ピノピノよもうよ ねむくないの!
原作/ロベルト・ピウミーニ 絵/アンナ・クルティ 翻案/山本 和子
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刊行日 2020/10/23 | 掲載終了日 2020/12/01
ハッシュタグ:#ピノピノよもうよねむくないの #NetGalleyJP
内容紹介
ピノピノは、森でくらすくまの男の子。
冬ごもりをしないですごせるように知恵をしぼったり、はちみつがほしくてがんばったり、はじめて火のことを知ったり・・・ドキドキするけれど、最後にはほっこりの物語が5話も楽しめます。
物語の後には、興味を深める豆知識のコラムや、お話をふりかえるクイズつき。
アーノルド・ローベルの“かえるくんとがまくん”の名作シリーズや、E・H・ミナリックの“こぐまのくまくん”シリーズなどを思いうかべるような、おだやかな世界感をお楽しみください。
出版社からの備考・コメント
また、冒頭のページにある『ピノピノのテーマソング』の歌詞は、シリーズ4冊を通して掲載し、こどもたちに喜ばれてきました。今回、実際に歌を口ずさむことのできるようにと、日本版オリジナルの曲も完成しました! シンガーソングライターでウクレレ奏者のLinaLina氏が歌っています↓
https://www.youtube.com/watch?v=dZYTaJr_Zz0
(ピノピノのテーマソング)
おすすめコメント
「ひとりでよめた!」・・・読書ステップアップ期の、こどもの自信を応援しています
さいしょは1文節ずつ、1文ずつから、大人が読んだのをまねて『追い読み』したり、
めだっている『デカ字』や主人公の『顔マーク』のところを担当したり。
大人とふたりで1文ずつ『かわりばんこ読み』をしたり・・・。
『絵本』から『読み物』へ、『読みきかせ』から『自分読み』へ。ステップアップしていけるくふうがいっぱいです!
★絵本でなれ親しんできた横書き! 全ページカラー!!
★10見開き前後の短いお話が5つも楽しめる!
★みじかくて、心地よいテンポ、頭に入りやすい文!
★1行ずつ、こどもの目や指でたどりやすい!
★言葉をくぎってあるから、ゆっくり少しずつ読みやすい!
★だれのセリフかひとめでわかる! セリフのところだけを担当したり・・・
★各話ともコラムの補足つき。学びのある内容に、理解深まる!
★主人公のテーマソングもあって、キャラがイメージしやすい!
・・・ストーリーの内容はもちろん、表紙の印象や、上記のくふうについても、ご意見・ご感想をいただけるとうれしいです。
◆ 翻案を担当した山本 和子氏より ◆
「ピノピノのシリーズは全部で4冊あります。このシリーズを作りながら、こどもの本にたずさわるたくさんの専門家や読者のご意見をうかがってきました。そして、大人に『絵本』を読みきかせしてもらっていたこどもたちが、文字で構成された『読み物』を自分で読み、物語を楽しめるようになるために、4、5歳から小学校低学年の数年間という期間の大切さを改めて感じています。イタリア発のこのピュアで愛らしいこぐまの『幼年童話』を、今の、その時期のこどもたちの心にどうしたら届けることができるか試行錯誤し、前作の3冊めで、本の作りをより『自分読み』がしやすくなるようにと、勇気をもって変えました。今回の4冊めでさらにくふうを加え完成した『ほかの児童書にはない、いくつもの試み』に、少しでもご賛同いただけたら幸せです」
【山本 和子(やまもと・かずこ)】
横浜市生まれ。雑木林や田んぼのある地域で探検ごっこもいっぱい楽しみながら育つ。こどものころから読書や文章を書くのが好きで、物語を執筆する仕事をすることを夢見ていた。学生時代に国内外のすばらしい絵本や童話に出会い、それ以来こども向けの作品を長年書きつづけている。ピノピノの原作をこよなく愛し、心に響く日本版を実現するために、たくさんの挑戦を重ねてきた。
販促プラン
本作品にレビューをご投稿いただいたかたの中から、抽選で5名様に本書をプレゼントいたします。翻案の山本 和子氏のサイン入りです! ご希望者にはサインに加え、お名前や日付も入れさせていただきます。
★レビュー投稿締切:2020年11月30日まで
★応募期間終了後、当選されたかたのNetGalley登録メールアドレスへ、送付先等の確認メールをお送りいたします(メールアドレスの開示設定を行っているかたが対象となります)
ふるってご参加ください!!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784052050978 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
蜂蜜がとりたくて、冬ごもりしたくなくて、焚き火が気になって.....子どもらしい気持ちで行動するかわいいピノピノ。
お父さんお母さんの温かさに、自分を省みると、反省させられます。
ルゥルゥのお父さんも意外な形で、会うことができ、これからのルゥルゥ一家のあり方に変化があることかと、そちらも期待です。
常に簡単に解説が載せられているところに、読んで疑問を持ったらそれをきっかけにして進んでほしいというメッセージも感じます。
ピノピノシリーズ、年齢に応じた読み方が何通りもある、楽しめる一冊がまた登場しました。
ピノピノのシリーズも、もう4作目になるんですね。
本文中、擬音の、
「すってん ころりん どってーん!」
が日本語ならでなの言葉で、面白かったです。
一話一話のあいだにミニコラムがあり、また巻末にもおたのしみページがあって楽しめました。
確かに、野生のクマは渡り鳥と一緒に移動するのは難しいですね。
パステル調のイラストが、目に優しかったです。
ピノピノはくまの男の子です。そのガールフレンドはルゥといいます。この物語は、ピノピノたちが森を探検していろいろな体験をする物語です。探検といっても、そう大げさなものではなく、森で遊んでいると言う方が違いでしょうか。あるとき人間の焚火に興味を持ち、あわや森が大火事になるところでしたが、みんなの力でなんとか消し止めることができました。こんな事件もありましたが、ピノピノはとっても可愛らしい。読者はきっとピノピノの魅力に夢中になることでしょう。
かわいいクマが主人公の本。
やさしくやわらかい語り口で、クマの心をえがきだす。
小さなお話がいくつもつまっている。そして、それぞれのお話の最後に、ちょっとした、真理、みたいなことが挟まれるている。
クマは冬眠をするんだよ、とかそういうことが。
これから冬が近づいてくるとクマたちはたくさん食べて、眠るんだ。
あたたかく、楽しい本。
絵も可愛らしい。
オールカラーでかわいい!
葉脈しおりのような葉っぱや空のグラデーション、ちぎり絵のような雲、
登場人物のキャラクターもかわいくて、それだけでも読むのが楽しくなります。
5つのおはなしがありますが、
1つ終わるたびに、「ハチの巣」だったり、「記憶喪失」だったり、
そのお話に関連した小さな解説も載っていて、そこも楽しめます。
次のおはなしに行く前にある「つぎのおはなしへいく?」「もういっかいよむ?」という選択肢があるのも、
どんどん読み進めるだけではなく、もう一度同じ話を読んでもいいんだよと教えてくれる感じがいいですね。
文字の大きさや間隔、色、字体、いろいろ考えられて作られているのがよく分かります。
物語を振り返るクイズや他のシリーズを紹介するページもあり、自分で本を読み始める子どもにぴったりです。