はが ぬけたに~
フィリケえつこ 作
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刊行日 2019/10/25 | 掲載終了日 2019/11/19
ハッシュタグ:#はがぬけたに #NetGalleyJP
内容紹介
歯が1本ぬけた顔で、にーっと笑うと、なぜかかわいらしい。
あるひ、まなちゃんが わたしの みみもとで いった。 はが ぬけた。
いてっ! おにいちゃん、なにしてるの? はが、ぬけた。
はが ないと、 べんりな ことも ある……。
<歯のミニ知識>
イヌやネコも人と同じように歯がはえかわる。 ネズミは、歯がはえかわらない。 鳥やカメは、歯がない。
人の歯の数は、乳歯が20本で永久歯が32本(おやしらず含め)
乳歯から永久歯へはえかわるしくみを ゆかいなお話と絵で表したユニークな絵本。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784751529560 |
本体価格 | ¥1,000 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
子供の頃を思い出す。歯が抜けた時はどうなるのかと思ったものだ。
この本に出てくる子供たちは明るい。それがいい。子供にとっては、とても大切な行事というか出来事なので、きっと、こうなるのかと何かの勉強になるのではと思った
●「歯がぬけるって…こんなに特別な日だった?」
前読んだ本も歯が抜けるのがお兄さんだって
憧れている話がありましたが、
歯が抜けるってこんなにすごいイベントでしたっけ?(笑)
でも日常を楽しく切り取るっていうのは
とっても大事なことで、
そういう楽しさに気づけた人は
誰よりも幸せになると思うので
こういう変化を楽しめる、そしていろいろなことに
疑問が持てる子供にそだってほしいですね
最後に書き込みができるから、子供にかってあげたら
大切にしてくれそう
子どもたちは歯が抜けるとものすごく誇らしいらしい。少しでもオトナに近づいた気持ちがするのだろう。
必ずに〜と見せてくれるし、わぁ!歯が抜けたのね!と声をかけるととても嬉しくて、何本抜けた、とか、どこで抜けたとか話してくれる。口を閉じたままジュース飲めるね!も、口閉じたままお蕎麦食べちゃう?と聞くと嬉しそう。
そして歯が生えてきたよ!とまた見せてくれる。大切に使うのよ、歯磨きしてね。大きい歯が生えてきたの、ずっと使う歯なんだよね〜などとまた誇らしげ。
その気持ちがいっぱいに溢れたこの絵本。抜ける前はちょっと抜けた子が羨ましいし、ちょっとだけこわいかも。抜けたらついつい見せたくなる。
読んだ子は自分のことだし、お友達のことかもって思える素敵な一冊です。手元に置いて記録できるのも、思い出になります。
最初の見開きを読み、次のページを開いた瞬間、「ぷっ」と吹き出してしまった。
私のツボに妙ハマるこの絵本。テーマは子どもの乳歯が抜けるという珍しくない現象。
でも、子育てしたことがある人はみんな知っている。誰もが一度は公平に迎える、この愛くるしいオマヌケ期。子どもに笑顔を向けられても、笑わずにはいられない。その顔に慣れた頃には永久歯が生えてきている。わずかしかない、その尊い時期を上手にすくって一冊の絵本に仕上げたんだなぁ、この著者は。
少し忘れかけていた、自分の子どもの、その頃を思い出した。