神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル4

冬夜に冴ゆる心星

ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録
謎解き京都のエフェメラル 第4巻
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2025/03/21 | 掲載終了日 2025/03/10

ハッシュタグ:#謎解き京都のエフェメラル #NetGalleyJP


内容紹介

「――私、壱弥さんのことが好きです。」
謎解きしながら京都を散歩!
古都を舞台に、心温まる人間模様を描いたノスタルジックミステリー。
第4弾!

Stroll around Kyoto while solving mysteries !
A nostalgic mystery set in the ancient capital,
depicting heartwarming human relationships.

☆ ☆ ☆

【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】
・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。
・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。
・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。

※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開をしています。
※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

☆ ☆ ☆

【あらすじ】
「パティシエだった夫が遺したレシピを探してほしい」
「入手した三幅対の掛け軸が秘める図柄の謎を究明したい」
――冬景色の京都東山。神宮道のそばにひっそりと佇む探偵事務所で、探偵・春瀬壱弥と弁護士志望の女子大生・高槻ナラは、
今日も持ち込まれる"日常の謎"を紐解いていく。
ある日、北野天満宮を訪ねた二人は、偶然出会った婦人から「梅の匂い袋をくれた古い友人を捜したい」という話を聞き、
壱弥はそれを依頼として受けることにするが……。
ぐうたら探偵と弁護士志望の女子大生、交錯する二人の想い。
寒い冬に温まる、はんなり京都の物語。

【目次】
聖夜と心のレシピノート
雪中の恋
梅花と香る北極星

【contents】
Episode 1: Holy Night and Soul Recipe Notes
Episode 2: Love in the snowing
Episode 3: Plum blossom and North Star

◆著者について
泉坂光輝(いずみさか・みつき)
京都府在住。2019 年より「エブリスタ」にて小説『神宮道とエフェメラル』を発表。
ルーキー特集でピックアップされたのをきっかけに書籍化が決定。
デビュー作『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』は、発売後即重版。
2023年、第2回京都キタ短編文学賞の応援大使に就任。
着物と和歌と金魚が好き。

◆イラストレーターについて
くろのくろ
イラストレーター。アニメ背景のお仕事を中心に活躍中。
主な装画に『掟上今日子の挑戦状』『神様の御用人』などがある。

「――私、壱弥さんのことが好きです。」
謎解きしながら京都を散歩!
古都を舞台に、心温まる人間模様を描いたノスタルジックミステリー。
第4弾!

Stroll around Kyoto while solving mysteries !
A nostalgic mystery set in the ancient capital,
depicting heartwarming human relationshi...


出版社からの備考・コメント

【書店員様へご案内】
拡材や新刊配本のお申込みを非公開コメントにて承っております。
◎ご希望の書店員様は「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載の上、
非公開コメントまたは【マイクロマガジン社 営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。

※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※非公開コメントのみでお申込みいただいた場合、通知が届かずに
ご注文をお受けできない場合がございます。必ずご注文と併せてレビュー投稿をお願いいたします。
※弊社営業担当よりご登録のメールアドレスや店舗様へご連絡させていただく場合がございます。

【書店員様へご案内】
拡材や新刊配本のお申込みを非公開コメントにて承っております。
◎ご希望の書店員様は「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載の上、
非公開コメントまたは【マイクロマガジン社 営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。

※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※非公開コメントのみでお申込みいただいた...


おすすめコメント

『謎解き京都のエフェメラル』シリーズとは?

京都東山。
神宮道のそばでひっそり探偵事務所を営む春瀬壱弥は、ぐうたらなのに謎を必ず解き明かすと評判の探偵だ。
弁護士志望の女子大生・ナラは「あなたの失くしたもの、見つけます」と記された木札の掛かる探偵事務所で、
持ち込まれる「日常の謎」を壱弥とともに解決していく――。

・京都の四季に彩られた京都らしい街並みを満喫。
・魅力的な登場人物たちによるヒューマンドラマに満足。
・謎解きを通して読者の心が癒やされる。

……と、絶賛の声多数!
1巻は発売即重版の大注目作品です。

『謎解き京都のエフェメラル』シリーズとは?

京都東山。
神宮道のそばでひっそり探偵事務所を営む春瀬壱弥は、ぐうたらなのに謎を必ず解き明かすと評判の探偵だ。
弁護士志望の女子大生・ナラは「あなたの失くしたもの、見つけます」と記された木札の掛かる探偵事務所で、
持ち込まれる「日常の謎」を壱弥とともに解決していく――。

・京都の四季に彩られた京都らしい街並みを満喫。
・魅力的な登場人物たちによるヒューマンドラマ...


