つるかめ つるかめ
中脇初枝 / 文 あずみ虫 / 絵
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刊行日 2020/08/03 | 掲載終了日 2020/08/14
ハッシュタグ:#つるかめつるかめおまじない不安な今を生きる子どもたちへおまじないで乗り越える #NetGalleyJP
内容紹介
かみなり ごろごろ
くわばら くわばら
じしんが ぐらぐら
まじゃらく まじゃらく
かぜがびゅうびゅう
とーしー とーしー
「くわばらくわばら」は雷よけのおまじない。
「まじゃらくまじゃらく」は地震をおさめるおまじない。
「とーしーとーしー」は風をおさめるおまじない。
日本の各地で伝えられてきたこれらの言葉。
自分ではどうしようもないことが起こったとき、
昔の人たちは、「おまじない」を唱えて乗り越えてきました。
臆病で怖がりは、みんな同じです。ずっと昔から、だれでもどきどきしたり、怖くなったりしたからこそ、このような「おまじない」が生まれ伝えられてきたのです。
困ったときの、「おまじない」を大胆な絵とともに紹介していく絵本です。
今、思いがけない病気に翻弄されています。
病気よけのおまじないは、
「そみんしょうらいのしそんなり」
いやなことがあったら、「つるかめ つるかめ」
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784751529683 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
絵のあずみ虫さんのファン。あずみ虫さんは、安西水丸氏に師事し、金属板や紙をカッティングするというユニークな技法で絵本をつくっておられる。『ぴたっ!』は、赤ちゃん向けおはなし会で、何度も読んだ。
中脇さんとのコンビは多分初めてだと思うが、タイトルが示すように、おまじないを紹介する本だった。
おまじないって、古くさいと思う人もいるかもしれない。いえいえ、そんなことはない。困った時、迷った時、気が付くと、何か唱えていること、ない? そうすると、不思議と心が落ち着くこと、ない?
あとがきに、不安な毎日を送る子どもたちを励ます意味で、この本をつくったとあった。おふたりの温かい気持ちがうれしくなった。今の大変な状況も、きっと乗り越えられる! だいじょうぶ、だいじょうぶ。
#つるかめつるかめおまじない不安な今を生きる子どもたちへおまじないで乗り越える #NetGalleyJP
あずみ虫さんの描く可愛らしい子どもに心が柔らかくなります。
恥ずかしながら“つるかめ つるかめ”という言葉?おまじない?を知らないまま大人になってしまった私ですが、小さい頃に出会っていたなら、きっと何度となく唱えたでしょう。
作中にはタイトル以外のおまじない言葉もたくさんでてきて、私たちの生活には知らないうちに浸透していたんだなぁ、と再認識しました。
こんな不安な世の中だから、言霊の力も味方につけて、自分にも他者にも優しさ溢れるおまじないを唱えるのもいいですね。