にじいろのせかい

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刊行日 2020/11/10 | 掲載終了日 2021/12/24

ハッシュタグ:#にじいろのせかい #NetGalleyJP


内容紹介

ファンタジー作品の名手、刀根里衣が子どもたちに贈る希望のメッセージ

色を失った世界に立ちつくす少年が、この物語の主人公です。

静けさのなかで、少年は考えます。

ちっぽけな自分にも、何かできることはないだろうか……。

筆とパレットを手にした少年は、動物や植物に色をつけ、星や月を描いていきます。そうして命を吹き込まれたいきものたちは、徐々に光を放ちはじめます。

わたしたちはいま、これまで経験したことのない日常を送っています。そのようななか、やさしく前向きな気持ちにさせてくれる作品です。

★読者対象年齢:5歳~

ファンタジー作品の名手、刀根里衣が子どもたちに贈る希望のメッセージ

色を失った世界に立ちつくす少年が、この物語の主人公です。

静けさのなかで、少年は考えます。

ちっぽけな自分にも、何かできることはないだろうか……。

筆とパレットを手にした少年は、動物や植物に色をつけ、星や月を描いていきます。そうして命を吹き込まれたいきものたちは、徐々に光を放ちはじめます。

わたしたちはいま、これまで経...


販促プラン

11月20日、刀根里衣さんの新刊『うさぎじかん』発売!

新作の刊行を記念して刀根さんの好評既刊書を再掲載します。


ぜひ、新刊と既刊書を併せてご販促ください。

読書の秋に手にとってほしい、癒し絵本です。冬に贈るプレゼントにも最適です。


著者:刀根里衣(とねさとえ)

1984年、福井県生まれ。絵本作家。2011年、イタリアの出版社から『なんにもできなかったとり』でデビューして以来、ミラノを拠点に創作活動を行っている。2012年から2 年連続で、ボローニャ国際絵本原画展に入選をはたす。2013年には、同原画展において国際イラストレーション賞を受賞。受賞作を絵本化した『ぴっぽのたび』は、幻想的で繊細な筆致が高く評価され、12か国で読まれている。『なんにもできなかったとり』『モカと幸せのコーヒー』『ぼくのばしょなのに』など、子どもから大人まで幅広い層に愛される作品多数。

11月20日、刀根里衣さんの新刊『うさぎじかん』発売!

新作の刊行を記念して刀根さんの好評既刊書を再掲載します。


ぜひ、新刊と既刊書を併せてご販促ください。

読書の秋に手にとってほしい、癒し絵本です。冬に贈るプレゼントにも最適です。


著者:刀根里衣(とねさとえ)

1984年、福井県生まれ。絵本作家。2011年、イタリアの出版社から『なんにもできなかったとり』でデビューして以来、ミラノを拠点に...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784140361429
本体価格 ¥1,500 (JPY)

NetGalley会員レビュー

絵がとにかく綺麗!
男の子のそばにずっといた、黒猫ちゃんも愛らしい存在でした。
こんなにも綺麗な色を作り出した作者さんはすごいです。

内容は、唐突に絶望的な場面から始まりますが、そのあとに希望がきちんとある。
夢のある絵本でした。

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刀根さんの絵本が大好きで全作読んでいます。
今回は、モノクロの世界がパステラカラーの優しい世界に変わっていく様子が描かれます。
最初の真っ暗な世界は、イタリア在住の刀根さんが経験したコロナ禍での暗い世界が反映されているのかもしれません。
このタイミングで希望を感じさせる暖かい物語を描かれたこと、また、それが絵描きの少年の筆から始まったことに、絵本の力でみんなを元気にしたいという刀根さんの気持ちがこめられているように感じました。
刀根さんの幻想的な世界観と美しい色使いが大好きです。

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刀根里衣さんの絵本は大好きで毎回楽しみにしています。
この作品は絵が美しくかわいいのは変わらないですが、今まで感じたことない衝撃でした。
現実世界で起きていることのように悲しい暗い世界から救ってほしい。
発売が楽しみです。

