語源の説明からは、鎌倉時代、江戸時代などに使われていた語もあり、驚かされた。
季節を表すオノマトペを読むと、四季のある日本に生まれた幸せを感じる。
消えてゆくオノマトペも、なるほどと思いながら、懐かしさと寂しさを感じた。
日本語の豊かさを感じさせる素敵な辞典。絵もかわいらしくて、楽しく読めた。
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