グラフィック伝記 フレディ・マーキュリー
アルフォンソ・カサス 作/宇野和美 訳/小原京子 訳
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刊行日 2019/12/18 | 掲載終了日 2019/12/16
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内容紹介
◆内容紹介
クイーンのフレディ・マーキュリーの伝記絵本!
映画『ボヘミアン・ラプソディ』で注目の集まる
クイーンのボーカリスト、 フレディ・マーキュリーの生涯がグラフィックノベル風の伝記になった!
波瀾万丈の人生と音楽をイラストと共に綴る。
スペイン発、世界12カ国で刊行の話題書、ついに日本上陸!
【目次より】
「ボヘミアン・ラプソディ」は、フレディ・マーキュリーの、最もよく知られた曲のひとつだ。
それまでのロックの楽曲と比べると、長さ(6分近くかかる)から構成まで、何もかもが型破りだ。
まず、リフレインがない。 繰り返しが一切なく、どこをとっても新しく、常に前へ前へと進む。 フレディの人生がまさにそうだったように。
そこで、フレディ・マーキュリーの人生をこの曲に見立て、 この本は最大のヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」になぞらえて構成した。
既成の枠から飛び出し独自の道を見つけたことが、どちらにも共通している。
●イントロ
●バラード
●ギターソロ
●オペラ
●ロック
●コーダ
◆著者について
【アルフォンソ・カサス(Alfonso Casas)・作】
1981年サラゴサ生まれ。物心ついたときには鉛筆を握り、コミックにかこまれていた。教育学部卒業後バルセロナに転居し、以来コミックや出版・広告のイラストレーションを手がける。コミックに『微小の愛』『すべての八月の終わり』、グラフィックノベルに『セ(ンチ)メンタル』『フェデリコ・ガルシア・ロルカ』(すべて未邦訳)などがある。
【宇野和美・訳】
東京外国語大学卒業。出版社勤務の後、スペイン語翻訳に携わる。日本子どもの本研究会理事。訳書に、『ちっちゃいさん』(講談社)、『むこう岸には』(ほるぷ出版)、『ポインセチアはまほうの花』(光村教育図書)、『ピトゥスの動物園』(あすなろ書房)、『雨あがりのメデジン』(鈴木出版)、『日ざかり村に戦争がくる』(福音館書店)、『サラミスの兵士たち』(河出書房新社)、『エロイーサと虫たち』(さ・え・ら書房)、『フォスターさんの郵便配達』『マルコとパパ』(偕成社)、『もしぼくが本だったら』(アノニマ・スタジオ)、『むこう岸には』(ほるぷ出版)など多数。
【小原京子・訳】
山口県岩国市出身。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。在京スペイン大使館で、文化広報担当、翻訳官として23年間勤務した後、海外に拠点を移し、翻訳、コラム執筆、スペイン語通信教育に携わる。訳書『アウシュヴィッツの図書係』(集英社)が、ブクログ大賞(2017 年海外小説部門)を受賞。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784265860463 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
クイーンが好きな人はもう知っている内容の復習な感じの絵本だった。
グラフィックスがきれいでパラパラとフレディの絵を見るだけで楽しい。
ステージ衣装思い出しながら曲をつい口ずさむ場面が何度かあった。
フレディの命日前に読めてよかった。
淡々と語られるヒストリーものなんだけど、なんか熱いものが込み上げてくる絵本だった。私の影響でクイーンが好きになった息子に読ませるとまた違った感想が聞けそうで楽しみだ。
素晴らしいグラフィック
フレディ・マーキュリーが生きた時代は、まさにロックの全盛期。
ボヘミアン・ラプソディの構成で綴られた伝記に感じるのは、葛藤しながら心のままに生きたフレディの姿。
ブライアン・メンが、フレディの人生をワンフレーズで説明する。
そこに向かって読んでいた。
そして没後20年。
まだ僕たちはクイーンの曲を聴いている。
11日24日は命日にはレジェンドに祈りを。
そして、全ての人に祝福を!
本が好き!倶楽部
せいちゃん
児童書としては難しい。70年代前後のブリティッシュロックや当時の社会とロックシーンの関わりなど前提となる知識が多すぎるのでは?一方でクィーンファンの子が読むにはエモーションに欠ける文体に感じた。ただグラフィックというのはとても面白いと思う。伝記ではないし文章がもっと少なくてもいい。yaコーナーか一般書コーナー向き。lgbt特集で使いたい。
読みながら映画の「ボヘミアン・ラプソディー」のシーンを頭の中で再生させていた。絵がとても素敵!! フレディが亡くなった年に新しい小惑星が発見され、フレディマーキュリーと名付けられた事に鳥肌がたった。 世界だけではなく、宇宙にも名を残したんだね。
フレディはいつも周りの人と違うという人生を歩んできたのです。彼はアフリカのザンジバルで生まれ、幼くしてインドに移ったけれど、彼の家庭はヒンズー教ではなくゾロアスター教徒でした。再びザンジバルに戻ったけれど、革命が起きて安全上の理由からイギリスへ渡ったのです。これだけでも大変な人生です。
そして、ミュージシャンとなってからの彼は、あらゆる意味で誰とも違う音楽スタイルを確立したのです。一応ロックというカテゴリーからスタートしていますけど、その根底にはクラシックやオペラの影響が大きく、衣装などのデザインにもこだわり、魅せる音楽にこだわった人だなと思います。
その余りにも突出した個性の為に、誤解されることも多かったけれど、多くのファンに愛されたフレディ。
彼の人生をこういう形で本にできたのはステキなことです。
フレディのことを大好きな人も、フレディって誰?という人も、ぜひ読んでみてください。
そして、彼のことを理解してくれる人が、彼の音楽を愛してくれる人が、もっと増えてくれることを祈っています。
●「期待以上 〇〇リ」
みたいな感じ。
非常に良かったっす!
こういう形で色々なレジェンドのかたの本が読みたいです
シリーズになったら全部集めたいかも
もしかしてもうすでにある???
特にフレディマーキュリーは
(だからだとは思いますが)
昨年映画が流行ったので
より、深くしかもライトに楽しく知れることができて
また映画が見たくなりました
良本!
ダーリン、君のような人は二度とあらわれないよ。
クールなグラフィックと軽快な文章で、フレディの美しくて華やかな、そして苦悩もあった人生を辿ることが出来る。
クィーンの曲を聴きながら、是非とも読んで欲しい。フレディを敬愛する人も、彼を全く知らない人も楽しめる素晴らしい良書である。
とてもPOPで視覚的にも楽しめる本だと思いました。
タブレットで見た感じでは児童書ではなくYAかな、というイメージ
本の形でまだ見ていないので、手に取ってみたい本です。
クイーンを聴きながら、読み返すのも良し、パラパラとめくるのも良いだろうなぁ(^_^)
彼が亡くなったと知ったときは、心底がっかりした。
あの高音の伸びと、予想外の展開。クィーンの音楽は、音楽で表現したいというメンバーの想いと、自分自身の心に燻っている何かが反応しあって聴いている私の中で何かが動かされるのを感じるから、とても好きだったのだ。それがもう、新しく聴けないのかと。
この絵本は、あの歌声のフレディマーキュリーの人生を、彼が見せたかった姿と本当の彼と、環境を通して描き出したものだ。
絵もまた、お洒落で色づかいもポップでありながらどこか寂しげ。
あの時心底がっかりしたけれど、こうして様々な形で彼にまた会える。そんな気持ちにさせてくれた一冊。