マッチやのしょうじょ
作 くすのきしげのり/絵 澤野秋文
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刊行日 2020/09/04 | 掲載終了日 2020/09/17
ハッシュタグ:#マッチやのしょうじょ #NetGalleyJP
内容紹介
「ウトピアおうこくのおはなし」シリーズ第3弾!
ウトピア王国の学者は、少女のマッチをすべて買うのではなく、売る方法と、工夫することのたいせつさを教えます。
そして少女は自らの力で「マッチ売りの少女」から「マッチ屋の少女」になりました。
「ウトピアおうこくのおはなし」シリーズ第3弾!
ウトピア王国の学者は、少女のマッチをすべて買うのではなく、売る方法と、工夫することのたいせつさを教えます。
そして少女は自らの力で「マッチ売りの少女」から「マッチ屋の少女」になりました。
販促プラン
「ウトピアおうこくのおはなし」①『うでのいいくつや』②『はだかのおうじさま』と併せて楽しめます!
「ウトピアおうこくのおはなし」①『うでのいいくつや』②『はだかのおうじさま』と併せて楽しめます!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577049006 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
「マッチ売りのしょうじょ」ならぬ「マッチやのしょうじょ」。なにごとも、漠然と何の工夫もしないでやっていては思ったようにはいかない。この本は、色々と工夫することの大切さを子供たちに教えてくれる。考えたからと言って、必ずしもうまくいくとは限らないが、それでもいいと思う。大事なのは自分の頭で考えてやってみること。それを小さなころから身に着けられればいいと思う。
明日も明後日もマッチが売れ続けるためにはどうしたらいいのか?学者さんは人生にとって大事なことを教えてくれました。
少女は「マッチ売り」ではなく「マッチや」になりました。
あなたは一生ただの「マッチ売り」でいるつもり?って聞かれているような気がしました。
あのスティーブ・ジョブズの言葉「一生砂糖水を売ってるつもりかい?」という言葉を思い出してしまいました。ただモノを売るのではなく夢や楽しさを売る方がいいと思わないかい?って聞かれたら、何人の人が ”YES” と答えるのかしら?
わたしは、ずっと気にしていました。アンデルセンの「マッチ売りの少女」は、あまりにも悲しすぎます。なんとか、ハッピーエンドにならないものかと。
しかし、わたしの拙い想像力では、マッチ売りの少女の話の呪縛からは、逃れることができませんでした。
ところが、この絵本では違います。
同じマッチ売りの少女の話なのに、ハッピーエンドなのです!
ここに出てくる学者さんが、すばらしく賢い。一時的に少女を満足させるのではなく、一生飢えなくて済む方法を、悲しい少女に教えるのです。
しかもまた、この少女が、教わった以上のことをするから、すごい。
この子、商才があるなあ、と感心しました。
人は追い詰められたときに、自分でも考えてもみなかった力を発揮します。
自分の限界に挑戦し、それを乗り越える貴さ。
そのためには、周りの助力も必要だ、ということ。
与えられたチャンスをものにするのは、自分自身だということを、この絵本で知ることができます。
『マッチやのしょうじょ』のタイトルどおり、冒頭アンデルセン童話を思い出させるところもあったが、途中でビックリ!ネタバレになるので詳細は控えますが、絵本というより「マーケティング」本。以前読んだ「ビジネスにハマる小学生!街角でレモネード販売体験」という記事を思い出した。