谷川俊太郎詩集 たったいま

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刊行日 2019/12/09 | 掲載終了日 2019/12/10

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内容紹介

日本でいちばん有名な詩人・谷川俊太郎がおくる新作と、 珠玉の名作37 編で構成した十代の少年少女のための詩集。

心が大きく成長する十代の子どもたちへ。 つらい気持ちに寄りそったり、大人の本音を明かしたり、 世の中へのギモンを問いかけたり……。
日本でいちばん有名な詩人・谷川俊太郎さんの詩を届けます。

待望の新作を収録/イラストは、広瀬弦/青い鳥文庫・初の詩集

日本でいちばん有名な詩人・谷川俊太郎がおくる新作と、 珠玉の名作37 編で構成した十代の少年少女のための詩集。

心が大きく成長する十代の子どもたちへ。 つらい気持ちに寄りそったり、大人の本音を明かしたり、 世の中へのギモンを問いかけたり……。
日本でいちばん有名な詩人・谷川俊太郎さんの詩を届けます。

待望の新作を収録/イラストは、広瀬弦/青い鳥文庫・初の詩集


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※一部抜粋のお試し版となります。あらかじめご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※一部抜粋のお試し版となります。あらかじめご了承ください。


おすすめコメント

冒頭の「そのひとがうたうとき」は私がいちばん好きな詩です。谷川さんの作品 は合唱曲になっているものも多く、この詩も私の中で音楽と結びついています。 音楽が流れ、時間が過ぎていく、子どもは育ち、大人は老いるというのが裏コン セプトとでもいうような1冊にしたかったのです。時間は経ち、子どもはかならず 大人になります。読者の子どもたちがどんなふうに受け止めてくれるかは、まった くわかりません。反応を期待してはいけない、でも「精神的に成熟することはステ キだ」と感じてくれたら嬉しいな、というのが率直な気持ちです。

――担当編集者より

冒頭の「そのひとがうたうとき」は私がいちばん好きな詩です。谷川さんの作品 は合唱曲になっているものも多く、この詩も私の中で音楽と結びついています。 音楽が流れ、時間が過ぎていく、子どもは育ち、大人は老いるというのが裏コン セプトとでもいうような1冊にしたかったのです。時間は経ち、子どもはかならず 大人になります。読者の子どもたちがどんなふうに受け止めてくれるかは、まった くわかりません。...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784065177037
本体価格 ¥720 (JPY)

NetGalley会員レビュー

令和の息吹を

昭和、平成を駆け抜けて令和の三時代を生きる大詩人の詩集。
私は交響楽が好きだ。
人生とは偶然配置されるオーケストレーション。
それぞれが指揮者になり、世界を創る。
過去、現在、未来が、言葉のレゾナンスにより周波数を変える。
なぜか3.11が脳裏に甦る。

挿し絵も素敵な詩集。
ゲラ版は3分の1くらいのページなのでフルページ読むたいと思います。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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谷川さんの言葉は本当に変に装飾されておらず、それでいて心にしみる。当たり前に過ごしてる毎日にも気付きがあると教えられます。昔から大事な人生の教科書です。子供から孫へも受け継いでいきたい作品です。39ページで十分心の洗濯が出来ました
。感謝!

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39ページ分の試し読み(?)でした。

"春に"は昔教科書で読んだことがあって、
懐かしい気持ちになりました。

"うそ"という詩は初めて読みましたが
「うそでしかいえないほんとのことがある」というところが好きでした。

是非、本を買って全部読んでみたいです。

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子どもたちに向けて、あたたかい言葉がつまった優しい気持ちになる詩集です。
人生良いことばかりでなくても、希望はいつも自然にそばにあるのだと感じられます。
悪意は注意深く避けるべきだけど、ウソは人生に必要なときもあるという解釈がとても好きです。
谷川さんの素晴らしい言葉がたくさんの子どもたちに届きますように!

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十代のこどもたち。
どんな気持ちで読むのだろう。
大人のわたしも知りたい。

こどもと大人の爽やかで苦しく、そして愛おしい感情も、心のなかにくるくる入ってきそうで、入ってこない感情もあった。
読んでいて、はっとしたり、急にこわくなったり、笑ったりした。空気がどんどん変化していきドキドキする。

こどもだから、まだ大丈夫、まだ間に合う。なんてこともありそうで…。いや、ありえないヒリヒリした空気感が、とても素敵で気持ちよかった。

不安もうれしい気持ちも、ぐるぐるお腹の中に生きているみんなは、持っていると思う。そんな気持ちを、わたしは吐き出せているのか?谷川俊太郎さんの『たったいま』を読んでそう思った。
楽しく、うれしいこともたくさんあるから生きている!

