歌舞伎町ララバイ
染井為人
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刊行日 2025/03/17 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#歌舞伎町ララバイ #NetGalleyJP
内容紹介
映画化もされた『正体』『悪い夏』の著者が描く衝撃の復讐劇
中学卒業と同時に親元から飛び出し歌舞伎町にたどり着いた15歳の少女・七瀬。わずか15年の人生で絶望を味わい、すべてをあきらめている七瀬にとって、歌舞伎町は唯一、心を安らげる場所だった。トー横広場で仲間とダベり、危ないバイトに手を出していくうち、歌舞伎町の闇社会や家出少女たちを食い物にしようとする大人たちとも関わっていく。そして事件は起きた――。
(著者プロフィール)
染井 為人(ソメイ タメヒト)
1983年千葉県生まれ。芸能マネージャー、演劇プロデューサーなどを経て、2017年「悪い夏」で横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞。同名作で小説化デビューする。4作目となる『正体』は亀梨和也が主演しWOWOWで連続テレビドラマ化、横浜流星主演で映画化された。そのほかの著書に『正義の申し子』『震える天秤』『海神』などがある。
出版社からの備考・コメント
※書影は仮のものです。
※ゲラは校了の前のデータにつき、修正が入る可能性がございます。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784575248067 |
本体価格 | ¥1,900 (JPY) |
ページ数 | 448 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー

『滅茶苦茶』を読んでから、染井さんのグイグイと進む展開と一度読んだら読む手が止まらない文章にすっかりハマりました。
今回の作品も一気読み!スクロールの手が止まりませんでした。
新宿歌舞伎町が唯一の居場所の少女 七瀬と、彼女に近寄る得体の知れない権者への復讐劇は溜飲が下りました。後半に七瀬の空白の5年間の描写が所々ありましたが、もう少し詳しく知りたかったです。(メインはそちらではないのは分かりますが、七瀬、大丈夫だったかなとハラハラしました)

東横キッズが主人公なのが面白い。
歌舞伎町が解像度高く描かれていて、没入感が高い作品でした。
主人公の魅力が高く、前半のラストはドラマチックで、「なんだかすごいものを読んでいるな」と心が震えました。
「早く続きが読みたい」と思い、ページを捲る手が止まらなくなりました。
後半は読者の期待を煽る見せ方でドキドキワクワクさせてくれて、愛という存在に夢中になりました。
期待に応える展開をテンポよく畳み掛けてくれて、とても気持ちいい読書体験でした。
読了後に、自分が行ったことがないのに歌舞伎町が愛しく思えて、物語後の彼らの日常に思いを馳せずにいられなくなりました。
大好きな作品です。

気になっていて読めずにいた作家さんの一人。期待して読みました。
いやはや、面白かった!期待以上でした。
前編は普通かなと思っていましたが、後編になって、なるほどと。
登場人物それぞれに味があり、物語の運び方も実に巧み。
ラストの処理もお見事で、夜更かしして読了した甲斐がありました。
深みがあるかというと微妙ですが、大変よくできたエンタメ。
東野圭吾や知念実希人を読んでいる層に幅広く受け入れてもらえそうな感じです。

歌舞伎町を舞台に繰り広げられる、
リベンジマッチ。
ある事件をきっかけに、
1人の少女が、
闇深い社会に立ち向かっていく。
そして、
目的達成のためには、
どんな手段も選ばない。
死と隣り合わせの危険にも、
絶対に屈しない。
その、
決意と覚悟の炎が、
荒々しく燃え上がるような姿に、
強く惹き込まれました。
失って初めて気づいた大切な感情が、
彼女をさらに強くしていく。
まさに、
決して砕けないダイヤモンドのような、
魅惑の輝きを放つファムファタール。
美しい毒牙を秘めた微笑みに、
完璧にノックアウト!
本作は、
狂気と正気の境界線が麻痺していく、
震撼の社会派サスペンス。
また、
死線を越えて、
生死を問わず戦い続ける、
歌舞伎町レボリューション。
読み終えた今も、
まだまだ彼女の行く末を、
追いかけていきたい余韻が残っています。
シリーズ化を熱望です!

清々しいくらい悪い奴のオンパレード。ようやく掴んだ自分の居場所を守るためならどんなことでもする七瀬の貪欲さがいい。彼女の頭の良さと行動力にゾクゾクした。歌舞伎町タワーなどの存在によって、今の歌舞伎町を感じられた。

前半は主人公七瀬が歌舞伎町に来た訳や
そこでトー横キッズとして生き抜く様を描いていて、
後半はその5年後の復讐を描いた物語でした。
後半がすごく面白かった。
もともと復讐劇が好きなんだけど、
七瀬がする復讐が全然綺麗じゃ無くて面白かった。
七瀬が関西で過ごした5年間があんまり明らかにならなくて、
どうやら舞妓になったらしいんだけど顔も変わっていたみたいだし
どんな風に復讐の準備をしていたのか知りたいなぁと思いました。
復讐することが街の浄化に繋がったのは
間違いないことなんだけど、
大人達が変わろうとしなければ首をすげ替えるだけで
また同じことが繰り返されていくだけなんだよね。
何かに不満があったり何かを変えたいと思ったら、
まずは行動を起こさないと。
復讐が何かを生んだ、そんな物語でした。