世界幻妖図鑑
ドラゴンから妖怪〈YOKAI〉まで
フロールチェ・ズウィヒトマン
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刊行日 2020/03/06 | 掲載終了日 2020/04/29
ハッシュタグ:#世界幻妖図鑑 #NetGalleyJP
内容紹介
世界各地の伝説や民話のなかでその存在を信じられてきた まぼろしの生き物=「幻妖」。 ドラゴンやユニコーン、日本の妖怪まで、世界の78の幻妖の 謎と不思議に迫る、圧倒的大図鑑!
おすすめコメント
★ギリシア・ローマの神々や古今東西の伝説上のモンスター、少数民族の民話に根ざした生き物たちまで、幅広く掲載!
★日本語版監修に荒俣宏氏!
★オランダの権威ある「金の絵筆賞(2018)」受賞作!
★ブラティスラヴァ世界絵本原画展(2017)グランプリ受賞画家が描く圧巻のイラストレーション!
★ギリシア・ローマの神々や古今東西の伝説上のモンスター、少数民族の民話に根ざした生き物たちまで、幅広く掲載!
★日本語版監修に荒俣宏氏!
★オランダの権威ある「金の絵筆賞(2018)」受賞作!
★ブラティスラヴァ世界絵本原画展(2017)グランプリ受賞画家が描く圧巻のイラストレーション!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577048498 |
本体価格 | ¥2,980 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
各幻妖についての説明と豆知識つき。
とっても興味深かったです。
絵でみるとそれはそれは面白くて。
月のウサギも幻妖になるなんて知りませんでした。
同じ人魚でも、海外と日本じゃ全く違うし、想像していたのと同じだったり違かったりするのもなんだか答え合わせしてるみたいで楽しかったです。
この図鑑を片手に本を読むのも楽しそう。
空想上の生き物。いないものを形にする楽しさ。思い描く楽しさ、これからが本を読む楽しみ。挿絵はあるが、自分でも描いてみる。想像、創造を体験してほしい。決められた与えられたものばかりでなく、こうして夢を描けるものを子どもたちへ。
神話を知るとさらに楽しい
幻妖の姿形、絵の色合いや線が最高に綺麗で、おどろおどろしくも神秘的な世界観に引き込まれてしまった。
世界各地の神話や伝記を理解すればさらに楽しく、ジプシーとドラゴンの話は初耳であった。
科学がどんなに未知の生物を否定しようが、化学の分野を邁進した我々人類のコンテクストは、ほぼほぼ変わり無いような気がする。
伝承の仕方も似たり寄ったりするので、類似を楽しむことができるのが最高に楽しい。
人間が畏怖してきたものがなんだったのかなど、子供と一緒に考えながら見るのも良いかもしれない。
本が好き!倶楽部
せいちゃん
よく知られる人魚やユニコーン、龍から日本の妖怪まで「幻妖」と呼ばれる世界各地の想像上の存在を紹介した1冊。怪談や妖怪の話は大好きなので楽しく読んだ。
幻妖の特徴や、幻妖も時代にとともに少しずつ変化していることを知ると、その土地の、その時代の人々がどう感じていたか? またどう考えていたか? というのが少し理解できたような気がするし、幻妖は「昔はこう考えられていました」という存在ではなく、今も私たちとともに生きているのかもしれないと思えてきた。私たちの想像力が産んだ存在なのだから。
そして世界各地の幻妖の個性豊かなこと! 美しいイラストがさらに想像力を広げてくれた。日本の妖怪はどのように表現されるのかと思っていたが、細部までうっとりと見つめてしまった。子供から大人まで楽しめる1冊と思う。
世界の幻獣とくれば、ホルヘ・ルイス・ボルヘスのそれを想起しましたが、本書はそこまでマニアックな作りではなく、いわゆる大人向けの絵本のように感じました。
よく知られたギリシャ・ローマの幻獣たち、その他未知の幻妖。偶像化された挿画が綺麗でファンタジーの世界に惹き込まれます。エピソードがほどよく簡潔にまとめられており、感受性豊かな子どもにもオススメできるのではないでしょうか
世界幻妖図鑑]
これは、かなり面白い図鑑です。
妖怪関係、例えば
#ケルベロス
#ユニコーン
#ペガサス
#グレムリン
#ドラゴン
#ラミア
#メデューサ
#ケンタウロス
#サンダーバード
#トロール
#マハハ
#百鬼夜行
#河童
#妖弧
#天狗
#獏
#豆腐小僧
#人魚
#クラーケン
#月のうさぎ
なかなか面白い本で、また絵が古くて
原画なのかいいです!
