ウルトラウォーター

SATOYAMA CAPITALISM 2030

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刊行日 2024/10/15 | 掲載終了日 未設定

ハッシュタグ:#ウルトラウォーター #NetGalleyJP


内容紹介

40万部『里山資本主義』の著者・藻谷浩介さん推薦!

同志が書いた「里山資本主義」第2弾‼

「水」を巡り、新潟の佐渡、滋賀の琵琶湖、和歌山の古座川、岐阜の長良川、石川の能登の海、瀬戸内海の周防大島、島根の石見銀山、広島の江の川・・・を巡ります。

岡本太郎、宮本常一、網野善彦、橘逸勢、菅原道真なども「ウルトラウォーター」に不可欠な存在でもあります。

水を基軸に捉えることで2030年、日本は新しい経済、新しい幸せのカタチを得ることになるのです。

(目次)

序章  「ウルトラリバー」から「ウルトラウォーター」へ

     〝生きた化石〞とともに体感、ジパングの「すごい水」

第1章 よわきもの、ちいさいものが主役になる

     「水の世界」の、はなし

第2章 〝現代の海賊〞たちが暴れまわる碧い水辺で

     トップランナーの現在・過去・未来

第3章 〝姿なき天才〞を追って

     よわきちいさき「神」ぞすむ、謎の国ジパング

最終章へのプロローグ 津々浦々を歩いて、みつけた「玉手箱」

最終章 「またトランプ!? 」でゆれる分断の時代に

     世界と人類と地球へのメッセージ

エピローグ 現代医療の妥協なき最前線で起きた奇跡

      〝オヤジの一番ナガイ日〞 

40万部『里山資本主義』の著者・藻谷浩介さん推薦!

同志が書いた「里山資本主義」第2弾‼

「水」を巡り、新潟の佐渡、滋賀の琵琶湖、和歌山の古座川、岐阜の長良川、石川の能登の海、瀬戸内海の周防大島、島根の石見銀山、広島の江の川・・・を巡ります。

岡本太郎、宮本常一、網野善彦、橘逸勢、菅原道真なども「ウルトラウォーター」に不可欠な存在でもあります。

水を基軸に捉えることで2030年、日本は新し...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784833425490
本体価格 ¥2,000 (JPY)
ページ数 332

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NetGalley会員レビュー

かのアンパンまんは「愛と勇気だけが友だち」だと言った
著者井上恭介のそれは3K「志 行動 コミュニケーション」と思う

小さな島で地道にオオサンショウウオへの努力を続けて来た小学生
それだけでもうすごいことなのに、奇跡のような数十秒の成長を為す
海なし県が目指す清流の国 そこは鮎をも誘う
目に浮かぶ 名古屋駅から高速バスで1時間半走った先で刀匠の楽しそうな話しぶり

見たいと思う 鮎のじゅうたん
会ってみたい チームオムライス
飲みたくて仕方ない 古座川の水で絶品コーヒー
高校3年間を受験勉強だけにしたくないと越境入学してきた彼等の今
もっと知りたい 世界に誇るべきレベルのことを成し遂げ
「世界遺産」にまで押し上げた義手義足の開発者の無茶苦茶

これらすべての根底には ゼロ円で手に入る圧倒的に「透明な液体」がある
著者は伝導者=ハブだ
すぐ感激するおじさん 道なき道の開拓者 安易に頼らないと決める人は
繰り返し「ホントウ」を唱える

「里山資本主義」刊行から11年
あれから何度のもの千年の一度の奇襲を体験してしまった
偏差値が合う進路ではなく お金を増やすことではなく
「ひとりの勝者」ではなく「みんなが勝者」な時代
自分が生きて行きたいと思える土壌

羨ましい未来を見つけた

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地方に生きる1人の人間として、何とも複雑な思いにさせられる1冊だ。「ウルトラウォーター」を題する本書は地方それも、川、湖、海など様々な水辺を中心に、地方で、そこならではの魅力を掘り起こして活躍している人を著者が渉猟していく1冊である。本著で登場する人物は皆素晴らしいし、登場する舞台は魅力のある場所がたくさんだ。オオサンショウウオに感動するのも理解できるし、琵琶湖でとれる天然ウナギの話などもお腹が空くお話だ。地方の魅力をしっかり再発見し、現代のコロナ禍の原因ともいえる行きすぎたグローバリズム、度を過ぎた自然開発に一石を投じつつ、地方がまだ生き残る方法はあることを証明する様になっている。しかしながら、衰退する地方で住む私自身の意見としては、まんじりとしない気持ちになったことは否定できない。地方というのは、他から選ばれなかったが故に衰退していくのだし、本書の様な本を読む度に、それは、あくまでも個人主義的な考えで、より大きなコミュニティが生き残るには苦しいものがあるんじゃないか、というのが私の思いである。特にそういった状況で苦しみ続けた絶望の先に生まれたのがラストベルトを支持基盤とするトランプ大統領であり、ヴァンス副大統領だからだ。確かに、本書の様な形で地方衰退に立ち向かうというのもいい案だけど、もっと大きな目線がほしい、そう思えました。

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