おひなさまの平安生活えほん

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刊行日 2020/02/19 | 掲載終了日 2020/04/01

ハッシュタグ:#おひなさまの平安生活えほん #NetGalleyJP


内容紹介


「おひなさま」の暮らしぶりを紹介する絵本です。

子どもの姉妹が、家族でおひなさまを飾っていると、

壇の下の牛車が、動き始めます。

姉妹がついていくと、平安時代の京都にたどり着きました。

そこから、おひなさまたちの生活を見ていきます。

おひなさまは平安時代の貴族。

大きなお屋敷、美しい着物のいろいろ、食事の様子、

そして、和歌をつくったり、貝合わせやお香などの楽しみなど。

おひなさまの暮らしぶりを素朴な絵で丁寧に紹介していきます。

家族で、平安貴族の優雅な暮らしぶりを楽しみながら知ることができます。



「おひなさま」の暮らしぶりを紹介する絵本です。

子どもの姉妹が、家族でおひなさまを飾っていると、

壇の下の牛車が、動き始めます。

姉妹がついていくと、平安時代の京都にたどり着きました。

そこから、おひなさまたちの生活を見ていきます。

おひなさまは平安時代の貴族。

大きなお屋敷、美しい着物のいろいろ、食事の様子、

そして、和歌をつくったり、貝合わせやお香などの楽しみな...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784751529591
本体価格 ¥1,500 (JPY)

NetGalley会員レビュー

●「ひな祭りに詳しくなれる」

子どもと一緒に読むといいかもしれません

ちょっと子どもには難しいところがあるので
そういうところは一緒に読むか、
子どもに飛ばしていいよって言ってあげると
スムーズに読めるかも。

この本を通して、
ひなまつりをより知ることで
こういう文化を大切にしたいなって思いました。

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おひなさまの全てを、自然とさまざまな切り口で知ることのできる本。
それも知識を読みながら勉強するぞ!というものではなく、タイムスリップあり、現代の眼差しも失わずに、興味と敬意を持って全てを知ることのできる一冊。
古典への興味の扉がこの先に待っています。

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物語の形を借りて、ひなまつりの食事から歴史、色々なひな人形を紹介するところから始まる。
そこから平安時代の生活の紹介していく学習絵本。情報量は多く、古典を読むときの副読本にしてもいい。

子どもがこれは何?どうして?と好奇心旺盛に尋ねるとき、おとながすべて答えられるとは限らない。
ひなまつりの意味や、ひな人形の説明を、この絵本で一緒に読むことができると、おとなにも発見があるだろう。
主人公たちは、ひな人形を手掛かりに、古い時代へ想像の旅に出かける楽しみ方も教えてくれた。

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子どもの頃、お雛様は私の憧れだった。雅な衣装、贅沢な調度品。その華やかさから、平安貴族の優美な暮らしをうっとりと想像した。
 そうした憧憬の念を十二分に満足させてくれるのが、この作品だ。堀川理万子さんの美しい色彩の絵は、あたたかい空気をふくんでいて、私たち読者をやさしく迎え入れる。

 すみれちゃんとあかねちゃん姉妹の家で、七段飾りのお雛様をかざり、お祝い膳を食べるところからはじまって、おひなさまの由来、人形の移り変わりの紹介が続く。私が持っていたのも、この姉妹と同じ、江戸時代から作られてきた有職雛だった。
 そこから、物語は急展開。姉妹は、動き出した牛車のあとについて、平安時代の貴族の屋敷へとやってくる。そして、その家のおひめさまに会い、着物や食べ物などの暮らしぶりを事細かに教わり、また牛車で現代に戻ってくる。

 心ひかれたのは、やはり衣装。美しい織物を幾重にも重ね、その色の組み合わせを季節にあわせて幾通りにもかえ、植物の名前をつけて配色を楽しんだという。きっと豊かな時間がゆったりと流れていただろう。
 男性の衣装も紹介されている。歩きやすいようにすそを絞った袴があったり、狩りをするときの衣装には、袖にひもがついていて、袖をくくれるようになっていたり、と男性の衣装は、機能的な配慮がされているのが興味深い。

 巻末の参考文献の多さからわかるように、徹底的な下調べをもとにした作品だろう。子ども向けだけれど、詳細な解説は、大人も(少なくとも私には)知らないことばかりで、関心をひくはずだ。

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平安時代の暮らしがおひなさまを通してわかりやすく紹介されています。華やかだけど実は現代から見て質素な暮らしであることに気づかされます。ライフスタイルを見直すきっかけになる絵本です。大人の方にもおすすめです。

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ひな飾りについての知識絵本と思いきや、それだけでなかった。ひな飾りの歴史からおひなさまの種類、それぞれの人形や装飾品の意味から、おひな様のモデルである平安貴族の生活までを、素朴な絵と簡単な説明文で図鑑風に紹介。一部物語仕立てで、姉妹が牛車を追って平安時代にタイムスリップする展開にはぶったまげた。ひな祭りシーズンのみならず、「枕草子」を勉強する前後に紹介するとよさそう。

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おひなさまだけでなく、おひなさまと同じ装束をしていた平安時代についても分かるようになっています。タイムスリップをして、現代の子供たちからの視点で平安時代を知ることで、読み手の子供達に寄り添った描き方になっていて、親しみを持って読むことができるようになっています。

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