あいちゃんのひみつ
ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ
竹山美奈子・取材・文/えがしらみちこ・絵/玉井邦夫・監修
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刊行日 2020/03/13 | 掲載終了日 2020/03/13
ハッシュタグ:#あいちゃんのひみつ #NetGalleyJP
内容紹介
ダウン症って、そうなんだ。
「どうしてそんなに目がつっているの?」
「何をするのもゆっくりなのはなぜ?」
ダウン症の特徴やその原因、接し方を、子どもに向けてわかるように伝える絵本。
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「福祉の授業で、愛さんのもつダウン症についてお話してくれませんか?」
この絵本は、静岡県伊豆の国市の普通小学校に通う、ダウン症の女の子・あいちゃんのお話です。
あいちゃんの学校は、障害のある子もない子も、同じクラスで(科目によって)学んでいます。
ある日、学校の先生からの一声で、小学4年生全員があいちゃんママのお話を聞き、疑似体験する授業が行われました。
あいちゃんは、なぜ特別支援学校から地元の小学校に転校してきたのか。
あいちゃんは転校してどう感じているのか。
あいちゃんママがあいちゃんの同級生に向けて語った内容が絵本になりました。
「どうしてそんなに目がつっているの?」
「何をするのもゆっくりなのはどうして?」
ダウン症の特徴やその原因、接し方が「なるほど」とわかるお話。ノーマライゼーション教育にも最適の1冊です。
3月21日は「世界ダウン症の日」。
この絵本が、ダウン症への正しい理解を深めるきっかけになることを願っています。
おすすめコメント
【監修 玉井 邦夫先生からのメッセージ】
ダウン症のある人に出会うと、子どもたちならきっと誰もが不思議に思います。
どうしてこんな喋り方をするの? どうしてみんな似た顔をしているの?
どうして? どうして? ……それは、どれもみんな当たり前の疑問。
そんな疑問を毎日のやりとりの中で解決しながら、友だちになっていってほしいと思います。
この本には、そんな願いがいっぱい詰まっています。
この本をきっかけに、一人でも多くの人に、ダウン症についての理解と
ダウン症のある人たちのへの親しみを深めていただけたらと思っています。
NetGalley会員レビュー
「ダウン症」はよく聞きますし、よくお会いすることがあります。
染色体異常までは知っていましたがなかなかダウン症の方の特徴は
知りえませんでした。
とても分かりやすく説明されてました。
特に絵の色使いがきれいでとても印象に残る本でした。
ただ小学校中学年向けなのであればもう少し漢字を使ったほうが読みやすく
また、低学年なのであれば言葉使いを優しくされたほうがよかったのかなと感じました。
あとがきのページの紹介やお母さんの紹介等もとてもよかったです。
筋力の発達についてや、その辛さなどについて、自分も勉強不足だなと痛感した一冊。
同じであることも違うことも、嬉しくて誇らしい。
そんな気持ちを共有できる世の中であってほしいと思います。生きていれば色々な事に直面して、自分しか見えなくなってしまう事もあるかもしれません。でもちょっと立ち止まって、様々な立場や違いを認め合い、理解することができるのが私たちの良さであり、そういう社会であるべきです。
「すずちゃんののうみそ」竹山美奈子さんがダウン症のお子さんの保護者の方からの取材をもとに文にした絵本。
ダウン症のお友達の日常や学ぶ様子、学校やお友達そして家族との関わりが子供達にも伝わるよう優しい視点で描かれています。
特別支援教育に携わる方にもぜひ読んでいただきたい絵本です。