ねこのニャンルー

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刊行日 2020/09/08 | 掲載終了日 2020/09/04

ハッシュタグ:#ねこのニャンルー #NetGalleyJP


内容紹介

ニャンルーは、森のコナラの木の下の家に、お父さんとお母さん、そしてまだ小さいふたごの弟たち、ニャンクーとニャンムーといっしょにすんでいます。

ある日、ニャンルーがじぶんでつった魚をおばあちゃんの家にもっていってあげると、おばあちゃんはニャンルーたちのためにぼうしを編んでいるところでした。

それを見て、「わたしも編みものしてみたいな」というニャンルーに、おばあちゃんはたんすのおくから、なくなったおじいちゃんのセーターを出してきました。

その青いセーターの毛糸をつかって、ニャンルーに編みものをおしえてくれるというのです。

まずセーターをほどいて、毛糸をお湯につけてから干しました。こんどはそれを巻きとって大きな毛糸玉をつくります。

それから、ニャンルーはおばあちゃんにおそわって、マフラーを編みはじめました。おじいちゃんのセーターだった毛糸をぜんぶつかって、長い長いマフラーにするのです。

色鉛筆で愛情をこめて描かれたニャンルーたちの森の暮らし。手仕事の楽しさや、思い出によってつながる家族のあたたかさを描いた絵本。

ニャンルーは、森のコナラの木の下の家に、お父さんとお母さん、そしてまだ小さいふたごの弟たち、ニャンクーとニャンムーといっしょにすんでいます。

ある日、ニャンルーがじぶんでつった魚をおばあちゃんの家にもっていってあげると、おばあちゃんはニャンルーたちのためにぼうしを編んでいるところでした。

それを見て、「わたしも編みものしてみたいな」というニャンルーに、おばあちゃんはたんすのおくから、なくなった...


出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは校了前のものです。刊行までに仕様などが変更になる場合もございますが、ご了承下さい。 【掲載したデータの仕様について】 この作品は単ページではなく見開きの形でデータを作成してあります。

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おすすめコメント

【著者紹介】

作/どいかや

1969年東京に生まれる。東京造形大学デザイン科卒業。『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(萱野茂・文)で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。「チリとチリリ」シリーズ、『チップとチョコのおでかけ』『おはなのすきなトラリーヌ』『ねこのかあさんのあさごはん』『ハーニャの庭で』『ナナカラやまものがたり』『ぼくたちねこなのゆかいな8ぴき』『ポーリーちゃん ポーリーちゃん』など、自然や生き物への愛情があふれる絵本を数多く手がけるほか、緑ゆたかな山間で猫たちと暮らす日々をつづった『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。』などのエッセイも発表している。

【著者紹介】

作/どいかや

1969年東京に生まれる。東京造形大学デザイン科卒業。『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(萱野茂・文)で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。「チリとチリリ」シリーズ、『チップとチョコのおでかけ』『おはなのすきなトラリーヌ』『ねこのかあさんのあさごはん』『ハーニャの庭で』『ナナカラやまものがたり』『ぼくたちねこなのゆかいな8ぴき』『ポーリーちゃん ポーリーちゃん』など、...


販促プラン

●「チリとチリリ」シリーズ(アリス館)が大人気のどいかやさんによる絵本です。偕成社では『ハーニャの庭で』以来ひさびさの新刊になります。もともと定評のあった色鉛筆による絵の可愛さにますますみがきがかかって、とびきり愛らしい絵本ができました。


●『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。〜絵本作家の森ぐらし〜』(白泉社)というエッセイも出しているどいさんが描く猫が可愛いのはもちろん、自然の中でていねいに暮らしているどいさんが愛情をこめて描く小さな植物や、居心地のよさそうな部屋の家具や調度も魅力的です。


●『ペレのあたらしいふく』『アンナの赤いオーバー』など、洋服作りをテーマにしたロングセラー絵本がいくつかありますが、そういう体験は子どもたちにとっては、少し自分たちの生活から離れたものになってしまいました。おじいちゃんのセーターをほどくところから始まるニャンルーの初めての編みものは、そんな今の子どもたちにもじゅうぶんに感情移入して楽しめる物語になっています。


●この絵本を読んでしみじみ伝わってくるのは家族の温かさ。母娘でともに好きというのが、どいさんのファンの特徴ですが、まさに家族で読んでいただくのに最適の絵本です。

●「チリとチリリ」シリーズ(アリス館)が大人気のどいかやさんによる絵本です。偕成社では『ハーニャの庭で』以来ひさびさの新刊になります。もともと定評のあった色鉛筆による絵の可愛さにますますみがきがかかって、とびきり愛らしい絵本ができました。


●『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。〜絵本作家の森ぐらし〜』(白泉社)というエッセイも出しているどいさんが描く猫が可愛いのはもちろん、自然の中でていねいに暮らし...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784033500409
本体価格 ¥1,200 (JPY)

