星空
The Starry Starry Night
ジミー・リャオ
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刊行日 2017/01/21 | 掲載終了日 2018/02/14
ハッシュタグ:#星空ジミー・リャオ #NetGalleyJP
内容紹介
台湾の国民的な絵本作家ジミー・リャオの最高傑作。
幼いころ祖父母と暮らしていた少女。
両親の家に戻るが、うまくいかない学校生活、 愛する祖父の死、両親の不仲に孤独感は募るばかり。
そんなとき向かいの家に引っ越してきた少年と出会い、 次第に心を通わせていく。
ある日、少女は少年といっしょに、 かつて祖父と暮らした山の上の小屋へむかうことを決意する。 幼いころに出会ったあの美しい星空を見るために……
実写化映画が10月28日よりK's cinemaほか全国順次公開!!
販促プラン
台湾の国民的人気絵本作家ジミー ・リャオの名作『星空』が5年の時をこえ、ついに日本で映画公開が決定しました。
『九月に降る風』『百日告別』のトム・リン監督が制作。
2012年に大阪アジアン映画祭の特別招待作品として上映され大好評されましたが、日本での公開はされておらず待ち望まれていました。
台湾の国民的人気絵本作家ジミー ・リャオの名作『星空』が5年の時をこえ、ついに日本で映画公開が決定しました。
『九月に降る風』『百日告別』のトム・リン監督が制作。
2012年に大阪アジアン映画祭の特別招待作品として上映され大好評されましたが、日本での公開はされておらず待ち望まれていました。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784908406058 |
本体価格 | ¥2,000 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
積み重なる孤独により自分の居場所を見失った少女。
その少女の沈痛な思いが短い文章と、抽象的で独特なのに不思議な魅力を持つ絵と共に表現されている。
これは何も少女だけが抱える思いではない。
多くの読者はこの物語に自己投影し、彼女の紡ぐ物語がどう結末を迎えるのか見届けるのだろう。
「もし世界に生き辛さを感じてもそんなに悲観することはない。
誰もがきっと自分の道を見つけられる」
読み終えた後、そっとこの本を抱き締めたくなるような暖かさが魅力的だ。
少女がみている世界が色彩豊かに広がり、まるで自分もその世界に迷い込んだ様に感じられる、美しい絵本。
孤独と愛。切なくも温かい。
子供の頃に読んでいたら、忘れられない大切な1冊になっていただろうと思う。自分の子にも読ませたいし、また自分自身でも読みたい。
子どもは大人が思っている以上に孤独を感じている。
自分にもそんな時期があったことを思い出した。
大人にとっては郷愁を、子どもにとっては共感を得られる1冊。
父母が忙しく孤独な生活を強いられる少女の不安な気持ちをペット猫が巨大化すると言う絵で表現しているのかなと思った。少年との星空体験の想い出以降は、ペットの犬がもう大きくはならなかったとして、明るく前向きな暖色系の絵になっていた。絵の構図と配色、そして、植物、動物を色濃く混ぜ合わせて生命力を感じる表現になっていた。
絵が美しく雄弁で、アートへの扉を開いてくれるような気さえする。日本ではないどこかの国の話だけれど、子どもから大人までの心に沁み入る、静かなのに力強いストーリー。
歴史は私の好みでは悲しいですが、デザインは本当に美しいです。
La storia é troppo triste per i miei gusti, ma i disegni sono proprio bellissimi.
ARC の おかげ で Netgalley
とても、淡々とした世界から始まるこの物語は作品の鮮やかな色彩が少女たちの内に持つ成長する力を私達に伝えてくれます。ひと夏の孤独と孤独の交流がもたらす成長を物語る最後のページで、読み手はなんとも言えない気持ちを噛み締めることと思います。
特に絵が素晴らしい!!絵からストーリーのメッセージが伝わって、感動しました。スマホの小さい画面で見ても、壮大なスケールを感じることができました。子供から大人まで、孤独感から解放され、自由を感じたい人にオススメです。
第一印象としては「絵が綺麗」絵本を開いて飾っておきたいくらいです。この絵のカレンダーとかあったらいいな。話の内容としては、幼児向けの絵本というよりは、大人向けって感じで、心に響いてきます。少女の孤独を大きくなるペットやぬいぐるみなどで表現したり、最後の男の子の部屋を見せてもらったときはぐっときました。素敵な作品でした。