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悲しみに満ちたモノクロームの世界に、少年の絵筆で色がついてくる。みんなの絵筆で、色があふれてくる。希望の光をみんなで灯すんだ。虹色の光を。コロナで、やりきれない苦しみと悲しみで満ちている今、希望の光を感じさせてくれる。刀根里衣さんの優しく美しい絵が、安らぎを与えてくれる。

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自然災害やコロナの影響で、様々な苦しみを負っている人達がいる。先の見えない不安を全世界の人々が感じている時、この絵本のモノクロの世界が色を取り戻していく過程に希望を感じました。
何度でもページをまくって、飽きることなく眺めていたくなる絵本です。

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ページをめくるたびに美しさに歓声が、ため息が出るような絵本だ。

私たちの周りは色で溢れているのか?それとも?時々目に映るものは実在しているのか?とガラリと変わった今、周りを見回して考えることがある。

こんな悲しいことがたくさん起きてしまって、色を失ったような世界にしてはならない。
1人の肩に背負わせてはいけない、と読み進むうちに、1人じゃないと気付く主人公のぼく。
小さな後ろ姿に、先を見つめる頼もしさのようなものも感じる。

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冒頭はモノクロで物悲しい雰囲気の森に佇む男の子。とても悲しいことが起きて、世界がまっくらになったらしい。
でも、男の子は希望を捨ててない。
小さなひかりを灯したのをきっかけに、どんどん優しいカラフルな空間を広げていく様は、今の世の中で絶望せず頑張っている人々へのエールのようだ。

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刀根さんとにかく絵が素晴らしくて、どちらかというと大人に訴求する気が…
絵を軸にして売りたくなる作家さんだなあ。
お話は少し大人しくて、子供より保護者が喜びそう。
絵はとにかく美しいですよね…うっとりしてしまう。

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せかいが朝をむかえるとき の場面の色がとってもキレイです。
実はどのページにもさりげなくそばにいる猫さんも気になります。
にじいろ、みんなそれぞれの色があるはずだと思いを馳せました。
優しい色とお話に心が癒されます。

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テレビで「ぴっぽのたび」の紹介を観て、すぐに書店に走ったのが、刀根里衣さんとの出会いだった。
以来、その抒情的で、美しく、繊細な絵に魅了されてきた。

今作も美しい絵にため息が出る。
絵描きの少年は、刀根さん自身だろうか。
暗く、沈んだ世界に、少しずつ色がついていき、やがて、タイトル通りの虹色の世界になっていく。
コロナ禍の今も、同じように、明るさを取り戻したい……。

子どもも楽しめるだろうが、大人こそ好む気がする絵本だ。

#にじいろのせかい #NetGalleyJP

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刀根里衣さんの美しい絵にうっとりです。

最初はモノクロの世界からはじまり、
少年が筆とパレットを手にして世界にだんだん色が宿っていきます。

今のコロナ禍の未曾有の状況下に生きる子ども達に届けたい、という出版社のコメントに大きな共感を覚えました。

少しずつ彩り豊かになる世界
とても美しく希望に満ちた世界へと変わります。

この絵本の美しい絵で心を癒し、パワーをもらえるという人も、子どものみならず 大人にも多いのではないかと思います。

つい手に取り開きたくなってしまう表紙なので、絵本コーナーに行かない人の目につく場所にもあると良いなと感じました。

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いつも美しい世界にいざなってくれる刀根里衣さん。絵描きの少年が自らの筆で世界に色を与えていく姿は、小さな努力の積み重ねが決して無駄ではないことを教えてくれる。みんなの信じる力の確かさが、世界を色で染めていく。絶望と苦悩の世界が夢見るような色に変わった時、みんなの心にも同じ色が映っているはず。一歩を踏み出す勇気の大切さも感じました。#にじいろのせかい #NetGalleyJP

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悲しいことが起きて、色が失われた世界。
少年がせかいに、ひかりを灯し始めます。
少年が朝を迎えたときに気付いたことは、悲しい世界から立ち上がる人たちも同じ気持ちなのでしょう。
悲しみの底にいて、世界の色が失われているひとにも、いつかはひかりが灯りますようにと願いを込めて送りたい絵本です

