いっしょにのぼろう
マリアンヌ・デュブク
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刊行日 2018/09/03 | 掲載終了日 2019/02/12
TAC出版 | 201809
ハッシュタグ:#いっしょにのぼろう #NetGalleyJP
内容紹介
【お子さん、お孫さんに自分の人生を振り返りながら読んであげたくなる絵本!】
「山のてっぺんにはなにがあるの?」
「せかいよ」
子ネコのルルはアナグマのおばあさんと一緒に、毎週日曜日ににのぼります。
山の秘密や、友達をたすけること、そして自分でえらばなければならないことなど、ルルはアナグマのおばあさんからさまざまなことを学びます。
アナグマのおばあさんとルルとのやりとりを通じて、人生について考えさせられます。
きっと、お子さんやお孫さんと話をしながら読みたくなる、心がやすらぐ絵本です。
■内容■
アナグマのおばあさんは 日ようびはいつも 〈こんもり山〉に のぼっていました。
とちゅうで キノコを とったり ともだちを たすけたり。
そんな あるひ アナグマのおばあさんは いっしょに 山に のぼる ちいさな なかまと であいます。
■原著■
『Le chemin de la montagne』
by Marianne Dubuc
■著者■
作 マリアンヌ・デュブク Marianne Dubuc
絵本作家。1980年、カナダのモントリオール生まれ。今もモントリオールで家族と暮らしている。ケベック大学モントリオール校でグラフィックデザインを学び、2006年に初めての絵本『La Mer(海)』を発表。その後、『ネズミのゆうびんやさん』『ネズミのゆうびんやさんのなつやすみ』(偕成社)など多くの絵本を手がけ、数々の賞を受賞。作品は31言語に翻訳されている。2015年には『L’autobus(バス)』がTDカナダ児童文学賞を受賞したほか、ドイツ児童文学賞の絵本部門にノミネートされるなど、世界的にも高い評価を受けている。
おすすめコメント
いつか大人になって自分の人生を決めていく子供たちに、ぜひ読み聞かせたい絵本です。かわいいイラストがおすすめ!
販促プラン
絵本Naviにてレビューコンテストを開催予定。
絵本Naviにてレビューコンテストを開催予定。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784813278801 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
●「人生がつまった言葉」
いやー素敵な絵本でした
絵が優しいのは勿論、
言葉優しく、受け答えや接し方などは
まさに理想の子育てにも見える
(ビジネスや学校の教育にも見える)
そしてそれは紡がれて・・・・・・
この本の登場人物のようにこの良い絵本を
みなさんに紡ぎたいと思える本でした。
ぜひ一読してみてくださいね。色々が本当に詰まってます
世代を継いで、異なる種族をまたいで、受け継がれていく優しさと思いやり。
1人では山を登れなかった子猫は優しいアナグマのおばあさんにみちびかれて、山の頂上にたどり着きます。
おばあさんから様々な知恵を、思いやりを学び成長していく子猫。
やがて子猫はおばあさんを手助けして山に登るようになり、おばあさんが山に登れなくなって、1人で登るように。
そこにまた……。
美しい森の風景、山の風景を眺めながら、優しさで胸が満たされていく物語です。
子供にも、そして大人にもおすすめする一冊です。
年配者から子らへと引き継がれる人生の様々。伝え繋がる……ということを、そっと心に染み入るように描かれた、優しい語り口の絵本でした。お子さんは勿論、大人の方にも読まれたいと思います。
「ゆずり葉」を思い出したこの絵本。
穴熊のおばあさんの山登りに一緒に行くことにした子猫のルル。小さくておばあさんの手を借りてアタックしていたのが、いつしか上から手を伸ばすようになり、そして。
山を登るなかで学ぶのは、自分で選んで歩いていくこと、実学、そしてちっぽけな自分の存在。助け助けられて進んでいくこと。
ルルの成長を見守る穴熊のおばあさんは、ルルが持ってきたものを宝物に加えていく。
おばあさんにとっての宝物は、ルルでもあるけれど、ルルの道を照らした自分の人生もまた宝物なのだ。
今、人生のどの道を歩いている人にも、きっと心に響く絵本。
アナグマのおばあさんのやさしさに、こちらまでやさしい気持ちになれました。
きっとルルも同じ気持ちになったのだと思います。
おすすめしたいです。