くまのこのるうくんとおばけのこ
東直子/作 吉田尚令/絵
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刊行日 2020/10/16 | 掲載終了日 2020/10/14
ハッシュタグ:#くまのこのるうくんとおばけのこ #NetGalleyJP
内容紹介
一緒だったのは一日だけ。でも、ふたりの友情はずっと特別。
歌人・東直子×絵本作家・吉田尚令のタッグで描く、心温まる友情物語
るうくんは天気のよいある日、さんぽに出かけます。「こんな日は、ぽんぽん山にのぼろう」と、山へ向かう途中、ぶつかった何か。それは、おばけのこでした。仲良くなったふたりは一緒にぽんぽん山にのぼることにします。
お互いをはげましながら、ふたりは山をのぼっていきます。途中、分かれ道に差しかかり、おばけのこが言います。「両方の道を行ってみようよ」 ふたりは別々の道を進んで、頂上で会おうと約束しました。
先に頂上についたのは、るうくん。おばけのこを待ちますが、だんだん日が沈んでいきます。一方、おばけのこは、るうくんのことを思いながら、苦手な坂道を懸命にのぼります。ふたりは無事に頂上で出会えるのでしょうか。
おすすめコメント
はじめてのひとり読みにぴったりな、幼年童話
人気歌人・東直子さんの紡ぐ、やさしく、どこか切ないお話に、人気絵本作家・吉田尚令さんが絵を添えます。すべての見開きに挿絵が入るので、親子で読むのにも、はじめての1人読みにも、ぴったりです。
年齢の目安 読んであげるなら:4歳から 1人で読むなら:6歳から
はじめてのひとり読みにぴったりな、幼年童話
人気歌人・東直子さんの紡ぐ、やさしく、どこか切ないお話に、人気絵本作家・吉田尚令さんが絵を添えます。すべての見開きに挿絵が入るので、親子で読むのにも、はじめての1人読みにも、ぴったりです。
年齢の目安 読んであげるなら:4歳から 1人で読むなら:6歳から
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784774330716 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
可愛い表紙に興味を持ち読ませてもらうことにしました。
絵本と思って読んだのですが児童書だったのかな?
山の頂上を目指してくまのこのるうくんとおばけのこが一緒に
歩きます。途中分かれ道に差しかかりっておばけのこが「両方の道を行ってみようよ」と言って
分かれて山の頂上を目指します。早く着いたくまのこのるうくんはなかなかこないおばけのこを心配し
待たせていることがわかってるおばけのこもまたるうくんを心配します。
小さな子の友情がほろっとくるいいお話でした。
できればもう少し挿絵を見てみたかったです。
子供向けの本なのですぐに読めました。短歌歌人の東さんの短歌が好きで読みましたが、絵は素敵なのですが、ストーリーは大人が読むには少しきつかったように思えます。短歌はすごいのに、子供の物語という制限があるからなのか、ちょっと・・・。
山のてっぺんでジャンプすると「ぽんぽん」と音がする山へ、一人で散歩に出かけた「るうくん」と
途中で出会った「おばけのこ」が友だちになっていくおはなし。
山を登っていると、「てんぺん、こっち」と書かれた二つのトンネル。
二人は別々のトンネルを通って、てっぺんでもう一度会う約束をします。
一人の散歩のウキウキした気持ちが、二人になってワクワクした気持ちに。
そしてまた一人でドキドキした気持ち。
小学校低学年くらいだと一人でも読めそうですね。
ぽんぽんやまへお出掛けするるうくんはおばけのこと出会って友達になる。途中、道は二つに分かれる。それぞれの道から山の頂上を目指す。途中りんごやレモン、ぶどうやのばらと会いながら。違った道を歩いていても友達はやっぱり友達。夜になってちょっぴり不安になっても信じて待つ。素敵な友情。幼い頃、出会ったばかりの子とすぐに友達になって、ちょっとした冒険をしたなぁと思い出す。大人になるとなかなか友達は出来なくなる。子供の頃の素直な気持ちと好奇心は段々と薄れてしまうのか…。遠く離れてしまっても、友達はいつまでも友達。素敵なお話でした。
この本は、くまのこのるうくんとおばけのこのお話です。るうくんがぽんぽん山に登ろうとして、おばけのこと出会いました。ぽんぽん山のてっぺんでジャンプするとぽんぽんと音がするのです。ふたりはいっしょにぽんぽん山に登ることになりました。途中で道が二股にわかれていたので、二人は別々の道を昇っていくことにしました。果たして二人は無事に頂上で会えるのでしょうか。くまとかおばけとかいうと怖い気がするのですが、このお話に出てくるるうくんやおばけのこはぜんせん怖くありません。それどころかとても優しいのです。文章がけっこうあるので、ちょっと大きな子向けかな。親がお子さんに読んであげてもいいかもしれません。