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「悲しいことがたくさんおきて、せかいが まっくらになってしまいました・・・」
こんなふうに絵本ははじまります。美しい世界をもとめて、一生懸命に生きてきたおとなほど、もう、どうしたって無理なんだと思えて、深い、深い闇に沈んでいます。
絵かきの少年は、ちがいました。ちいさくても、ひとつ、ひとつ、ひかりをともすことをはじめます。
心のゴムが伸び切るほど頑張った大人たちを救えるのは、まだ、まだ、弾力のある心を持った少年なのかもしれません。少年は深くかんがえたあと、勇気をだして、ちいさくても、行動にうつしました。絵かきだったから、思いついたのはまず、花にいろをぬってみること。そうやって、花にひかりをともそう。あとは、その光が風にのり、次々と新しい光を生み始めるのに驚きながらも身を委ねる。その光が、「にじいろのせかい」へ導いてくれることを信じているから。
にじいろのせかい。それは、どこにあるのでしょう。わたしが絵かきの少年にみちびかれてたどりついたのは、今いる場所でした。目をつぶっていたのかもしれない・・・かなしいことがたくさん、もうみたくないと・・・
勇気を出して、あかりを灯そう。そして、目をひらこう。せかいはいまもうつくしい。
”おそれすぎないで、おとなのみなさん。少年の目をとりもどしてください。まだ、大丈夫”
そう、刀根里衣さんに教えてくれたような気がしました。ありがとうございました。

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うさぎじかん 刊行に伴うキャンペーンにて旧作も読ませていただきました。
なにがおきたのかはかかれていない。
でも悲しいことやつらいことがあった、そして世界はまっくらになってしまった。絵本には真っ暗なページは一つもない。
ここにあるのは孤独と悲しみ。

じぶんに何ができるだろう、と考える少年。
少年は絵描き。
生きてることって素晴らしい。世界はこんなにも美しい(という有名な歌がありましたね)

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男の子の悲しい気持ちと同じモノクロの世界。そこから少しずつ色づいていって、男の子の心と一緒に色と光に溢れた世界になっていく。徐々に明るく美しくなっていく絵と共に見ているこちらも明るく前向きな気持ちになっていきます。素敵な絵本でした。

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なんて、美しい色使いと可愛らしい絵柄なのだろう…と、見ているだけで感動しました。

私にとっては、優しく癒やしてくれる絵本でした。
幼い子供達が読んだら、またきっと違う感想なのだろう、と思います。

子供ならば、どんな感想を持つのか?
是非、聞いてみたいですね。

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悲しいことや理由のわからないモヤモヤなどで、心が縮こまってしまいがちなこの頃。
長引くコロナ禍で世界中が閉塞感でいっぱいな時期だからころ、大切な人に贈りたい一冊です。

特に、小学校高学年から中学にかけての、思春期の子どもたちに読んでほしいな。
世界中に独りぼっち、みたいな気持ちになっているとき、この本が心に灯をともしてくれるといいな。

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色とりどりの世界。それは一人一人、みんな違ってみんないい、金子みすゞさんの詩のような世界。個性、色とりどり。それぞれの色を咲かせて彩って、伸びやかに、この世界をもっと鮮やかにできるといい。あなたはあなたでいいんだよ。そのままでいいんだよ、そう言っているよう。

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黒一色で描かれたページから、ページをめくるたびに色が増えていく様子に勇気をもらえました。小さい子どもだけでなく、さまざまな年代の人におすすめしたい作品です。コロナ禍で人との関わりが減ってしまい、気が滅入ってしまったときにこの絵本を読むと、少し元気が出るのではないかと思います。

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ものすごく綺麗なイラストですね。
おとなになって読みたくなる絵本はこういうものだなあとしみじみ思いました。
序盤に出てくるエメラルドグリーンのページはとても印象的です。
綺麗な色とイラストとことばで肩の力を抜くことができます。

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悲しみに溢れた暗い世界に、色をつけ始めた少年。ページを開く度に優しい色が増えていく。少しずつ色づいていく世界を見ていると、気持ちが穏やかになっていく。コロナでどんよりとしそうな世の中に、少しずつ希望の光が灯っていきますように。

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