
ごめんなさい
作/サトシン 絵/羽尻利門
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刊行日 2017/07/03 | 掲載終了日 2021/10/31
ハッシュタグ:#ごめんなさい #NetGalleyJP
内容紹介
【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン対象作品】
こどものことなら、なんでも知っている。いつしかそんなふうに思うようになっていた。
「いつまでも こどもじゃないんだから! おねえちゃんなんだし、しっかりしなさい!」つい、しかってしまうお母さん。
でも、こどもにはこどもなりの理由が。
***
全国のお父さん、お母さんの共感を獲得している、家族で読んでもらいたい作品。
絵本作家のサトシンさんが自らの体験、周りのお父さん、お母さんの実際にあった体験をベースに企画。
家族・親子描写で評価の高い羽尻利門さんのやさしくたたたかな描画と相まって、小さな子どもを持つ親の心をふるわし、子どもたちにはあたたかな心を届けます。 愛する我が子。だけれど、ついつい「ダメでしょ!」「どうしてできないの!」などと、しかってばかり。子どもにもなんでそういうことをしたか、ちゃんと理由があるのです。
お父さん、お母さんの「ごめんなさい」からはじまる親子の愛が満ちる絵本です。
販促プラン
【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン】
2021年10月31日(日)まで、絵本作家サトシンさんの作品計20冊以上が一斉掲載中!
ご投稿いただきましたレビューはすべてサトシンさんへお届けいたします。
対象作品1冊以上にレビューをご投稿頂いた方に豪華特典をプレゼント!
みなさま、ふるってご参加ください!
【レビュー投稿者 豪華特典3点】
・サトシンさん直筆サイン入りポストカード
・サトシンさんオリジナルエコバッグ
・サトシンさんZoom読み聞かせイベント 参加券(日時:2021年12月1日(水) 19:00~)
レビュー投稿締切:2021年10月31日(日)23:59
【ナイスレビュー賞】
対象作品の全レビューの中から、10名様の投稿者に、サトシンさんの直筆サイン本をプレゼント!
【プレゼントに関する注意事項】
・特典の在庫に限りがあるため、無くなり次第終了する場合がございます。その際はこちらページにて告知いたします。
・2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品1冊以上にレビューをご投稿いただいた方がプレゼント対象となります。
・複数の作品にレビューをご投稿いただいた場合でも、お一人様1セットのプレゼントとなります。
・プレゼント対象者には、11月15日(月)までに、NetGalleyからプレゼントに関するメールをお送りいたします。NetGalley登録メールアドレスを出版社に開示設定を行なっている方が対象となります。
・発送の都合上、国内在住の方が対象となりますが、Zoom読み聞かせイベントは海外からでもご参加いただけます。
【5冊以上のレビューで限定バッジを付与】
2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品5冊以上にレビューをご投稿いただいた方に、プロフィールに表示される「サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン 限定バッジ」を付与いたします。
バッジは下記からご確認いただけます。
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出版情報
ISBN | 9784591155066 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
NetGalley会員レビュー

親をやっていると、頭ごなしに子どもを叱りつけちゃうことってある。気持ちにゆとりがないときはとくに。子どもなりの事情や理由があるんだけれど、それが見えなくなっちゃっている。そんなとき、子どもは、理不尽でとっても悲しい思いをしている。
だから、「あ、間違えて叱った!」と気がついたら、すぐにあやまろう。子どもは、大好きな人にわかってもらえて、安心して、嬉しくなるから。
「ごめんなさい」は、信頼関係を育む言葉。親しい間柄だから、自分より弱い相手だからこそ大切だ。いい加減にごまかさないで、ちゃんといおう。
絵本には5組の家族(プラス表紙と裏表紙の親子)が登場。親が子を思わず叱るシチュエーションは、思い当たる親も多いはず。それを表す絵も、家具や雑貨などが細々と描かれ生活感にあふれている。あまりに現実味があるから、子どもが叱られる場面では辛い気持ちになるけれど、その後わかりあえたあとの親子は幸せそうで、ぽっとあたたかい気持ちになる。
親たちにぜひ読んでほしい絵本。

サトシンさんも羽尻さんも、それぞれの講演会やワークショップに参加した知り合いが
「とてもよかった」と言っていたので、気になっている作家さんの組み合わせでした。
羽尻さんと同じ四国なので、ちらほら見える四国の風景に心和みました。
ちょっと昭和?な服装や家の中の感じにも、ほっこり。
「かわいい」に飛びついちゃうお母さんにも、手に取ってもらいたい絵本です。
作品内容をみてなくて読み始めたら、タイトルから想像していたものと違いました。
毎日、自分が子供に言っているような内容すぎて、グサッ!グサッ!
読みすすめるのが少し辛いくらい。
子どもが自分でいろいろできるようになると、ついつい期待しちゃって…。
「ごめんなさい」自分は言えている?
子どもが中高生くらいになると、もう少し親も成長できているのかな。
きっとその時には別の悩みがでてきてたりするのかな。

子どもの行動には理由がある。
どうしてそうしたの?と問い詰めるわけではなく理由を聞けたらとても素敵だし、それに対してきちんと答えられる気持ちになれる子どもの姿も愛おしい。
素直にそれに対してごめんねと言える親も。
現実はどうだろう。
「言い訳はしないの!」などと頭ごなしに押さえつけていないだろうか。
親は自分のプライドを、親であることの立場を盾に子どもに接していないだろうか。
問われるのは大人の側である。

昔、妹が親のことが嫌だと言うのを聞いて、私は「反面教師にするといいよ」と言ったことがあります。妹は、そのことを親に話してしまい、私は親からひどく怒られました。それでも、今も「反面教師にするといい」そう思っています。完璧な大人、完璧な親なんていないのです。この絵本をそのことを教えてくれます。思い出させてくれます。そして、「ごめんなさい」がちゃんと言えることは大事なことです。

親は、子供のやることを一方的に叱りがちなものです。でも子供には子供の言い分があるかもしれません。それをちゃんと聞いてあげて、少しでもじぶんに悪いところがあれば、きちんと「ごめんなさい」ということが大切でしょう。子供は親の背中を見て育つと言いますが、そのような親の態度はきっと子供たちにいい影響を与えると思います。

読んでいて、泣けました。
わたしには、両親はもういません。30年前に死んだのです。これだけの愛情を、わたしに注いでくれたのだ、と思うと、どうにも涙があふれてきました。
作りたくても子どもが作れなかった。だからなおさら、この絵本が胸にしみます。
親御さんになられる方、どうかこの本を読んで、泣いてください。
この本は、だれでも子どもを持つ親なら、いちどは経験したことのあることを、わかりやすく書いてあります。

子供の頃、頭ごなしに叱られて理不尽だと感じていたのに、親になるとどうだろう?
なんで大人はもっと子供の話を聞かないの?
怒鳴る前に、なぜ事実を確認しないの?親の「ごめんなさい」なんて聞いたことがなかったな。
そんな過去の気持ちを思い出させてもらいました。
親だけでなく、大人全員に読んでほしい絵本です!