ガザ、戦下の人道医療援助
萩原 健
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刊行日 2025/04/25 | 掲載終了日 2025/04/23
ハッシュタグ:#ガザ戦下の人道医療援助 #NetGalleyJP
内容紹介
国境なき医師団(MSF)の緊急対応コーディネーターが、戦時下のガザで、人道医療援助活動に携わった6週間の貴重な記録。
至近距離での空爆、戦車による砲撃、繰り返される退避要求……。集団的懲罰のような状況の中、必死で医療に携わり、少しでも多くの命を救おうとする人々や、疲弊しながらも希望を失わないガザの住民や子どもたちの姿。
活動責任者として、スタッフの安全を確保しつつ、地域住民との交渉などにも奔走する著者が、さまざまな背景も交えながら、戦下のガザの現実を描く。
高野秀行さん(ノンフィクション作家)推薦!
「ニュースやSNSでは見えないガザ紛争の現実に瞠目した」
【目次より抜粋】
序章
「ガザ地区のブロック分け」の発表/イスラエルの主張する人道的努力/パレスチナとイスラエルの歴史的経緯
第一章 ガザの地へ
国境なき医師団(MSF)と緊急対応コーディネーター/退避と移動の繰り返し
第二章 ガザの地で
民主的に選ばれたハマス/深夜〇時の退避要求、早朝五時の空爆/人道地域内への激しい軍事攻勢の始まり/懲罰というより拷問/至近距離の軍用ヘリによる攻撃
第三章 人道医療援助活動
タバコ一箱五〇〇ドル/液状石鹸強奪事件/絶対的に不足している水/武器を用いた家族同士の争い/半減した病院/ムフタールとの会合
第四章 イスラエル軍攻勢激化の二週間
その場を一刻も早く離れろ/国際人道支援団体宿舎集中地域への退避要求/少女とビスケット、そして希望としての子どもたち/狂気的な殺戮を止められない国際社会
第五章 季節と情勢の移ろい
戦時下のポリオ予防接種キャンペーン/退避要求が出ても病院に残る/熱々のアラブパン
第六章 停戦交渉、軍事攻勢、人道医療援助活動団体
治安を乱す者たちと守る者たち/人道にかける者たち/給水パイプライン、海水淡水化装置/焼け焦げたシファ病院
第七章 六週間の終わり
足を切断した子どもたち/原爆投下の後のヒロシマの写真のようだった
終章
互いの正義をぶつけることに意味はない/人間の尊厳/ガザ・マリン天然ガス田/俺たちはアラブなんだよーーコンセンサスの難しさ/ハマスが第一党になった選挙ーー冷徹な国際政治/MSFの人道医療援助活動/そのあとーー流転する中東
【著者プロフィール】
萩原 健(はぎわら・けん)
国境なき医師団緊急対応コーディネーター。活動責任者。1967年、神奈川県生まれ。
慶應義塾大学卒業。石油開発企業勤務を経て2008年から国境なき医師団に参加。2017年から緊急対応コーディネーター兼活動責任者に。紛争、難民・国内避難民、災害、感染症流行対応など、数々の現場を経験し現在に至る。
出版社からの備考・コメント
※掲載している書影や内容は、校了前のデータとなっております。写真やイラストの色味などの具合や内容が刊行時とは若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784834253993 |
本体価格 | ¥2,000 (JPY) |
ページ数 | 260 |