マンボウは上を向いてねむるのか
マンボウ博士の水族館レポート
澤井悦郎
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刊行日 2019/11/29 | 掲載終了日 2020/03/04
ハッシュタグ:#マンボウは上を向いてねむるのか #NetGalleyJP
内容紹介
大きな体に変わったひれ。水族館の人気者マンボウのくらしとは?
マンボウはどうやってねむるか知っていますか?
世界中の海に何種類のマンボウがいて、どこでどんなふうにくらしているのか、実はわかっていることはほとんどないのです。
マンボウのことならなんでも知りたいマンボウ博士と、身近な水族館から研究を始めてみましょう。
大きな体に変わったひれ。水族館の人気者マンボウのくらしとは?
マンボウはどうやってねむるか知っていますか?
世界中の海に何種類のマンボウがいて、どこでどんなふうにくらしているのか、実はわかっていることはほとんどないのです。
マンボウのことならなんでも知りたいマンボウ博士と、身近な水族館から研究を始めてみましょう。
おすすめコメント
好きな事をひたむきに突き詰めていく楽しさは RPGの冒険の旅に似ている!
澤井さんのマンボウ愛と情熱で彩られた美しい一冊であり、まさに生きた証。
――中川翔子さん(歌手・タレント)
この本の著者、澤井悦郎さんは、水産系の研究所にお勤めのかたわら、在野でマンボウの研究を続ける研究者です。
2017年には、マンボウのなかま(マンボウ属)は世界に少なくとも3種いること、それぞれの種名と学名を海外の研究者とともに確定し、マンボウ研究を大きく前進させました。そのうちの2種、ウシマンボウとカクレマンボウの名付け親でもあります。
澤井さんの活動の成果もあって、メディアでもマンボウは少しずつ注目され始めました。澤井さんも複数のテレビ番組、ラジオ番組にマンボウの専門家として出演されています。
そんな「マンボウ博士」こと澤井さんが、次の研究の舞台として目を付けたのが水族館でした。日本の水族館は、マンボウの飼育数が世界でもとても多いのです。最長飼育記録を持っているのも日本の水族館です。
この本『マンボウは上を向いてねむるのか』は、澤井さんの業績の中でも最新の成果であるカクレマンボウの発見から、在野の研究者として研究を続ける日々の喜びと苦しみ、またマンボウの生活を知りたいあまり、水族館での不眠不休の24時間観察(!)にいたる日々を、最新のマンボウ情報とともにつづったノンフィクションです。
小学校中学年以上の子どもたちに向けた本ですが、「手加減はしません」と本文にあるとおり、マンボウの知識についても研究者の生活についても、惜しみなく公開しています。生きものを研究すること、水族館という場で生きものを飼いつづけることについて、楽しみながら目を開かせてくれる本です。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784591163511 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |