ベネベントの魔物たち③ 魔女の足音にご用心

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刊行日 2020/02/17 | 掲載終了日 2021/01/08

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内容紹介

ベネベントは、本当にある町です。一見ごくふつうの町ですが、ひとつだけ、とてもかわっていることがあります。それは、世界中のどこよりも魔物がたくさん住んでいるということ。魔物は、町のいたるところにひそんでいます。井戸の中、橋の下、劇場のあと……。もしかしたら、おとなりさんや家族のだれかが、魔物かもしれません。ほら、またきょうも魔物がいたずらを始めたみたい。ベネベントの子どもたち! 魔物に目をつけられないように、くれぐれも気をつけて。


内気でのんびり屋のマリア・ベッピーナは、劇場広場がこわくてたまりません。広場には年老いた魔女が住んでいて、子どもをみつけると追いかけてくる、といわれているからです。だから、ベネベントの子どもたちは広場をよこぎるとき、全力で駆け抜けます。ところが、足がおそいマリアはいつも最後。今にもうしろから魔女が迫ってきて、つかまるのではないかと、おびえてばかりいました。でも、マリアはふと思いました。魔女はわたしみたいな子どもをつかまえて、どうするの? そしてある日勇気を出して、うしろをふりかえってみたのです!


むかしから魔女が住むという伝説のある、イタリアの実在の町ベネベントを舞台に、1820年代の人々のくらしをイメージして書かれた昔話風の創作童話。魔女と人間が共生する世界でまきおこる日常のちょっとした事件を、ユーモラスかつミステリアスに描きます。

ベネベントは、本当にある町です。一見ごくふつうの町ですが、ひとつだけ、とてもかわっていることがあります。それは、世界中のどこよりも魔物がたくさん住んでいるということ。魔物は、町のいたるところにひそんでいます。井戸の中、橋の下、劇場のあと……。もしかしたら、おとなりさんや家族のだれかが、魔物かもしれません。ほら、またきょうも魔物がいたずらを始めたみたい。ベネベントの子どもたち! 魔物に目をつけられな...


出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】載枠数の都合で3巻と4巻をつなげてあります

【ご注意下さい】載枠数の都合で3巻と4巻をつなげてあります


おすすめコメント

【著者紹介】

作者:ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ

コロンビア大学卒業後、記者やプログラマーなどの仕事についたあと、作家になる。作品に、祖父ルドウィッヒ・ベーメルマンスの「げんきなマドレーヌ」シリーズを引きついだ『マドレーヌのメルシーブック』(BL出版)などがある。


画家:ソフィー・ブラッコール

絵本作家。絵本『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』(あすなろ書房)をはじめ、児童書のさし絵を数多く手がける。『プーさんとであった日』『おーい、こちら灯台』(ともに評論社)で、コールデコット賞を2度受賞。


訳:横山和江

:翻訳家。訳書に『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』(あすなろ書房)『わたしたちだけのときは』(岩波書店)『フランクリンの空とぶ本やさん』(BL出版)『わたしの心のなか』『キツネのはじめてのふゆ』(ともに鈴木出版)『ねこの3つのねがいごと』(岩崎書店)『クマさんのいえへ いかなくちゃ!』(徳間書店)など。

【著者紹介】

作者:ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ

コロンビア大学卒業後、記者やプログラマーなどの仕事についたあと、作家になる。作品に、祖父ルドウィッヒ・ベーメルマンスの「げんきなマドレーヌ」シリーズを引きついだ『マドレーヌのメルシーブック』(BL出版)などがある。


画家:ソフィー・ブラッコール

絵本作家。絵本『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』(あすなろ書房)をはじめ、児童書の...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784035215509
本体価格 ¥1,300 (JPY)