ぼくら　ちきゅうじん　だいひょう！

虹のご褒美

地球に生きている僕らに、大いなる自然がもたらしているもの。
時には残酷に、時には優しく。

地球人代表として恥ずかしくない行動を。
そんな先生の言葉に、子どもたちは大奮闘！
いろんな価値観があり、いろんな人がいる。
だからこそ、マナーを守り、人助けをするということは、地球を守ることになっているのかもしれない。

マナーやルール作りには、いつだって遊び心が必要だ。
そんなことに気づくことができる絵本。
絵のユニークさに、子どもたちは爆笑で読んでました。

本が好き！倶楽部
せいちゃん

これを小学生の子供たちに読み聞かせたところ、
「僕たちは日本代表やね」という声が出ました。
日本代表でも、家族代表でも、もっと大きなところの代表でも、責任感ということを学べる絵本です。
絵も元気があってとてもよかったです。

小学生にとって「ちきゅうじんだいひょう」は魔法の言葉で、その一言で背筋を伸ばし、一つひとつの行動ができるようになる素敵な言葉だと思います。またこれを読んで大人もはっとする場面があるなと感じました。子どもたちだけでなく、もちろん大人も「ちきゅうじんだいひょう」である自覚と責任を改めて感じる一冊でした。

みんな楽しみ遠足や校外学習。楽しくてまわりが良く見えなくなっちゃう。でも忘れてはいけない。僕たちわたしたちは学校の代表、国の代表、人間の代表、そしてちきゅうじんだいひょう。個性的でユーモアあふれる絵にも注目の一冊です。

遠足や修学旅行等のときには、学校の代表のつもりで行動しましょうとよく言いますが、それに説得力を持たせてくれる作品だと思いました。一部の人の行動が、その人が属するカテゴリーの印象に少なからず影響を与えますが、この本を読むことでそれを意識するきっかけになるのではと思います。私も地球人代表は大げさかもしれませんが、外国の方には日本人代表として、年齢が離れている方には私の世代の代表として、自分の属するところ全体のイメージを背負っているのだということを意識した言動をしなければならないと改めて感じました。子どもだけでなく私たち大人にも学ぶところのある、そんな絵本だと感じました。小学校の道徳の授業でも教材として使用出来ると思います。