硬くて柔らかい「複雑系」 骨のふしぎ からだを支えるだけでない、知られざるはたらき
石井 優
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刊行日 2025/05/20 | 掲載終了日 2025/05/19
ハッシュタグ:#硬くて柔らかい複雑系骨のふしぎ #NetGalleyJP
内容紹介
\\【試し読み】 読めば骨のイメージが180度変わる!//
「見えない骨」を最新技術で覗き見ると、
驚きの世界が広がっていた!
骨の破壊&再生を担う2つの細胞の正体、
脳や脂肪組織とのかかわりが指摘される骨ホルモンとは?
がんはなぜ骨に寄ってくるのか――
骨の新常識がわかる1冊!
◇ ◇ ◇ ◇
皆さんは「骨」に対してどんなイメージをお持ちでしょうか。
硬質で丈夫な骨を私たちが目にするのは、大抵はその生物の死後ですので、骨にはどうしても「死」のイメージがつきまとってしまいます。
しかしながら、実際には骨は実に生き生きとした、「生」の組織です。硬い石のように見えるので、一度できたらそのまま変わらないと思われがちですが、実際にはそうではなく、常に古い部分が壊されて新しい骨がつくられているダイナミックな組織なのです。
また、単に〝硬い棒〞として構造的に体を支えているだけでなく、骨はさまざまなホルモンを分泌したり、全身に免疫細胞を供給したりしていて、体全体を機能的にも支えています。
つまり、もし人間の体から骨がなくなれば、単に軟体人間になるだけでなく、生命活動自体が維持できなくなってしまうのです。
( 「はじめに」より抜粋 )
【 目 次 】
・はじめに
第 1 章_骨は体を支える“柱”― その構造と支持組織としての機能
第 2 章_「見えない骨」を見る科学― 化石から最新技術まで
第 3 章_骨の動的平衡―“創造と破壊”の繰り返し
第 4 章_骨は全身機能を制御する― 内分泌・代謝組織としての骨
第 5 章_骨は免疫細胞のゆりかご― 免疫組織としての骨・骨髄
第 6 章_骨は秘密の隠れ家― がんと骨
・エピローグ_骨はつくることができるのか
・おわりに
※本公開データは「はじめに」~第1章までとなっています。
本書が発売となりましたら、是非書店にてお手に取って全文お楽しみいただけましたら嬉しく、幸いです※
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著者/石井優(いしい・まさる)
1973年、大阪府生まれ。1998年、大阪大学医学部医学科卒業。2005年、医学博士(大阪大学)。米国国立衛生学研究所・国立アレルギー感染症研究所客員研究員、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任准教授などを経て、2013年より、大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科・免疫細胞生物学講座教授。2025年からは同大学大学院医学系研究科長・医学部長も務める。免疫学・骨代謝学を専門とし、生体イメージングを駆使した免疫・骨システムの動態解析を精力的に行っている。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞など受賞多数。日本骨代謝学会、日本リウマチ学会、日本免疫学会などの理事を歴任。
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おすすめコメント
◇ 担当者より ◇
日常生活で体の内側にある骨を見ることはありません。しかし、実際に「生きた骨」の内部を最新科学で観察すると、そこには私たちの想像を超える、驚きの細胞社会&分子レベルの営みが存在します。本書の著者、石井先生はそんな生きた骨の内部をリアルタイムで撮影する「生体イメージング研究」の第一人者です。
本書では、骨を壊す細胞とつくる細胞が“会話”するように骨の新陳代謝を担っている様子を、貴重な実験画像を示しながら、とにかく「わかりやすく」「丁寧に」解説しています。また骨粗鬆症、関節リウマチ、がんといった関心の高い病気と骨のかかわりも紹介。大阪大学の医学部長も務める著者の「第一線の科学」を感じることができるとともに、骨のイメージが一変する画期的な1冊となっています!
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出版情報
ISBN | 9784065398500 |
本体価格 | ¥1,000 (JPY) |
ページ数 | 192 |