谷川俊太郎さんの詩は、やっぱり鋭く、あつく、するする心のなかを激しくかき乱す。だからいい!詩を読んでいると、生きている空気が、どんどん変わっていくよ。
楽しく、あたたかい物語がたくさん入っている。大好きだ。
谷川俊太郎さんの『たったいま』

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谷川さんの言葉が染みる。谷川さんの言葉が刺さる。一言一言が、素晴らしくて、もっと読みたいと思う。ただ、このダウンロードしたものには、全部の詩が入っていなかった。本を買いなさいということなんですね。抜粋版であることは、説明に書いて欲しかったな。

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谷川俊太郎さんの詩は、もちろんその詩によってだけれど、詠む人と読む人の境界が厳然として引かれているものもあるけれど、3次元的というかのか、詠む人がいて、読む私がいて、その間に詠まれている言葉があって、という不思議な感覚にとらわれるのは私だけだろうか。
例えていうならば、読む私が詩に向き合っているけれど、詠んだ谷川さんはその詩のことばたちの向こう側にいて、詠んでいるのは実は私なのではないだろうか?という、僭越ながら不思議な感覚。
その感覚をじっくり味わえるこの一冊。
混んでいる通勤電車の中でさえも、読む私は鋼鉄の車両から抜け出せる。

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谷川さんの詩は、簡単な言葉で作られているけれど、中身は全然簡単じゃない。

 自分が見たこと、聞いたこと、感じたこと、それをそのまま言葉にしたみたいに、とっても自然なんだけど、その文字を読むといろんなことを考えさせられる。

 たとえば同じ鳥の声を聞いても、人によっては楽しい声に聞こえ、別の人にとっては悲しい声に聞こえるかもしれない。

 同じ「楽しい」でも、ニュアンスの違う「楽しい」なのかもしれない。

 えっ、鳥が鳴いてたの?という人もいるかもしれない。

 それぞれが違う感性を持っているから、「みんなちがって、みんないい」なんだよね。

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●「大切にしたい一遍一遍」

凄く、染み渡ります
私はどちらかというと
ビジネス書 小説 絵本と
読む派なのですが、

詩集もたまには良いですね~
本当に語りつくさない行間が
彩る、想像の世界というのが
目に浮かぶ気がして心が洗われる思いです。

この師走、心を亡くす繁忙期ですが、
こういった本を片手に
一日一度は、心を取り戻したいものです

満喫しましたー

個人的には ネットギャリーといえど
画だけは見開きで見たかったです

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《あなたとことばで であいたいから/
わたしはかたる かたりきれないかなしみを/
わたしはかく ことばをこえるよろこびを》十代を対象とした詩集だが、元・合唱少女だった私の心にも響く。
合唱曲になっている詩もいくつか取り上げられている。
今年の夏に歌った「天使、まだ手探りしている(相澤直人 作曲)」抜粋版では読めなかった。
購入したい。

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たぶん10代の頃からずっと折にふれ出会って、力づけられてきた谷川俊太郎さんの詩のことばたち。
ひらがなだけで書かれたものから、漢字交じりのものまで・・・わかりやすいことばで語りかけてきます。
生きる いまここにいないあなたへ たったいま などなつかしくて、いつまでも心に残っています。
なんでもない言葉の大切さを私はあなたに教わりました。これからもよろしく。
私も小さな言葉をだれかに届けていきたいと思います。
広瀬弦さんのイラストも素敵です。走っていたり、座っていたり、佇んでいたり、見上げていたり・・・ぜんぶゆっくり眺めていたい。

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ゲラでは全部は読めなかったのですが、どの詩も あぁいいなぁ と思う。

母校の小学校の校歌の作詞が谷川俊太郎さんで、素敵な歌詞で大好きでした。
その頃から今まで、ずっと有名な詩人さんとして知っていたし、いくつかの詩にふれてきたけれど、改めてストレートに心に届く詩ばかりだと感じました。

青い鳥文庫として発行されるということ、1冊読むとお腹いっぱいな感じになっちゃうかなとも思うけれど、是非全部読んでみたいです。

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谷川さんの詩は、いつ何時も躍動感に溢れ、エネルギーに満ち溢れています。元気がない時、何かを知りたい時、本を読めない時、特効薬とばかりに心に効きます。感性の素晴らしい才能を感じずにはいられません。是非、声に出して言霊に変えて、谷川ワールドを体感してください。

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詩は面白い。作者の意図を探ろうと鈍いアンテナを精一杯伸ばして、作者の意図を探ろうと何度も何度も呟いてみる。正解を得られないままに何度も読み返すと、物語が見えてくる。自分なりの光の道が見えてくる。正解なんか知らない。ただ言葉の羅列が一本に繋がるとき、言葉は心に落ちていく。本書では「終わりと始まり」が好き。"終わりと始まりは辞書では反意語と言うけれど、終わりが終わるとき、すでに始まりが始まっている" 命の循環・溢れる生命力を感じ詩です。

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今も精力的に活動されている
谷川俊太郎さんの新作も含めた詩集。

青い鳥文庫から出ているので多くの子ども達に読んでほしい本です。

私はこの本に掲載されている
「生きる」を中学校の時に授業で習いました。

その時には何故「プラネタリウム」や「スカート」が
「生きる」ことになるのか今一つピンときませんでした。

50も半ばに差し掛かり、過去経験したこと
今、目の前にあること全てが「生きる」ことなのだ
と実感します。

そんなことをふと、考えることができた谷川さんの詩集でした。

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