うでのいいくつや
作/くすのきしげのり 絵/澤野秋文
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刊行日 2018/03/08 | 掲載終了日 2020/09/04
ハッシュタグ:#うでのいいくつや #NetGalleyJP
内容紹介
腕のいい靴屋が作る靴は、はきやすいと評判でした。でもその息子は、自分こそが国で一番の靴職人だと考えて…?
腕のいい靴屋が作る靴は、はきやすいと評判でした。でもその息子は、自分こそが国で一番の靴職人だと考えて…?
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577045442 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
王様が登場する話には珍しく(?)、王様にちゃんとものを見る目がある。
センベルじいさんが作中ひと言も発していないのがすごい。
息子は最初はいやなやつだし、目つきも何だかいやらしいんだけど、根はいいやつだったし、後でちゃんと仕事が戻ってきたということは元々腕もちゃんと良かったんだろうなあ。
靴屋の息子が調子に乗っていたところを、父親の作った靴を履いて、お客さんのことを思って作る靴じゃないとだめだなあと反省するお話。
とても分かりやすくて教訓もあり、とてもよい話でした。
悪い人が出てくるわけでもなく、息子の鼻をへし折る方法も、コツコツと丁寧に靴を作りそれを息子にはかせて気付かせるというもので、子供だけでなく親もはっとしてしまう。教育ってこういうことなのかもしれないと気づかされる本でした。
主人公のイデアが売れる靴を作っていたことも別に悪いことではない。それによって誰かが傷ついたというわけでもない。しかし彼はセンベルからもらった靴のおかげで、人のために靴を作るべきだということに気づく。この物語には価値観の違いはあったものの「悪」と言った要素が一つもない。心の変化があったイデアももともと悪いことはしていないし、王様もイデアが作った靴を否定はしなかった。それがこの作品の魅力的な点だと感じた。