ふたごのうさぎ
ダフネ・ロウター
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刊行日 2018/09/25 | 掲載終了日 2018/12/06
ハッシュタグ:#ふたごのうさぎ #NetGalleyJP
内容紹介
“美的情操”と“豊かな想像力”を喚起する、オランダ発、文字のない絵本
むかしむかし、あるところに、ふたごのうさぎがくらしていました。
ふたりはとても仲良しで、あいぼうのニワトリといつもいっしょです。
この絵本をどのように読むかは、読者のみなさんにたくされています。
ふたりのやりとりを思い浮かべたり、オリジナルストーリーを創作したり、
絵のなかから彼らのお気に入りアイテムを探し出すのも楽しいでしょう。
まずは、ふたりに名前をつけるところからスタートです。
おすすめコメント
(編集者より)
●主人公であるうさぎたちは、作家自身の双子の子ども、テウン(男の子)とジョセフィーヌ(女の子)がモデルになっています。今回、編集部では、読者のみなさんのお声を大募集! この作品の楽しみ方をぜひお聞かせください。
●本書は幼いころから絵を描くことが大好きだったオランダ出身のダフネ・ロウターの作品です。彼女はオランダやスコットランドの美術大学で学び、卒業後は大学で美術の先生をしていたことも! 2014年、もっとも優れたイラストレーターに贈られるイラストレーション賞を原書出版社から授与された、注目の絵本作家さんです。
販促プラン
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NHK出版の絵本&児童書のインスタグラムをはじめました。アカウント「@nhkpb_jidousho」をぜひチェックしてみてください!(下記リンクもご参照ください)
購入予約・商品紹介などは下記リンク(商品ページ)をご参照ください。
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784140361320 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
まず色合いの美しさと、緻密な構図の絵に魅力され、絵の中の小道具の繋がりを見つけたり、招き猫を見つけて微笑したり、ふたごのうさぎの動きとを見守る母うさぎの気持ちになったりした。
文字が無い事がこんなに静かで、でもワクワクが溢れるものだとは。
風船に始まり、山高帽でページが終わるけど最初のページにまた繋がる、まさに続いていく円環のような日々もまた、いつどのページを開いても楽しめるからいつでもおいでと言われているかのよう。
あるところに ふたごのうさぎと、相棒のにわとりが暮らしていました。
リリィ起きてよう!ねぇ!ねぼすけリリィ!
ストロー使って飲むのっておとなになった気分がしない?フランク
これを着てお買い物に行ったらどこのレディですか?っていわれるかもね
水たまりを飛び越えられるかって?
なんて言葉が次々と浮かんでくる。
自分のために手元に置きたい絵本。
文章がなく絵だけの絵本があるなんて!これは面白い試みだ。
ある所に2匹の仲良しのうさぎが住んでいたという設定で、様々な情緒的な絵が展開されます。
自分ならではの想像力で、この絵本に物語の息吹きを吹き込みます。
それはもう、とってもワクワクする体験でした。
文字が一切ないことに驚き。でもじっと挿絵を見ていれば、きっと誰でもストーリーが浮かんでくるはず。子どもの年齢によって作るお話はきっと違ってくるだろうし、大人が自分で作った物語を聞かせるのも良い。
別の紙に物語を書いて各ページに挟んでおく、または大きめの付箋紙を用意して左ページに貼っていくのもいいかもしれない。
何より絵自体がそれだけで素晴らしい。
絵本とは文字がなくても成り立つことに気付かされた。
●「新しいスタイル ぜひ親子で読むのをおすすめします」
新しいスタイル? 私的にははじめてのスタイルの絵本でした。
親子で読んだり複数人で読むと楽しい絵本だと思います。
色々なことに気づくことが自由にできる絵本のスタイルって
あまり考えたことなかったけれども
結構素敵なことなのかもしれないし、
脳科学者ではありませんが、色々と想像できるので
脳みそにも良さそう(笑)
なんか頭の後ろのほうがぴくぴくってしました!
はじめてのタイプだったので私にはとても魅力的に写りました
文字はないが、絵から声が聞こえてきそうで、もしかすると筋書きのある絵本よりも、1人ひとりにとって身近な親しみを持てる絵本になるかもしれない。
男の子と女の子2匹のウサギの朝から夜までの1日の日常風景が切り取られて描かれているのだが、絵を見ると瞬間的に勝手にストーリーが思い浮かんでくる。
作品紹介文にあるように、双子のウサギに名前を付けるところからストーリーを自分で作っていくのがとても楽しい。
子供は特に感性が自由なので、絵から色んなものを感じ取り、絵本を手に取る度に、今までと違う新しいストーリーに巡り会うことだろう。
絵のタッチが優しく、着色は色鮮やかで、心を豊かな気持ちにさせるところも魅力の一つである。絵を眺めていると、とても温かい気持ちになる。
この本を開くたびに、新しい物語や発想のひらめきを親子で楽しんで欲しい。
ふたごのうさぎとあいぼうのニワトリ。みんなのいつもの日常を描いているような感じがします。でも、実は…魔法の世界、魔法にかけてもらった感じで、不思議でわくわくする世界にどんどん入っていきます。台詞がないから、とても美しくいろんな想像をしてしまいます。ニワトリの動きにも注目してほしい!
想像力全開で遊べそうな素敵な絵本!
自分でお話を作ったり、探しっこゲームや、作った物語を書き入れてプレゼントにしても良さそう🎵
美しく愛らしい絵は、細かい所まで描かれていてワクワクします。
今回タブレットで読みましたが、是非紙で手に取ってみたいと感じました。
この絵本にはページをめくるごとに、また読み返すたびに発見があります。
ふたごのうさぎを「あ」と「ん」、ともだちのにわとりを「に」と命名して、ヨーロッパの日常風景を思い描きながら何回も楽しみました。
色彩豊かで細やかな画力のなせる業でしょうか。ページをめくるごとに「あれ!こんなところに!」なんて気づきがあり、また読み返すたびに違う台詞や物語が浮かんできます。
感性を刺激するという意味で、年齢層を問わず楽しめる作品だと思います。
うさぎたちの日常を描いた文字なし絵本。微笑ましい瞬間を細部まで丁寧に表現されていて素敵です。
頁ごとに物語をつけてコミュニケーションをとりながら読んでもよし、一人で愛らしいうさぎたちを眺めてもいい。世代を問わず楽しめます。
絵を楽しみ、読み手が空想を膨らませそれぞれの物語を紡いでいく、そんな絵本です。絵はレトロ感漂う本格的なもの。小さい子はタッチの軽い可愛らしい絵を好みがちですが、大人と一緒に会話を楽しみながらお話を作っていくのはどうでしょうか。
キャラクターのウサギは、作者の双子の子供達がモデルになっているそうです。