NetGalley会員レビュー

どいかやさんの作品はいつも心をほわほわさせる。この作品も暖かかった。古いセーターをほどいて、毛糸玉にする過程は懐かしく、子どもの頃に母の手伝いをさせられたことを思い出す。編み物は久しくやっていないけど、私も編みたくなった。猫の帽子は可愛くてきゅんきゅん。絵も丁寧でとても優しい色使いが、どいかやさんの魅力だ。

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じんわりと暖かさが伝わります。
ニャンルーがとってもチャーミングで秋に向けてもぴったりですo(^o^)o
大好きなおじいちゃんのセーターを通して繋げていく優しい思いやりの心。
このえほんに込められた願いを伝えていけたらと思います。

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猫のニャンルーは姿かたちもかわいいけれど、心根がもっとかわいらしい。お父さん、お母さん、弟ふたりと暮らしで、お手伝いもよくするお姉ちゃん。近くに住むおばあちゃんへの思いやりも忘れない。
おばあちゃんに習って、亡きおじいちゃんのセーターをリサイクルして、編み物をするニャンルーが素敵。おじいちゃんの思い出が生きたものに変わる気がする。
家族っていいなあ。何かに一生懸命になるっていいなあ。手づくりってあったかいなあ。
読むと、ほっこりすること、間違いなし! 子どもたちは、編み物をしてみたくなるだろう。

つい最近も、『チリとチリリあめのひのおはなし』で、読友さんたちと盛り上がった。私は昨年、原画展も観たけれど、本当に美しかった。そのどいさんの新作は猫が主人公。猫好きで知られる どいさんが描くねこちゃんは、絶対に魅力的。きっとまた、読友さんたちが大喜びするだろう。
また原画展があるといいなあ。(田舎住まいなので、このご時世では行けるかどうか、わからないけれど)

#ねこのニャンルー  #NetGalleyJP

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おばあちゃんと孫が、世代を越えて大切なものをつないでいく様子が納得いく形で描かれています。身の回りのものを無駄にしないように使っていくことの大切さも感じられる絵本でした。
繊細な色鉛筆画は、やさしいお話とよく合っています。また他の季節のニャンルー達のお話も読んでみたいなと思いました。

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コナラの木の下の家に、お父さんとお母さんとまだ小さいふたごの弟たちと暮らすニャンルー一家の森のくらしの物語。色鉛筆により優しく、柔らかな色合いで描かれた絵がとても可愛らしく、手仕事の楽しさや家族の思い出がおばあちゃんから孫へと繋がる温かみのあるお話にほっこり。おじいちゃんのセーターをほどいてしまうことにとまどうニャンルーにおばあちゃんが教えてあげる思い出がとても素敵だった。たくさんの猫達と暮らす絵本作家さんだけに、猫の毛色や柄は色々で、親子や兄弟で色が違うことも意識してニャンルーたちを描き分けてるのかな?と猫好きとしてそこがちょっと気になりました。

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ひたすらに可愛らしいニャンルー一家の仲良しぶりと優しさに癒されます。
亡くなったおじいさんのセーターが家族をあたためる素敵なものになる。家族を愛するニャンルーの手で。
色鉛筆でこれだけ繊細で柔らかな世界を生み出してしまうの、本当に凄い…。

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朗らかでがんばり屋なニャンルー。お魚を釣ったらおばあちゃんにもお裾分けします。ある日、おばあちゃんが自分たちのためにぼうしを編んでくれているのをみて、自分も編み物がしたくなります。
初めての編み物に夢中になる姿は、新しい世界を知りキラキラしているこどものように可愛らしいです。
おじいちゃんのセーターが長いながーいマフラーに生まれ変わる過程は、丁寧に生活するお手本のように感じました。
家族をおもいやる気持ちがあちこちに散りばめられていて、タイトルは「ねこのニャンルー」だけど、あたたかい家族の物語でした。

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おばあちゃんが編んでくれたかわいい帽子。ニャンルーも編み物がしたくなりました。おばあちゃんが用意してくれたのはおじいちゃんのセーターをほどいてできた空色の素敵なな毛糸です。お日様を浴びてとっても温かい毛糸でした。ニャンルーはながいながいマフラーを編みはじめました。 おじいちゃんのそらいろのセーターを今度はニャンルーがすてきなマフラーに変身させるのです。。そらいろのながいながいマフラーをニャンルーは編めるでしょうか?ニャンルーに似合うでしょうか?ながいながマフラー、どうやって巻くのかな?楽しみですね。

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表紙を一目みて、にゃんルーの可愛さに胸撃ち抜かれた!と思ったら、次の見返しがまたなんとも贅沢。前見返しと後ろ見返しがちょっと違うのもいいなあ♪ほしがき、おさかなフライ、カラフルなケーキと、出てくる食べ物が全部おいしそうなのも魅力のひとつです。隅から隅まで温かさに満ちた、ステキな作品。何度も何度も読み返したくなる絵本です。

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