タイトルも表紙の絵も魅力があり、子どもが手にとって読みたいと思うでしょう。くまのことおばけのこがぶつかって出会う、そんなはじまりはうんうん、と読めたのですが、おはなしの内容が次から次へと拡がりすぎている印象を受けました。お互いの気持ちや考えがもっと文章に入っていたらよかったのに・・と思いました。
くまのことおばけのこが、ぽんぽん山登山で心通わすストーリー。吉田尚令さんの絵が本当に可愛らしくて、思わず微笑んでしまう。
ぽんぽん山のてっぺんでジャンプすると"ぽんぽん"って音がするので、登ってみようと思ったくまのこのるうくんとおばけのこ。2人の会話やそれぞれの様子の描写で、仲良しになっていく過程や、互いを思う気持ちがわかってくる。言葉だけでなく、体が表す様子で、気持ちって伝わるんだな、とほっこりする。
2人は途中の分かれ道で、互いに違う道を行くが、るうくんがてっぺんに着いても、おばけのこが夜までやって来ない。るうくんの不安とおばけのこの焦り…。
読者としては、例えば、途中から長く会えなくて、互いに心配しながらも夜になってしまい、そしてやっとてっぺんで会うことができた2人の、不安や安堵の気持ちを互いに話す場面ももう少し欲しかった。そして最終的に、ぽんぽん山の鳴る音がどんな感じなのか、ジャンプの着地がうまく出来ないおばけのことるうくんが、それを一緒に楽しむ工夫をした描写があると、もっと良かったと思う。
けれど絵を含め、本の完成・発売が楽しみ♪
なんてなんて可愛らしくてキュンと胸を締めつけられるお話なんだろう!
くまのこのるうくんとおばけのこ。初めて出会ったはずの2人がお互いに気遣い、思いやり、信じ合ってぽんぽん山に登っていく様子は、微笑ましくていじらしくて、優しさに満ち溢れていました。おばけのこはおばけなので、体がちょっとすけていたり、ふわふわと浮かび上がったり、色々と様子が違っているのに、るうくんはなんとも自然にそれを受け入れ素敵だなと認めています。
おばけのこもるうくんの姿を素敵だなと見ています。ありのままを受け入れ、一緒に過ごしたことでとっても仲良しになったふたり。
直ぐにお別れしてしまったけれど、最後まで誠実で寂しくならないラストも良かったです。
吉田先生の絵もこの優しいお話にピッタリだと思いました。
最後はちょっぴり切ないけれど、二人が育んだ友情が、じーんとあたたかい一冊。
くまのことおばけのこ。二人がひょんな事から出逢い冒険し、相手を思いやる過程が、とても微笑ましいストーリー。
ハラハラしながらも、二人の冒険を見守りました。『走れメロス』を思わせるような、友情のあたたかさを知ることが出来ました。
作者のおふたりとも、好きな作家さんなので、ワクワクしながらリクエスト。
偶然に出会って、仲良くなった「くまのこ」の「るうくん」と「おばけのこ」。
一緒に、ぽんぽん山に登ることになった。
ずっと一緒かと思ったら、分かれ道で、別々の道を選ぶことで、相手への思いやりがふくらむのが素敵!
頂上で会うはずが、なかなか おばけのこが来ない。ハラハラする展開には、ドキドキ♪
子どもたちに、素敵な友情を伝えるお話だった。
擬音の楽しさが、歌人の東さんらしさかな。
吉田さんの挿絵が全部は見られなかったので、完成本を読むのも楽しみ。
※掲載終了日が10/14となっていたので、ついのんびりしていたのだけど、
10/4、もう一度読み直してからレビューを書こうとしたら、「失効」していて、開けず、焦りました。
こういうことは、初めてです。
#くまのこのるうくんとおばけのこ #NetGalleyJP
このひとは著名な歌人ということは知っていたけれど和歌の世界にうとく、読書記録をたしかめると、「とりつくしま」という本が素敵な印象をもって残っているひとだ。
ゲラの先読みさせていただいたが、この構成は、今見えていないスペースに絵が挿入されるということなのだろうか。
くまのこ、と、おばけこのこ、のいちにち。べつべつのみちをいこう、あとでおちあおう、すぐにてっぺんであおうね、と約束し、それぞれをおもいながら、あるく、相手がちゃんとくるのか、不安になる。
そのどきどき、ちょっとふあんになるきもち、待ち遠しい気持ち。ちいさかったころの子供に読んであげたいと思った。
かわいい やり取り。
まだ、絵がはいりきってないので
せっかくこんなに可愛いやり取りがあるので
全部絵が入ってから再度読みたいと思いました
ふわふわな おばけの子が
ジャンプしてみたら飛びすぎてしまうっていう
もう会話すごくすごく萌えました!!!
絵入りで絶対また読みます