販促プラン

あなたの【おすすめコメント】大募集!!
拡材に使わせていただきます!

①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます!

期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。
書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送は国内に限らせていただきます。
※出版社にメールアドレスを開示設定されていない場合は、送付先の確認のご連絡ができかねますのでご注意ください。

《拡材用の応援レビュー募集期間》
~2025年2月20日(木)午前10時

②応援レビューを特設サイトで紹介します!

期間内にいただいた応援レビューは、刊行時に公開する予定の作品特設サイトのレビュー紹介欄にて掲載する場合がございます。

※レビュアー様のお名前も併せて掲載させていただきたい場合は、事前にご連絡いたします。

《特設サイト応援レビュー募集期間》
~2025年2月20日(木)午前10時

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は、
恐れ入りますが『マイクロマガジン社 営業部』まで直接お問合せをお願い致します。

あなたの【おすすめコメント】大募集!!
拡材に使わせていただきます!

①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます!

期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。
書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送...



NetGalley会員レビュー

京都が舞台のぐうたら探偵と女子大生の、人の心に寄り添う物語の第四巻。今回も依頼者の心を救うために奔走する壱弥たちが、読者の心も優しくて温かい感情にさせてくれます。
前回と同様に、彼ら自身もテーマとなっており、本当の意味でのゼロからのスタートの予感で、更にこのシリーズを好きになる!

多分、この巻でエフェメラルをもっと好きになった。というか好きにさせられた。
まずはやっぱり帯のセリフ!!
実際に作品読んだら「へぇぇぇぇっ!?」って感じでここかぁ!こんな感じかぁ!って驚きがくるんだけど、それがまた良い!この展開だからこそより次への期待が更に高まる!(ここ!ネタバレになるから控えます!)

そして何より、今回の壱弥のエピソード。
『いろんな人に支えながら生きてきたから、今度は自分が周りに返していく番』という言葉が今までの、そして今回の壱弥の行動をそのまま表してる!今巻では彼の優しさ、心の温かさというものが多く出てきていましたが、それをより体感出来て、納得させられるエピソードでした!
だからこそ今回を経て、本当の意味でも前を向いて、ゆっくりと進み始めようとしている姿がとても応援したくなる!!
今までより更にこの作品が好きになりました!!

今回の依頼も、人への想いというのがあるから故の勘違いやすれ違いが起こっていました。その依頼をこなしていく上で人と人との関係を繋ぎなおすという一巻からの流れが描かれていて安心させてくれるエピソードばかりでした。

先ほども言ったように、本当の意味でのスタートをするような雰囲気もあり、今後がより楽しみになっていく四巻でした!

素敵な作品をありがとうございました!

このレビューは参考になりましたか?

「私、壱弥さんのことが好きです」
ああ、ついにナラちゃんが思いを伝えた。壱弥の人間性や過去を知り伝えずにはいられなかった好きだという想いが溢れた瞬間だった。果たして壱弥はどう答えるのだろうか。

京都を舞台にした謎解きシリーズ第4弾。
京都に住んでいたことがあるので、通りの名前や観光地までの道のりを思い浮かべながら一緒に歩いているような気持ちになれる大好きなシリーズ。登場するお店はここだろうなと推測し懐かしい味を思い出した。
今までのシリーズも装丁が素敵だが、今回は北野天満宮と梅でこの時期にぴったりな装丁だ。この本を持って京都を巡るものも楽しいだろう。移動手段などもきっと参考になるはずだ。このシリーズの聖地巡礼マップも欲しいところだ。

第4巻の季節は冬。
探偵の壱弥のもとに謎解きの依頼が来る。3編とも過去に向き合うことで、依頼人だけでなく関わった人が一歩踏み出す力を与えてくれる。
過去をなかったことにはできないが、過去と向き合うことで歩み出すことは出来る。今までの3巻で少しずつ明かされてきた過去と向き合うことになる壱弥も踏み出すことが出来るのだろうか。壱弥を大切に思う人はナラだけではない。家族も友人たちなど沢山の人が彼を見守っている。
壱弥の閉ざした心が少しずつ溶けていく様子は春の訪れを感じさせるようだった。
ナラと壱弥はどんな春を迎えるのだろうか。ゆっくりと遠回りしながらも、大切に想い合う二人の穏やかな時間がこれからも続くことを願い、二人の姿をこれからも見守っていきたい。

このレビューは参考になりましたか?

