トリケラトプスのなんでもないいちにち
竹下文子/文 鈴木まもる/絵
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刊行日 2020/06/23 | 掲載終了日 2020/06/01
ハッシュタグ:#トリケラトプスのなんでもないいちにち #NetGalleyJP
内容紹介
のりもの絵本で人気のコンビの、恐竜絵本。恐竜がいた時代にタイムスリップできそうな、リアルな世界が広がります。
草食恐竜のトリケラトプスは、朝目を覚まし、ゆったりと歩き出します。アルバートニクス、パラサウロロフスなど、さまざまな恐竜のようすをのんびりと見ながら、草原で朝の食事。肉食恐竜のゴルゴザウルスに会ったときにはどきどきしますが、じっとしてたら気づかずにいってしまいました。それから森にやってきて、またおいしい葉っぱを食べます。ぎゃあぎゃあ叫びながら走ってきたオルミトミムスの群れに驚きながらも、散歩。プテラノドンの群れが飛ぶ夕暮れの草原でも草をはみます。きょうもなんでもないいちにちでよかった、と。
同時刊行の『ティラノサウルスのはらぺこないちにち』とあわせて読むと、同じ世界に生きている2種類の恐竜を、それぞれの目線で楽しむことができます。
出版社からの備考・コメント
【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは校了前のものです。刊行までに仕様などが変更になる場合もございますが、ご了承下さい。 【掲載したデータの仕様について】 この作品は緻密に細部まで描きこまれた絵を楽しんでいただくため 単ページではなく見開きの形でデータを作成してあります。
おすすめコメント
この時代には、「鳥」がいたことも事実です。なので、鳥も登場しています。
鳥の巣研究家の鈴木まもるさんは、現在恐竜と鳥との関係、進化についても研究中です。
この時代には、「鳥」がいたことも事実です。なので、鳥も登場しています。
鳥の巣研究家の鈴木まもるさんは、現在恐竜と鳥との関係、進化についても研究中です。
販促プラン
【著者紹介】
文・竹下文子
1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学卒業。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼年文学賞を受賞。主な作品に『ピン・ポン・バス』『がんばれ! パトカー』(偕成社)、『クッキーのおうさま』(あかね書房)、『ドルフィン・エクスプレス』シリーズ(岩崎書店)、『おすしのせかいりょこう』「おてつだいねこ」シリーズ(金の星社)、『クリスマスのかね』(教育画劇)、『ひらけ! なんきんまめ』『アリクイにおまかせ』(小峰書店)などがある。静岡県在住。
絵・鈴木まもる
1952年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。主な絵本作品に『ねこのおすしやさん』(偕成社)、『せんろはつづく』『つみきでとんとん』(金の星社)、『いのちのふね』(講談社)などがある。また鳥の巣研究家として『世界の鳥の巣の本』(岩崎書店)、『鳥の巣研究ノート』(あすなろ書房)、『ふしぎな鳥の巣』『ツバメのたび』『日本の鳥の巣図鑑全259』(偕成社)などの著者がある。静岡県在住。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784032213508 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
朝がきてご飯を食べていろんな友だちとあいます。
中には苦手なやつも。
何で慌てているのかな?
いつもより騒がしいなぁ?
トリケラトプスが不思議に思ったことには
「ちゃんとしたある理由が!」あるのです。
トリケラトプスの1日は平和に終わります。
平和でよかったね。
「ティラノサウルス」側から先に読むと
トリケラトプスの平和も紙一重なのがわかります。
生きていくのは大変だなぁ…
リアルな絵柄ながらキャラクター性も感じられて草食恐竜のどこかのんびりした一日をのぞき見。本当になんでもないいちにちだった。そのなんでもなさが心地よい。特に新感染症の蔓延でストレスの大きい日々においては。あしたもなんでもないいちにちであるように!
ティラノサウルスの〜の目的のある一日ではなく、なんでもなーいゆったりしたお話ですが、これも好きです。恐竜だってきっとこんな何でもない一日を過ごすことだってあったんだろうなぁと思いました。やはり絵が好きです。