パンプキン! 模擬原爆の夏

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刊行日 2019/06/11 | 掲載終了日 2019/08/09

ハッシュタグ:#パンプキン模擬原爆の夏 #NetGalleyJP


内容紹介

原爆を落とす練習のために、原爆と同じ形に作られた「模擬原爆」。
そんなものがあったんだ! 


あたしは、大阪に住む小学5年生のヒロカ。夏休み、わが家に、同じ年のいとこ・たくみが、「模擬原爆」について調べるためにやってきた。模擬原爆というのは、原子爆弾を落とす練習用の爆弾なのだそうだ。日本各地に49発も落とされて、たくさんの人が亡くなったと聞いて、あたしもたくみと一緒に調べることに。 
<すべての漢字にふりがなつき・小学校中級以上向け>

原爆を落とす練習のために、原爆と同じ形に作られた「模擬原爆」。
そんなものがあったんだ! 


あたしは、大阪に住む小学5年生のヒロカ。夏休み、わが家に、同じ年のいとこ・たくみが、「模擬原爆」について調べるためにやってきた。模擬原爆というのは、原子爆弾を落とす練習用の爆弾なのだそうだ。日本各地に49発も落とされて、たくさんの人が亡くなったと聞いて、あたしもたくみと一緒に調べることに。 
<すべての漢字にふり...


おすすめコメント

「若おかみは小学生!」の著者、令丈ヒロ子氏によるロングセラー作品が青い鳥文庫に登場! 
2011年にハードカバーで刊行されて以来、版を重ねてきた作品です。青い鳥文庫収録にあたり、パンプキンの被害を最新のデータに更新。巻末には、戦争をテーマにした作品も多い、漫画家の今日マチ子氏による解説も収録しました。
戦争を知るきっかけの1冊として、また、読書感想文にもおすすめです!

「若おかみは小学生!」の著者、令丈ヒロ子氏によるロングセラー作品が青い鳥文庫に登場! 
2011年にハードカバーで刊行されて以来、版を重ねてきた作品です。青い鳥文庫収録にあたり、パンプキンの被害を最新のデータに更新。巻末には、戦争をテーマにした作品も多い、漫画家の今日マチ子氏による解説も収録しました。
戦争を知るきっかけの1冊として、また、読書感想文にもおすすめです!


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784065163733
本体価格 ¥660 (JPY)

NetGalley会員レビュー

ちょうど夏休みの始まるこの時期、夏休みに沢山の子ども達に読んでもらいたい本だと思いました。
私自身、「パンプキン」の事を知らずにいたので知れて良かったし、特に未来を生きる世代には、過去の多くを知り平和な世界を築いていって欲しいと願います。
ストーリー展開としては印象的なものはありませんが、とても読みやすく、あっという間に読み終える感じです。
史実を知るための子ども達の本としては素晴らしいです。

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今年も昭和20年のあの日。広島、長崎へ原爆投下された8月が近づいて来た。
パンプキン爆弾、別名模擬原爆とは、アメリカが原爆を目的の場所に確実に、そして、自分達が爆風に巻き込まれないよう練習のために日本に投下した爆弾。私はこのような残酷な事実を知らなかった。
小学5年生の主人公が模擬原爆、戦争について、深く興味を持ち始める物語の中で、世界の平和、二度と理不尽な戦争で多くの尊い命が失われないためにも忘れてはいけない歴史がある事を小学生にもわかりやすく書かれている。
ぜひ、多くの子供達に読んでもらいたいです。

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わたしも、この模擬爆弾のことはこれまで知りませんでした。核物質が入っていないだけで、広島・長崎へ投下した爆弾と同じサイズの爆弾は、町をことごとく破壊しました。この爆弾の効果を測るために、同じ場所に焼夷弾は落とさずにいたという話は実に恐ろしいです。

 戦争がどんなにひどいことをしてきたか、どんなに多くの人が傷ついてしまったのか、それを知ることがせめてものわたし達の務めであり、二度と同じ過ちを繰り返さないために大事なことなのだと思います。

 原爆が投下されて来年で75年になります。決して忘れないこと、それが大事なことだと思うのです。

 子供にもも大人にも、是非読んでもらいたい本です。

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模擬原爆をきっかけに戦争について考えることができる本。私の住んでいるところでは小学校高学年になると平和学習をし、広島に修学旅行に行くことが多いので、学習の導入にぴったりだと思います。自由研究の方法も説明があるので実用的だなと思いました。文章も読みやすく、長過ぎないので気軽に手に取ることができることも良いと思いました。

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児童書ですが、多くの人に読んでほしい作品です。
毎年、8月は戦争や原爆に関する何らかの学校行事があって、
「パンプキン」の記憶も薄らとですが残っています。
初期の予定候補地であったことは子どものころから周囲の大人たちから聞かされていました。
当時は、自分の住んでいる土地でなくてよかったと言う幼稚な発想で、情けないです。
敵か味方か、悪なのか正しいのかと白黒を付けるのは簡単ですが、判定は思考を止めることに繋がります。
これからも、多くの人の体験談や考えに触れていきたい、そう思わせるパワーを秘めた作品でした。

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