冬の京都の情景を思い浮かべながらの日常の謎解き。
ナラちゃんがついに壱弥さんに気持ちを告げるのです。それに対しての壱弥さんの返答にドキドキしました。
その時々のエフェメラルな情景、感情を丁寧に描かれるお話だから、この壱弥さんの気持ちを語っているのは、ものすごく誠実な言葉だと思いました。
ナラちゃんの心境を読み取って、さっと気づかいできる主計さんは優しいです。主計さんの恋心も実って欲しいのですが……。
過去と向き合った壱弥さん。読んでいる方も胸のつかえがおりた気分です。ナラちゃんがいてくれたこそ、ですね。そんな壱弥さんはいつまでもナラちゃんの心星であって欲しいです。

このレビューは参考になりましたか?

消えたレシピ、百年前の掛け軸。謎を解く中で、壱弥は自分の心の痛みを押し切ってまでして人の心を助けていく。それを目の当たりにしてナラは思わず……
底冷えする冬から春へと向かう京都での、人がより大切に思えてくる物語。

-------------------------

『聖夜と心のレシピノート』
心身症を起こしかねないほど辛い、壱弥の過去。そこから今回の手がかりを掴み取るとは。そして〝紛失〟に隠された夫婦愛、親子愛を示し、更に見事な推理を添えることで、壱弥は希望を与えてくれた。
自分の心の痛みを押し切ってまで助けようとする彼の様子を間近に見ていたから、ナラは思わず本心を口に出してしまったのだろう。優しい壱弥が、ナラを優先しどんな返事をするか失念してしまうほどの想いに突き動かされて。
底冷えする冬の京都の雪が、余計に冷たく感じられた。

『雪中の恋』
今回は難敵。百年以上前に描かれた掛け軸の謎。主計を中心に今までになくたくさんの人が壱弥とナラに手を差し伸べていく様子に心が震えた。そして、人と人の結びつきはその輪の大きさを超えた奇跡をもたした。百年以上前の想いが現代に届き、新たな花を咲かせる様を見ることができた。
だからナラも己の道を定めたのだろう。新春の、〈春を抱きしめる雪〉が舞う中で。

『梅花と香る北極星』
壱弥は自分の心の傷より相手の心を救うことを優先する。それを知っているからこそ、ナラのほかにも彼を気遣う人々がいる。皆に支えられ、今の彼があることを実感した。壱弥もそれに気づいたから、ナラに傍らにいてもらいながら、更に前に1歩踏み出したのか。
更にナラは壱弥のその先まで考えていたとは。でも、それはお互い様だったなんて。2人とも互いの未来を明るくしようとしている。なんと言う想い。
『星欠けの三光門』の上に輝く北極星。春へと向かう中、2人は並んで、それを目指すように同じ方向を向いているのだと実感した。

このレビューは参考になりましたか?

謎を解きながら人間模様が織りなす京都の和の世界に、人の優しさや思いにホッと心が包み込まれた。

古都・京都を舞台にした謎解きの物語第4弾。
京都の実際の地名がところどころに出てくるので
京都を知っている人には、まるで京都の中を実際に登場人物と一緒に
街の中を動いている気分になる。

人が何か人探しを頼むとき、その探したい人には思いがある。
一方、探される人は、探されることを望んでいるのだろうか?
そんな思いも交錯しながら興味深く読み進めていく。

普段、小説を読まない私が、なぜだかこのシリーズには心が奪われる。
京都を舞台にしているから?
謎解きだから?
いや、謎解きをしながらも
人間模様が織りなす京都の和の世界に、人の優しさや思いにホッと心が包み込まれる
その瞬間、瞬間を味わうのが好きだからだ。

「梅花と香る北極星」もちょうど梅の花が咲き始めているこのシーズンにふさわしい。

読み終わって一言、続きが気になるなぁ。

このレビューは参考になりましたか?

2人の優しい心が依頼人にうつっていくような依頼解決シーンに、じんわりあたたかい気持ちが広がりました。
『迷ったっていい。遠回りをしたって大丈夫。』
過去の未練を手放すことは簡単では無いけれど、前に進む為に必要な気持ちを教えてくれた気がします。
絶対消えない道標だけは見失わないように前を向いていきたいと思いました。

このレビューは参考になりましたか?