なぜヒトだけが幸せになれないのか

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刊行日 2025/04/22 | 掲載終了日 2025/04/30

ハッシュタグ:#なぜヒトだけが幸せになれないのか #NetGalleyJP


内容紹介

■講談社現代新書■
//累計25万部突破!ベストセラーシリーズ最新刊//

なぜヒトだけが幸せになれないのか――

その理由はヒトの「遺伝子」にあった。

――――――――――――――――――

『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者。最新刊のテーマは幸せの意味
ヒトだけが進化の過程で幸せになりにくくなった。
その意外な理由とは――!?

【 主な内容 】
・ヒトだけに見られる「遺伝子と環境の不適合」
・幸せは「死からの距離感」で決まる
・進化的に見た生物の「幸せ」とは
・生物学的視点から考える「リーダーの四つの条件」
・移動をやめて格差が生まれた
・ヒトはテクノロジーの使い方が上手くない
・豊かさと幸せは一致しない
・地方に住むと「幸せ」になれる?
・ため込まないことの幸せ
・「幸せ」は遺伝子に刻まれている
・長生き以外の「幸せ」の要因
・ヒトは絶滅の危機にある?  ……ほか

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著者/小林武彦(こばやし・たけひこ)
1963年生まれ。神奈川県出身。九州大学大学院修了(理学博士)。基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、現在、東京大学定量生命科学研究所教授(生命動態研究センター ゲノム再生研究分野)。日本遺伝学会会長、生物科学学会連合の代表などを歴任。日本学術会議会員(基礎生物学委員会委員長)など。ゲノムの再生による生命の連続性維持機構を解き明かすべく日夜研究に励む。地元の伊豆、箱根、富士山をこよなく愛する。著書に『寿命はなぜ決まっているのか』(岩波ジュニア新書)、『DNAの98%は謎』(講談社ブルーバックス)など。本書のシリーズ既刊に『生物はなぜ死ぬのか』『なぜヒトだけが老いるのか』(ともに講談社現代新書)がある。

■講談社現代新書■
//累計25万部突破!ベストセラーシリーズ最新刊//

なぜヒトだけが幸せになれないのか――

その理由はヒトの「遺伝子」にあった。

――――――――――――――――――

『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者。最新刊のテーマは幸せの意味
ヒトだけが進化の過程で幸せになりにくくなった。
その意外な理由とは――!?

【 主な内容...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!

著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★



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★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
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出版情報

ISBN 9784065390894
本体価格 ¥940 (JPY)
ページ数 224

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

生物学的な価値観から考えれば、死から遠いほど幸せということになります。年寄りより若い方が幸せだし、お腹が空いているより、お腹いっぱいの方が幸せということになります。でも、それですべてが納得できるわけではありません。貧乏な若者より、お金持ちの年寄りの方が幸せじゃないかと考える人もいます。いやいや、お金よりも健康の方が大事だという話にもなります。

 アリとキリギリスを比較したら、長生きできるのはアリだから、アリの方が幸せなのだとわたしたちは教わってきました。でも、最近では、キリギリスのように自由に生きる方が幸せなのだと考える人も増えてきました。

 戦争とか病気とか、死と向き合う人は「死にたくない」と考えます。そういう恐怖がない、豊かな世界に住んでいる人ほど自殺数が増えるのです。かつてはみんなで力を合わせて生きてきたのに、テクノロジーの進歩によって信頼できる人間関係が壊されていくからなのだというのは、何という皮肉なのでしょうか。

 歳を取ってから連れ合いを亡くした後、しばらくは落ち込んでも、女性はすぐに元気になって長生きするのに、男性はそれっきり老け込んでしまうという話をよく聞きます。その差はきっと、人間関係の差なのでしょうね。

 この頃の子どもたちは知らない大人と話をしないようにと育てられています。犯罪に巻き込まれないようにという意味はわかりますけど、未知の人と話をしないという育ち方をして、コミュニケーション能力が未熟なまま大人になるのはとても危険である気がします。友だち関係を上手く築けないのも、ネットで知り合った人を簡単に信用してしまったりするのも、その辺に原因があるような気がしてなりません。

 ひとりでいる幸せ、みんながいる幸せ、どちらも特別なことではないはずなのに、こんなにも難しい時代になってしまったのは、人間の愚かさのせいなのでしょうか。

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遺伝子?アカデミアの方?生物学的に?無理無理、もうぜーんぶ忘れてますから
という脳のブロックを「笑いの種」で
あっ!えっ!そういうこと~ 愉快に変えてくれました

本書のタイトルから悲観的要素の注入を想像していた
より生き残ろうとする性質の強いものとして存在していることのラッキーを享受して
宝くじにあたらない人生のほうがいい 
私は好きなことをやって幸せになろう と思った

でもある程度の努力は必要 のほほーんと暮らしてはいけない
チコちゃんに言うこと 生物学的に当たりでした

弥生時代に起きた革命をYKKと呼ぶ
ドラえもんとの脳内会話 AIによる自動要約機は要約こんにゃく! 
著者にとってスマホとは 妻の指令 
スマホは食べ出したら止まらないデジタルポテトチップス
SNSのいいねは 回転寿司の取り損なったお寿司
あそこもそこもここも 笑うとこ!でした

ネンブツダイのオスの実物を見るまでは死ねない と決意
生存本能にスイッチ 入りました

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生物学者による文明評論のようなものだけれど、文章が非常に読みやすい。
適度に軽妙で、適度に知識が盛り込まれ、写真や図なども、まさにここ!という箇所に良いタイミングで出てくる。
新書が苦手という人でもスルスルと読めてしまいそう。
これは、人気が出るのも当然。
若干ものごとを単純化しすぎている記述もありそうだが、新書なので問題を感じない。
「幸せ」というテーマも、幅広く関心を持たれると思う。
文章から垣間見られる著者のお人柄にも好感を持てた。

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