思わず考えちゃう
ヨシタケシンスケ
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刊行日 2019/03/27 | 掲載終了日 2019/04/01
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内容紹介
「あわよくば、生きるヒントに。」
絵本作家ヨシタケシンスケは、日々、何を考え何を描いているのか? ヨシタケさん初となる、待望のイラスト&エッセイ集です!
大人も、子どもも、それ以外も。「ついつい考えちゃう」すべての人へ捧ぐ、「読むとクスッとしてホッとしてちょっとイラッとする」、新感覚のスケッチ解説エッセイ。
「あわよくば、生きるヒントに。」
絵本作家ヨシタケシンスケは、日々、何を考え何を描いているのか? ヨシタケさん初となる、待望のイラスト&エッセイ集です!
大人も、子どもも、それ以外も。「ついつい考えちゃう」すべての人へ捧ぐ、「読むとクスッとしてホッとしてちょっとイラッとする」、新感覚のスケッチ解説エッセイ。
出版社からの備考・コメント
本文およびカバーにつきましては、校了前のデータを元に作成しております。 刊行時には内容が変更となる場合がございますが、予めご了承ください。
おすすめコメント
スケッチイラスト約100点+冒頭に7Pのフルカラーマンガあり!
ヨシタケさんが書き溜めたスケッチイラストと、それを解説する書き下ろし(語り下ろし)エッセイを収録しています。ヨシタケファンのパパママだけでなく、最近なんだかお疲れ気味だぞ~という働く大人や、自分を見失いがちな学生さん、そして「ヨシタケさんって一体何者なの!?」と気になっている子どもの皆さんにも読んで欲しい(小学校高学年ぐらいから読めるのではと思います)、読むと心が軽くなる一冊です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784103524519 |
本体価格 | ¥1,000 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
大好きなヨシタケシンスケさんをものすごく身近に感じる事か出来る本。日常の何気ない事や悩みやイライラを『何だろう?』『何でだろう?』て考える大切さや面白さが伝わりました。生きて生活しているだけでストレスを抱える時代に、肩の力を抜いて、時には手も抜いても大丈夫なんだと気持ちが楽になりました。
思わず考え過ぎちゃうアレ・コレ・ソレ。
目に留まったものにぐぐっと焦点を合わせて、自由に考えすぎちゃおう。
そんなことをするうちに「考えすぎる自分がいやだ」から「考えすぎるっておもしろいじゃん」
って発想の転換ができる日が訪れるのだ。
あ、でも、そんな日が訪れなくても別にいいよね。
考えて考えて、疲れて眠る。
何もない自分の何気ない毎日に、ちょびっと光があたったよ。
大人も子供も楽しい絵本を手がけるヨシタケ先生ってどんな人なんだろう?と新作絵本が出るたび感じていたギモンにちょっとした返答をもらった気がした。自分はこんな感じなんだけどね、と語りかけてくるような文章が私には読みやすく、とても親しみやすくて、すごく好みのエッセイでした!
言わずと知れた、大人気のヨシタケシンスケさんのエッセイ。
なんでもかんでも〝思わず考えちゃう〟ヨシタケさんに〝思わず笑っちゃう〟♡
ヨシタケさんの頭の中には、こんなふうに思いの種がたくさんあって、それを大切に大切に育てて、そこから作品が生まれてるんだろうなぁと、絵本の生まれる内側を垣間見るような気分。
日々のひとつひとつ、心のひとつひとつを大切に掬いあげるからこそ、ていねいであたたかい。
クスッと笑えるものから、心にジーンとくるもの。しっくりと心地よく、なによりユニーク!
「この考え方さえあれば、今後の人生すべてを乗り切れるんじゃないか…⁉︎」と思えるほどの、救いすら織り込まれていて。
こんな可愛くて楽しくて大切なことも詰まった人生のバイブル本、美味しすぎです☆
思わず 心がふくよかになっちゃいます♪
あらゆるものごとは「価値があるもの」と「どうでもいいもの」に分けられると思われているけれど、実際「価値がある」と認定しているのは僕ら人間なわけで、もっと言えばそこに絶対的な基準なんてないわけで、そうすると世の中は「価値があるもの」しかないとも言えるし、「どうでもいいもの」しかないとも言える。川辺で拾ったきれいな石ころに価値を見出すのはあなた次第なんです。でも、どうせならきれいだと思えた方が楽しいと思いませんか?
ヨシタケさんのかわいいイラストと独特な視点の観察に、ほっこりさせられたり、あるいはズガンと気づかされたりしました。
最後にひとつだけ。「うんちついてる?」と聞いてきた子どものお尻にうんちはついていたんでしょうか?
頁を捲りながら、多くの人が見過ごしてしまうどうでもよさそうな、(もっと言ってしまえば、)下らなそうなことを、ヨシタケさんと一緒になって「ああでもない…いや、こうでもない…」と、ウダウダグダグダ考える。あっちへ行ったりこっちへ行ったり、時には同じところをグルグル延々と回ってみたり。ふと気づくと元いた場所に戻って来ていたりもする。でも、不思議と遠回りしたとか、無駄なことをしたとか微塵も感じない。むしろ、そんな結果にフフフとほくそ笑む自分がとても愉快にすら感じてしまう。ヨシタケさんの陰も陽もさらけ出すような正直な文章が丁寧に綴られた本書は、絵本のように老若男女すべての人に響く本ではないかもしれません。でも。だからこそ。ヨシタケシンスケという作家の本質とでも言うべきものが端々から滲み出てくるように感じてしまうのです。この本を読んで、ますますヨシタケさんが好きになりました。