#世界幻妖図鑑
#フロールチェ
#ズウィヒトマン
#ルトウィヒ
#フォルベーダ
#妖怪
#図鑑
#本好きな人と繋がりたい
#読書好きな人と繋がりたい
世界幻妖図鑑: ドラゴンから妖怪<YOKAI>まで
世界幻妖図鑑: ドラゴンから妖怪まで
3,278円
Amazon
「幻妖」というのはあまり使わない用語だが、「幻妖」の語感に相応しい生きものが集まりました。
ケルベロス、メデューサ、ペガサスと言った日本でもよく知られたギリシャ神話の怪物も幻妖として描かれ、イスラム世界の魔神、アフリカのクモやカメレオンの妖幻など初めて聞くような生きものがフロールチェ・ズウィヒトマンの語り口で、たくさん紹介されています。日本の妖怪も、妖怪らしさを残しつつルトウィヒ・フォルベーダの筆で幻妖として描かれる。メデューサも日本の妖怪も怖さ控えめあくまで妖艶に怪しい幻妖に表現されています。
文章は平易だが大人が読んでも満足がいく図鑑に仕上がりました。
「幻妖」と呼ばれる世界各地の妖怪や幻獣、精霊、伝承の中で伝えられてきた生き物たちのことがたくさん詰め込まれた1冊。
本書によると日本をはじめ、ヨーロッパ、ロシア、北極圏、南北アメリカ、オーストラリア、アフリカ、古代ギリシア・ローマ、イスラムと世界の端から端まで、各々の土地に伝えられる幻妖たちがいることがわかる。
ちょっと不気味なイラストと幻妖たちについての愛嬌たっぷりの説明や彼らにまつわるちょっと怖いエピソードなどが豊富で面白い。
豆知識では幻妖に遭遇してしまったときの対処法なんかも書かれている。こちらはもしものときの備えにどうぞ!
幻妖といえば人に害をなす恐ろしい存在というイメージを抱きがちだけど、彼らの中にはいたずら好きや賭け事が好きなんてどこか人間臭さのある者がいたり、窮地に陥った人を救ってくれるような善なる者たちもいる。
彼らのどれもが自然の中で生まれ自然と共に生きる者や人々の暮らしの中に溶け込むように在る者で、
幼い頃に読んだ絵本の中にいた、おばあちゃんが聞かせてくれたあのお話に登場した、どこか懐かしい「不思議な生き物たち」に似ていた。
世界中の幻獣たちを紹介。妖怪とかそういう存在が大好きなのでとても楽しかったです!幻獣が生まれるのは未知の世界に対する恐怖や感謝からというのも、ほんとそれなんですよね。不思議なものに対して何か理由を作ることで解決するの、人間は面白いですよね。
世界幻妖図鑑
ドラゴンから妖怪〈YOKAI〉まで
フロールチェ・ズウィヒトマン
イラストをながめているだけでも、楽しめます。
日本の空想上の生き物もいたのが嬉しかった。きっと小学校の低学年あたりから喜ばれると思います。大人も好きな人は楽しめる良書でした。
世界中から集められた「まぼろしの生き物」の図鑑。
ギリシャ神話にロシア民話。西洋のドラゴン、同様の龍。メデューサにグリフィンにトロール、シルキー、人魚に月のうさぎまで!
昔、災害や自然などの正体のわからない大きな力に、人々がひとつずつ名前や姿を与えたもの、それがまぼろしの生き物だそうです。
科学が発達してそれらの謎が解明されてもきっと消えることなく人々の生活に根付いていくのだろうなと思うと、ほんとうに素敵な1冊です!